山麓の家で私を育ててくれたアメリカ人の老詩人が昨年ついに逝ってしまった。彼から引き継いだ仕事をこれからも続けていきます。お絵描き、音楽♪ 読書。ニワトリの放し飼い。料理じょうず。自転車(ロード)、くずし字・古文書読解。英語ペラペラ。スペイン語。中国語。русский язык。🇵🇸加油!

Nov 18, 2022, 92 tweets

ダグラス・マクグレゴー大佐のウクライナ最新情報
/赤いラインが引いた危険な誤算

This is a red line in Ukraine
/Judging Freedom (全訳)

①ジャッジ・ナポリターノ:こんにちは。ジャッジング・フリーダムのジャッジ・ナポリターノです。11月8日(火)、2022年アメリカ中間選挙投票日当日、東海岸時間午後3時です。今日のゲストは、私たちの最も認知度の高いゲスト、カーネル・ダグラス・マクグレゴーです。カーネル、ようこそ。

②ジャッジ:カーネル、昨晩のカーネル情報に関連した事で、ニューヨークタイムズの記事を読みました。記事の内容は、おおよそアメリカ合衆国国家安全保障アドバイザー、ジェイク・サリバンがロシア政府内の彼のカウンター・パートにあたる人々と会った事について書かれたものだったと思います。

③ジャッジ:彼らはロシア政府内で国家安全保障についてプーチンに助言できる立場にある人々です。まず、今日はそれについて話してください。

カーネル・ダグラス・マクグレゴー:いいですよ。二つの情報源がありました。

④カーネル:一つはウォール・ストリート・ジャーナルの記事で、これが今のところ一番詳細に論じていますね。それからニューヨーク・タイムズの記事にもそれについての言及がありました。この手の記事は、ヘッドラインだけでなく記事の最後まで注意深く目を通す必要があります。

⑤カーネル:それはこういうふうに
「ジェイク・サリバンはクレムリンと接触できるホワイトハウス内では唯一の人物だ」と始まっていました。しかし、その接触が、いわゆるバックチャンネルなのか、直接顔と顔を合わせての会合なのか、電話なのか、不明瞭です。第二に、….

※Jake Sullivan

⑥ジャッジ:話を進める前にここでちょっと質問させてください。そもそも、アメリカ合衆国国務長官がロシア外務大臣と話をするような事はそれほど稀なことなのでしょうか?在露アメリカ大使が定期的にロシア政府高官と話をすることはそれほど珍しいことなのでしょうか?

⑦カーネル:普通なら、稀でもなんでもありません。アメリカ合衆国国務長官がロシア外務大臣と話する事は、ごくごく当たり前の事です。

⑧カーネル:しかしながら、アントニー・ブリンケン(アメリカ合衆国国務長官)とミスター・ラヴロフとの関係は極端に険悪なものになっており、もはやミスター・ラヴロフは、ブリンケンがなんと言おうと一才聞く耳を持たないというところまで行ってしまいました。

⑨カーネル:中国の外務大臣もミスター・ラヴロフと同じ考えだと思います。

ジャッジ:ジェイク・サリバンは実際にモスクワまで飛んだのでしょうか?それとも第三国の中立地帯で会ったのでしょうか?Zoomで話したのでしょうか?電話でしょうか?

⑩カーネル:そこが問題なのですが、ウォール・ストリート・ジャーナルとニューヨーク・タイムズの記事の印象として、おそらくエレクトロニックだったのでしょう。繰り返しになりますが、それがバックチャンネルだったのか、面と面を合わせての直接対話だったのか、今の私たちにはわかりません。

⑪カーネル:ただわかっているのは、ジェイク・サリバンが話した相手は、一人はが在ワシントン・ロシア大使、もう一人が元FSB長官だった人物だったということです。そしてこの二人はロシア国家安全保障アドバイザーと繋がりが深く、….

ジャッジ:FSBの前身は、あのKGBですね。

⑫カーネル:そうです。正解です。しかし、全く同じものではありません。

ジャッジ:ちょうど、アメリカのFBI長官やCIA長官と話したようなものですね。

カーネル:そうです。そして、彼らはプーチン大統領に極めて近い場所にいるわけです。

⑬カーネル:しかし、記事の中には会合の中で「ロシア人が何を言ったか」についてはあまり書かれていません。ただジェイク・サリバンが語ったと「思われる」ことについてのみ書かれています。

⑭カーネル:「ジェイク・サリバンが紛争拡大を抑えるための努力している。ロシア軍の侵攻が現在の境界線を超えて、さらに拡大しないように特別な戦略を構想している」と言うのです。しかし、詳細については一切明らかにされていません。

