静岡県で3歳の女の子が送迎バスに置き去りにされ、熱射病で亡くなった。
同様の事故は2021年に福岡県でも発生、当時5歳の男の子の命が失われている。
この事故を受け、福岡県の株式会社サイバネテック社は「置き去り検知システム」の開発に取り組んでいる。
fnn.jp/articles/-/414… #熱射病
同社のシステムは車内の状況を知らせる「送信機」をバスに取り付け、幼稚園の事務所などに設置した「受信器」からモニタリングを行う仕組み。
昨年12月と今年1月に、近くにある幼稚園の協力を得て実証実験を実施した。
fnn.jp/articles/-/414… #幼稚園
送信機では「人感センサー(人を検知)」「加速度センサー(走行状況を知らせる)」「温度センサー(車内気温を測る)」「圧力センサー(運転席に人がいるか検知)」の情報を一定周期で受信機に無線で送信。
さらに緊急事態を伝える呼び出しスイッチも搭載している。
fnn.jp/articles/-/414… #バス
バスの停車中に運転手がいて、他の座席に反応がなく温度も正常なら、パソコンの表示は全て緑色になる。
これが、停車中に運転手がおらず、座席に人がいて車内温度が上昇していると、赤や黄色の表示に変わり「置き去りの可能性がある」とメッセージが表示されるのだ。
fnn.jp/articles/-/414… #温度
また、送信機の呼び出しスイッチを押すと、受信機側のパソコンからアラーム音が鳴り、置き去り発生時には外部に状況を知らせる手段になる。
ちなみに、同社によると受信機と送信機が5kmほど離れていても通信可能なことを確認しているという。
fnn.jp/articles/-/414… #置き去り
サイバネテックの担当者に話を聞いてみた。
――このシステムを作ろうと思い立ったきっかけは?
2021年に近隣で起きた園児置き去り事故がきっかけです。早期に発見、対応できるような仕組みを考えることも必要ではないかと思い、本システムの開発に着手いたしました。
fnn.jp/articles/-/414…
――開発で心がけたことは?
電子機器に馴染みのない方が「難しそう」「よく分からない」といった拒否感を持たないように送信機は車に設置するだけ、受信機もPCと接続してソフトを立ち上げるだけで簡単に使用できるようなシンプルな構成を目指しました。
fnn.jp/articles/-/414…
――実証実験の現場の反応は?
「バスにいなくても車内状況が確認できるのが便利」「みんなが車内状況を共有できる」といった感想を頂き、人による監視体制の徹底+電子技術を活用することで効果的な対策につながるのではというイメージを共有頂けたのではないかと思います。
fnn.jp/articles/-/414…
――静岡県でまた子どもが亡くなる事故が起きてしまったが…
事故を受けて感じたことは、人手不足問題は思っている以上に深刻な状況なのではないかということです。繰り返される「置き去り事故」の本質を捉えた上で社会的問題として検証すべきではないかと感じています。
fnn.jp/articles/-/414…
Share this Scrolly Tale with your friends.
A Scrolly Tale is a new way to read Twitter threads with a more visually immersive experience.
Discover more beautiful Scrolly Tales like this.