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今回はエクソームが呼気に含まれているとことを査読済み論文ベースで紹介します。加えてレプリコンワクチンのリスクについても議論したいと思います。… twitter.com/i/web/status/1…
抗原提示とキラーT細胞による細胞殺傷の模式図をあげておきます。図の説明をしておくと、左の図は細胞が抗原提示をしている様子を示したものです。右の図はキラーT細胞が活性化されて異物を抗原提示している細胞を攻撃しているところです。いずれもワインバーグの「がんの生物学」からの抜粋です。

このような問題のあるmRNA型ワクチンは全世界的にモラトリアム(接種中止)を行うべきであると私は考えています。接種を全面的に中止して被害の把握を行うべきだと考えています。このようなリスクの高いmRNA型ワクチンを疑似ウイルス化してしまう可能性が想定されているのがレプリコンワクチンです。今… twitter.com/i/web/status/1…
2007年にエクソソームにRNAが含まれていることが明らかになり、ある細胞から別の細胞にエクソソームを介してmRNAが移行することが示されました。エクソソームが血液、唾液、母乳に含まれていることは既に紹介しましたが、ここまでの情報からは、mRNAが個体間で伝播される可能性があるものの、いわゆ… twitter.com/i/web/status/1…
なぜならば、従来型のmRNAワクチンであれば、エクソソームによって、ある人の呼気を介してある個人から別の個人にmRNAが伝播されたとしても、そのmRNAの量は限られており、また通常のmRNAは細胞内寿命が短いため、その効果は一過性であり、それほど心配しなくてもよかったと思います。健康被害で問… https://t.co/SHYhZXpfCwtwitter.com/i/web/status/1…
実際に調べてみた結果、以降で紹介する論文により呼気にエクソソームが含まれることを前提として考えていくことが必要になったと思います。実際に、レプリコンワクチンの接種者から非接種者へ呼気を介してレプリコンが伝播するということが現実のものになろうとしています。ここまでが、長い前置きでし… twitter.com/i/web/status/1…
呼気に何が含まれるかで健康状態をモニターしようという試みはかなり前から行われています。実際、東芝は10年くらい前に呼気分析装置なるものを開発しています。その装置の紹介ページを最初にあげておきます。この装置では中赤外レーザーを呼気に照射して呼気に含まれるガス成分を分析します。このペー… https://t.co/Ip4E7a1CYrtwitter.com/i/web/status/1…
結論を最初に書いておくと、エクソソームは呼気にも含まれており呼気のエクソソームや肺胞洗浄液のエクソソームを使用して癌の診断の試みなど、非侵襲的に診断するツールとしての活用が行われているというのが実態です。最初の論文は昨年発表された(オンライン版は2021年の8月公開)論文ですが、詳し… https://t.co/Gk2hWXARabtwitter.com/i/web/status/1…
もう一つ論文を紹介していきます。こちらはNatureの公開版電子ジャーナルのScientific… https://t.co/dNh2A1HLWDtwitter.com/i/web/status/1…


呼気に含まれるエクソソームがmRNAを含んでいるかどうかについては今後の解析を待つ必要がありますが、これまでに蓄積しているエクソソームに関する知見から考えると蛋白質はもとよりmRNAやマイクロRNAを含んでいると考えることは妥当なことだと思います。… twitter.com/i/web/status/1…