⑮カーネル:しかし、会合の中でジェイク・サリバンが「もし、ロシアが核兵器を使用したなら、そこに不可知の結果が待っているだろう」とロシア側を脅かしたことが暗示されています。しかし、これ自体、前提からして全く馬鹿げています。

⑯カーネル:なぜなら、「核攻撃を受けない限り、こちらから核兵器を使うことはない」という事をずっと言い続けているのはロシアの方だからです。
そこで、重要になってくるのが「赤いライン(Red Line)です。

⑰カーネル:レッド・ラインは極めて重要な概念です。なぜなら、どちらかがそれを超えたら最後、その結果として「何か」が起きるという意味だからです。しかし、レッド・ラインについて具体的なことは何一つとして明らかにされていません。

⑱カーネル:しかし、ジェイク・サリバンが「ロシアは紛争をエスカレートしようとしており、私たちはその証拠を握っている。ロシアの戦争拡大は核戦争に発展する恐れがある」言ったと書かれています。

⑲カーネル:ロシアがこれから紛争をエスカレートさせていく可能性については、もちろん私たちが今まで話してきたように事実です。疑いの余地はありません。ロシアは冬が始まると同時に本格的な大規模攻勢に出るからです。そしてそれについてずっと公に発表してきました。

⑳カーネル:ところがジェイク・サリバンはわざわざ「そこ」に赤いラインを引いたわけです。そして、もしロシアが「その赤いライン」を超えた場合、アメリカはこの紛争に直接軍事介入するだろうと切り出したわけです。

㉑カーネル:アメリカは、「ロシアがウクライナからその領土を切り取ることを決して許さない」、「この紛争をロシアの勝利で終わらせることを決して許さない」と宣言したというわけです。

㉒ジャッジ:二つほど質問をさせてください。そして私が間違っていたなら訂正してください。まず第一に、「ウクライナはずっと以前から分割されていた」のではないですか?

カーネル:いいえ。いいえ。彼らが話しているのはレーニン・ソビエト時代の構造です。

㉓カーネル:そして、私たちは冷戦の終わりにそれを合法的なウクライナの境界として承認してしまったのです。結果として、実際には、何百万人というロシア人がウクライナ領内に閉じ込められることになった。もともと彼らがウクライナ領内にいたわけでもないし、ウクライナ人であったこともありません。

㉔カーネル:しかし、境界の設定上、そういうことになってしまったというだけの話です。だから、ウクライナ領内に取り残され、閉じ込められたロシア人にとって、これからもウクライナに「居る」事は全く意味がありません。

㉕ジャッジ:ジェイク・サリバンの「脅し」は、具体的には、第101アメリカ軍空挺部隊40,000人のポーランド駐留を意味していたのでしょうか?

㉖カーネル:それははっきりとは分かりません。しかし、記事の行間から漏れてくるニュアンスや私が得た他の情報筋から、ジェイク・サリバンの暗示するところは「合計90,000人の兵力をポーランドとルーマニアに駐留させている」ということだと推測できます。

㉗カーネル:そして、もし「ロシアが紛争をエスカレートさせた場合」私たちがこれまで話してきたように当然、ロシアはその予定ですが、「その時、アメリカはアメリカ軍40,000とポーランド軍30,000とルーマニア軍20,000合わせた合計90,000でロシアとの直接対決に踏み切るだろう」という事を意味します。

㉘ジャッジ:ジェイク・サリバンは軍人でもないくせに、国民の承認も議会も承認も得ることなく、9万もの兵力をプーチンへの直接の脅しとして使っているわけですね。これは愚かであり、狂気ですね。

㉙カーネル:私は詳細について、彼がどれほど踏み込んでいるかは分かりません。しかし、ロシアは私たちがあそこで何をやっているのか、またこれから何をやろうとしているのか詳細に把握しています。ジャッジよ、東ヨーロッパに張り巡らされたロシアの情報網の密度の濃さを考えてみたまえ。

㉚カーネル:コソボ戦争の時のNATO空爆をセルビアは完全に把握していました。イタリアのNATO基地から飛行機が飛び立つ度に、いったい何機飛び立ったのか、どこに向かっているのか、何を搭載しているのかをセルビアは完全に把握していたのです。

㉛カーネル:ロシアは当然、セルビアよりもずっと優れた情報網を持っているわけです。人工衛星、宇宙空間監視網、それはアメリカのNSAに匹敵するものです。だから、ロシアは私たちの手の内を完全に読んでいる。そして、私たちはジェイク・サリバンの詳細について知る必要すらないのです。

㉜カーネル:ただ、「アメリカが直接武力介入するために具体的準備を進めている」ということを指摘するだけで十分だからです。
さて次に、ロシア側が言うところの「赤いライン」とは何なのでしょうか?

