今も日銀を使って株主リスクの社会化にいそしんでいるわけで。力のある立場のための社会主義は大昔からあって、それがどう下々にまで広まって来たかが、社会進歩というものがあるとしたら、その歴史。
そうした「進歩」の原資はなにか? それはずばり生産性の高いセクター。今は中国の工業生産力が、シーザーの時代のエジプトの農業生産力なみに潜在的に過剰なので、パンのサーカスのパンの小麦がエジプト産だったように、消費財が中国産でOKというのが、ここ20年くらいの米の暗黙の戦略だった。
こうした古典古代のグローバル経済も、現代のグローバル経済も、外乱には脆弱。さらにそれ以前の青銅器文明時代のグローバル経済は前1200年頃に壊滅した。
なるべくローカルな「原資」に基づいて社会を「進歩」させるのが吉なのだが、「力のあるものへの社会主義」のうちどう考えても許しがたいものを秩禄処分することが喫緊というのが日本の現状だろう。原子力とか、厚労省とか。
河野期待が、そのあたりの事情が意識的であるかどうかはさておいて広く共有されていることの顕われだとしたら、それはおそらく吉。
秩禄処分 :
秩禄とは、華族や士族に与えられた家禄と維新功労者に対して付与された賞典禄を合わせた呼称。経過措置として公債が支給された。支配層がほぼ無抵抗のまま既得権を失ったという点で、世界史的にも稀な例とされる
ja.wikipedia.org/w/index.php?ti…
21世紀の再分配の「原資」は大企業になるか。
共和制ローマでは三次にわたるカルタゴ戦後、兵役による農地の荒廃と「生産性」に優る旧カルタゴ領の大規模経営農場に押されて旧ローマ領内の自作農が債務破綻プロレタリア化した。救済は軍団の職業軍人化とさらに「生産性」に優るエジプト産小麦の無料配給という形に。
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