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May 15
6回目接種をいかにやめさせるかについて非常に多くのコメントをいただき、どうもありがとうございました。全部のコメントを読ませていただきました。様々な立場から有益なアイデアをたくさんいただき大変参考になりました。皆様の尽力には感銘を受けました。私自身も大いに役立たせて いただきます。
今回の接種が6回目になる人も少なからずいますが、6回目の接種の臨床試験は行われておらず、まさしく未知の領域に突入しています。免疫学的な視点からは、同一抗原で繰り返し免疫すること、それも抗原性が高い抗原で、しかも強力なアジュバントを使用して免疫を繰り返すことは大変危険です。
今回のmRNA型生物製剤の抗原であるスパイクタンパク質は極めて抗原性が高いタンパク質です。それに加えて脂質ナノ粒子は強力なアジュバント活性を持つことが既に査読済み論文で示されています。… twitter.com/i/web/status/1…
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Apr 9
プラスミドゲート事件はmRNA型生物製剤にmRNAの製造過程で使用されたプラスミドDNAが残存していたというKevinさんのツイッターおよびブログでの発信に端を発しています。Kevinさんは実験の目的、方法、結果についてご自身のブログの中で詳細に説明しています。それをわかりやすく荒川先生が説明。
荒川先生のブログを紹介しているのがこのツイートです。mRNA型生物製剤へのDNAの混入について考察するために知っておかなければならないのはDNAとRNAの違いです。DNAとRNAの物性の違いについて、基本的なことを以下で説明します。
最初にDNAとRNAのそれぞれの構成要素について説明します。ヌクレオシドという言葉とヌクレオチドという言葉についてまず説明します。DNA・RNAを構成する要素はヌクレオチドです。図で示したヌクレオチドがリン酸基を介して次々に結合してできあがるのがDNAやRNAです。 Image
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Mar 31
今回は少しマクロな視点で考えてみたいと思います。
今回のSARS-CoV-2パンデミックですが、ワクチン接種を行わなかった国では実質的にパンデミックは収束しています。日本は感染対策を何もしないことが最良の方策だったとずっと思っています。日本人の免疫状態、交差免疫にもっと注目すべきでした。
東アジアでは4種類のヒト型コロナウイルスの感染拡大が何度もおきていて、多くの人はコロナウイルスに対する細胞性免疫を保持。日本も接種を行わなければこの図のアフリカやハイチのように(グラフの下にはり付いています)どこにグラフがあるのかわからないという状態になっていたと思います。 Image
抗体によるウイルス中和という防御機構が有効なのはスパイクタンパク質に対してだけです。ところが細胞性免疫は全ての主要タンパク質に対して有効です。スパイク遺伝子は変異が多くアミノ酸配列の類似度がコロナウイルス間で低いためスパイクの交差免疫が生じる可能性はかなり低いのです。
Read 15 tweets
Mar 17
Plasmidgateについてですが、今朝、早朝の4時からKevinさん登場のRumbleライブが開催されました。セネフさんのプレゼンから始まり、最後はKevinさんのプレゼンで終わるというものでした。KevinさんはmRNA型生物製剤へのDNAの大量残存をどのような経緯で見つけたかを説明していました。リンクは次に。
セネフさんのプレゼンはプリオンに関するものでした。これもスライドを使用して説明していて参考になりました。今回はこのRumble動画で聞いたことを中心に発信します。Kevinさんは誠実な研究者という印象でした。
rumble.com/v2dgaf6-scienc…
KevinさんはmRNA型生物製剤へのDNAの大量残存をどのような経緯で見つけたかを説明していました。mRNA型生物製剤に、転写が途中で完了した短いRNAが含まれているかもしれないと考えてRNAを逆転写してDNAに変換して配列決定をしてみたら予想していなかったベクター配列が見つかったというのが出発点。
Read 22 tweets
Mar 12
mRNA型生物製剤への製造時に使用した発現ベクターが、最終製品にかなりの量(mRNAの20%から35%)残存していることがある研究者から示され、アメリカでは最近問題に。plasmidgateというキーワードで検索すると関連する情報がたくさん見つかります。プラスミドゲート事件。大きな問題になるのか?
この図は発現ベクターの遺伝子マップ。赤い部分がスパイク遺伝子、oriと書かれた黄色い部分は大腸菌でDNAを複製させて増やすための複製開始点。赤で示されたのがスパイク遺伝子ですが、その上流部、矢印の起点付近にT7 promoter配列があります。この配列がmRNA合成では重要なはたらきをします。
T7 promoter配列ですがT7というのは大腸菌に感染するウイルスの1種のこと。この配列があるとそこにT7由来のRNA合成酵素が結合して大量にmRNAを合成することができます。さらに、このDNAにはSV40プロモーター配列も存在していますのでその下流の遺伝子はヒト細胞でも発現。薬剤耐性遺伝子も存在します
Read 22 tweets
Mar 11
少し前の長いスレッドを再度紹介しましたが、そのスレッドの根拠となる論文が多数収載されているレビューが発表されました。マッカロー博士らの論文ですが福島先生も著者に加わっています。スパイク発現細胞が免疫システムに攻撃されることが広く認識されてきました。ここから論文にアクセスできます。
論文はあまり長くないのですが、スパイクタンパク質が細胞膜に局在することや、細胞内で産生されたタンパク質がMHCクラス1分子に結合して抗原提示され、それで免疫システムの攻撃を受けることが書かれています。またスパイク発現細胞が免疫系システムの攻撃を受けたという実例の論文も示されています
接種後どのくらいまでスパイクが検出できたかという論文も集めていますし、エクソソームという細胞から放出される顆粒状のものについて、その役割を議論しています。ファイザーの研究者がmRNAワクチンで免疫が誘導される仕組みを理解しないまま緊急承認に進んだことも示唆されています。
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