㉝カーネル:サリバンの「仄めかし」に対してロシア側がどう反応したかはわかりませんが、ロシア人の身になってみればそれははっきりしています。つまり「もし、アメリカが直接ウクライナに入ってきたら、その時、アメリカがロシアと戦争を始めたものとみなす」という事です。 大変、不味い状況です。

㉞ジャッジ:はっきりさせておきたいのですが、アメリカ合衆国国家安全保障アドバイザーのジェイク・サリバンは、多かれ少なかれ、直接であれ間接であれ、ロシアが「赤いライン」を超えた時、ウクライナの地でアメリカ軍とロシア軍が遭遇する事になるだろうと、プーチンを脅かしていると言う事ですか?

㉟カーネル:そういう事だと思います。それが私の受け取った印象です。そして、それは少しも驚くことではないのです。なぜなら、一つは、ウクライナの状況は非常に急速に悪化しているからです。そして、アメリカはウクライナ政府崩壊の現実を非常に心配しています。

㊱カーネル:ある概算によると、ウクライナの国家経済・社会のストラクチャーが完全に崩壊するのに後60日とかからないそうです。また、ウクライナは国家総動員法を発令して、女性の徴兵を始めなければならないだろと言う人もいます。

㊲カーネル:なぜなら、ウクライナの成人男子が既に死んでしまって、兵隊がいないからです。そしてたくさんのウクライナ人が国外へ逃げ出しています。ここにとどまっている限り、生き残ることは難しいと誰もが知っているからです。電気もガスも水道も何もない。今日、食べる食糧すらない。

㊳カーネル:ウクライナの現実は非常に過酷です。ですから、ロシアが攻撃に出ず、ひたすら防衛に徹して辛抱強く待っているわけがわかるでしょう。攻撃に転じなくても、ウクライナ軍の方でカウンター・アタックを繰り返しながら、ゾンビが自ら杭に突き刺さって滅びていくように自壊してくれるからです。

㊴カーネル:そして、ウクライナを支援しているヨーロッパも放っておけば自分で沈んでいくのです。ロシアがここで焦る必要は全くありません。

ジャッジ:我が第101アメリカ空挺部隊40,000人はいったいポーランドやルーマニアで今、何をやっているのでしょうか?

㊵カーネル:全てが第101空挺部隊ではありません。いくつかの部隊がありますが、おそらく第101部隊からは3部隊は駐留しているだろうと思われます。

ジャッジ:いったい、ポーランドで何をしているのですか?

㊶カーネル:報告によると、戦闘に備えて、厳しい実践訓練をしていると聞きました。しかし、インタビューに答えていた司令官が言うほど実際の効果は出ていないと思います。ルーマニアでは、この週末、大規模な反政府デモが各地で起きました。

㊷カーネル:大多数のルーマニア人は、政府が反ロシア戦争に参加することに反対しているのです。びっくりするではありませんか。国境を挟んだモルドバでも、加熱した反政府デモが、大統領退陣を求めて暴力的レベルにまで達しています。

㊸カーネル:ですから、この南の地域の現実は「団結」とはほど遠く、全く不安定なのです。唯一、NATOの中で、真面目に、政治的に一国体制で反ロシア・クルセードに参戦しようとしている国はポーランドくらいなものです。

㊹カーネル:実際に、今、ウクライナ軍として戦っているほとんどがウクライナ軍の制服を着たポーランド人です。実際に、もう戦争に参加しているのです。それ以外の国で、真面目に参戦を考えている国はありません。

ジャッジ:ポーランドの行動は全く軽挙で愚昧な行動ではないでしょうか?

㊺カーネル:アメリカとポーランドの合同飛行師団がルーマニアに南下し、モルドバを経由してウクライナに向かっています。ハンガリーを経由した方がずっと近道なのに、なぜわざわざ遠回りをしなければならないのでしょうか?

㊻カーネル:なぜなら、合同軍がハンガリー国内を通過することについてハンガリーは強い懸念を表しているからです。だから、モルドバを経由するしかない。そして、モルドバとその段取りをつけているところですが、そのモルドバですら今、大規模な反対デモが起きているというあり様です。

㊼カーネル:みんな参戦に反対しているのです。モルドバがアメリカ・ポーランド・ルーマニア連合軍の武力介入にとって戦略上、絶対不可欠な要素であるのも関わらずです。

ジャッジ:アメリカ合衆国大統領は、この「計画」にすでにゴー・サインを出したのでしょうか?

