IHMEの予測が更新されたが、日本はシナリオを完全に組み替えた模様。
思いつく限り最悪のシナリオでの予測になっている。そして日本人はアホでクレイジーだという想定になっている。こういう評価と予測できたか。
どうもオリンピックで様子見していた模様。極端な過小評価を3ヶ月続けた意図が不明。
IHME 2021/08/19更新
日本予測
第5波エピデミックSurgeは、9月上中旬に感染発生のピークとなり、1日あたり13万人の感染発生となる。本邦は検査過小の為、実際の統計値はこの1/4〜1/5程度となる。また、遅行日数があるので、実際の統計は14日後となる。
covid19.healthdata.org/japan?view=cum…
現状維持予測（紫）では、9月上中旬に13万人/日となった後やや減衰し、その後は10万人/日で一定となる。秋の波=第6波の影響か？
悪い予測(赤)では80万人/日となり11月末に10万人/日となる。
95%信頼区間は3枚目。
検査抑制国策で検査はほぼ増えないと予測。
実際の統計値は14日遅行で1/5~1/10過小評価
日毎死亡数
現状維持予測では10月上旬に500人/日となるり、悪い想定では、3000人/日となる。
累計死亡数
現状維持で12/1までに53000人
悪い予測で12/1迄に約16万人
95%信頼区間は3枚目4枚目
謎々効果は完全に消滅し、トランプ時代の合衆国と等価と予測されている。要は世界最悪。
ワクチン接種は、順調に進み年末までには接種完了率80%を達成する見込み。
現在の合衆国並みの接種完了率50%となるのは、9月で、10月には欧州並み。
要するに集団免疫仮説は崩壊している。（ファウチ博士は言及しなくなった。）
医療資源は現状の二倍の水準で圧倒される状態が年末・来年まで続く。
マスク着用率はきわめて高水準を維持。
社会的距離は、エピデミックの激化にかかわらず確保されない。ロックダウンは実施されない。
検査数は極めて低水準で推移。
ワクチン接種は順調だが、その質は不明。集団免疫構想はウィルスに圧倒されて既に崩壊。
ワクチン接種が進むにつれて社会的距離が崩壊して行くのが本邦の特徴。
社会的距離は、時間の経過と共に崩れて行くが、エピデミックの激化の中でこれまでは自粛が成されていた。
科学的事実と反するワクチンプロパガンダで市民にワクチン無双教がすり込まれた結果で、合衆国の二の舞。きわめて深刻。
以上、IHMEによる2021/08/19更新のシナリオによる2021/12/01迄の予測。
戦争や内戦、クーデターの起きている国でもここまで酷いのは珍しい。
但し、IHMEの癖として、シナリオ改訂時は、予測が悲観的に触れることが多い。1カ月程度で落ち着く。
パンデミック政策の完全な転換と、責任者、愚行の張本人を一掃しない限り、もう無理だろう。
これ、なんで日本がこうなったかは、IHMEのシナリオと僕の本 #誰コロ の指摘は一致しているの。今回の予測シナリオでIHMEが #誰コロ に合ってきた感がある。
しかし、オリンピックが終わるまで3ヶ月間、異常な楽観的シナリオで評価と予測をしてきた意図が不明。
amazon.co.jp/%E8%AA%B0%E3%8…
IHME 2021/09/19予測 韓国(概要)
一時、K防疫の破綻が懸念された韓国は、ソウル首都圏域へのロックダウン導入によって建て直しに成功した。
12/1迄の死亡者数も累計で3000人狂に留まる見込み。
しかし、社会的距離の維持という点で懸念が残る。
covid19.healthdata.org/republic-of-ko…
訂正）
3000人狂→3000人強
IHME 2021/09/19予測 合衆国(概要)
現状維持シナリオなら、第3波より小さな並みとして収束する見込みだが、合衆国はワクチン過信からマスク着用率が著しく低く、悪い予測をとる可能性がある。
悪い予測でも死者数は第3波より大幅に少なくなるが、これがワクチンの効果。
covid19.healthdata.org/united-states-…
合衆国におけるワクチン接種率は、60%で完全に頭打ちとなる見込み。
これは、共和党・保守・宗教右派によるワクチン忌避と、タスキギー人体実験による黒人、ヒスパニックでの公衆衛生の信用失墜が故であり、妥当な数字と言える。
集団免疫構想は完全に崩壊。
今後はBooster Shotに注力となる。
折角バイデン政権で達成し、絶大な効果を発揮したマスク着用は、ワクチン無双プロパガンダによって完全に崩壊。社会的距離の確保も崩れきった。
ワクチンは、死亡回避に大きな効果を持つが感染防止にはマスクが絶大な効果を持つ。そしてマスクは社会的距離確保の補助である。
結局、原点回帰しかない。
合衆国、韓国、台湾、日本 報告された死亡数とIHME推定の真の死亡数の乖離。
合衆国 150%
韓国 120%
台湾 300%
日本 評価中止
台湾では、α株エピデミックでの把握率低下による。
日本は、5月に新の死亡者数を10倍と評価、その後6倍と下方修正したが、何故か評価を取りやめた。
数カ国を除き評価対象
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