㊽カーネル:議論されてはいますが、まだジェイク・サリバンには伝えられていないと思います。アントニー・ブリンケンは既に気づいていると思います。アメリカ合衆国大統領に対し、どういうことが伝えられ、またどういうことが伝えられていないのか、私にはわかりません。

㊾カーネル:私の希望として、ある程度の情報は伝えられていると思いたいですね。それにしても、私たちの置かれた状況は非常に危険なものになっています。

㊿カーネル:中間選挙の真っ最中ですが、しかし選挙結果はバイデン政権に何のインパクトを与えることもなく、このまま一切の議会の承認なしで、ただ現政権の一存だけで性急に事が進められていく可能性があります。

51. カーネル:なぜなら、仮に共和党が大勝して、議会の政治地図が塗り替えられたとしても、実効は来年の1月まで待たなければなりませんから。それまで、バイデン政権と戦争支持者が実権を握り続けることになるからです。

52. ジャッジ:バイデン政権の中で一人でも、ゼレンスキーの肩に手を回して「そろそろ真面目に戦争を終わらせる話し合いを始めようじゃないか」と言ってくれる者はいないのでしょうか?

53. カーネル:大変難しいですね。ジェイク・サリバンの「旅」の第二の目的はキエフでゼレンスキーと会う事だったのですが、そこに民主党のクーンズ上院議員と共和党のポートマン上院議員も加わって、「アメリカのウクライナへの変わらぬ支援」を約束しました。

Chris Coons (L)     Rob Portman

54. カーネル:そしてジェイク・サリバンは「アメリカはウクライナと共にある。アメリカはこれからもウクライナと支援する。アメリカがウクライナを見捨てることは決してない」と伝えました。

55. カーネル:と同時に「しかし、もし、ウクライナがプーチンと交渉する準備があるなら、アメリカはそれを歓迎する。それは世界平和の大きな貢献となるだろう」とも付け加えました。

56. カーネル:これはウォールストリート・ジャーナルに書かれていた事ですが、「ヨーロッパはウクライナ紛争で疲労困憊しているので、もうすぐ戦争は終結するという希望を与えておく事が必要だ」と言うのです。

57. カーネル:しかし、その本当の意味は、つまり「戦争終結のための努力をアメリカがしていると言うジェスチャーが、ヨーロッパを繋ぎ止めておくために必要だ」というわけですね。ヨーロッパの本音はあくまでも「戦争は今すぐにでも終えてもらいたい」です。

58. カーネル:ところが、昨日のことですが、ミスター・ゼレンスキーが少しも躊躇することなく、はっきりと次のように言いました。「ロシアが完全にウクライナから撤退し、ウクライナの領土が元通りに回復することが、交渉の絶対条件だ」と言ったのです。

59. ジャッジ:それは絶対にあり得ないでしょう。つまり、交渉自体が全くの、茶番劇のように聞こえます。

カーネル:もちろん、馬鹿げた茶番劇に決まっています。アメリカには本気で交渉して戦争を終わられる気など微塵もないのです。交渉という提案自体が前提からして完全に偽物です。

60. カーネル:ジェイク・サリバンがゼレンスキーに求めたものは「役者なら誠実な紳士を演じろ。ゼレンスキーは平和を望んでいるという幻想を世界に抱かせるのだ。そうすれば、またしばらくの間は世界は騙され続けるだろう」です。しかし、世界もそろそろ真実に気づき始めています。

61. カーネル:ゼレンスキーも彼の政府も操り人形だ。極右ナショナリストの人質だ。誰であれ、ロシアとの平和交渉を口にしたら最後、キエフの街路樹にぶら下がることになるからだと気づき始めています。

62. ジャッジ:約一ヶ月前に、プーチンが発表したリザーブ300,0000人の導入は今、どうなっているのでしょうか?

カーネル:ほとんどが完了し、すでに正規軍として働いています。新編成されたユニット、強化されたユニット、色々な形態がありますが、ほとんどが完了して、今、待機中です。

63. カーネル:しかし、キー・ポイントは気温が下がって地面が凍結する時です。現在のウクライナは37°Fで、まだ雨季の泥沼状態です。攻撃するにしても防衛するにしてもあまり良い条件とは言えません。だから今は大きな動きは期待できません。

64. カーネル:しかし、気温が下がって大地が凍結した時、全てが決定的に動き始めるでしょう。10月に一度あったようにいきなり30°下がるかもしれないし、それは明日起きるかもしれないし、12月中旬になるかもしれません。それは分かりません。

65. カーネル:しかし、冬が到来して大地が凍結した時、ロシア軍の総攻撃が始まるはずです。その兆しはあらゆる所に見られます。少なくともはっきりと確認できる三方面、東部方面、東南部方面、北部方面で顕著な軍事増強が見られます。太いロジスティックが背後に構築されています。

66. カーネル:これらの布陣は防衛的なものではなくはっきりと攻撃的なものです。ロシアはここできっちりカタをつけて戦争を終えるつもりなのです。本当に終わるかどうかはわかりませんが、それがロシアが堅く心に決めている事です。

67. ジャッジ:ジェイク・サリバンをモスクワに送ってプーチンに脅しをかけているという狂気に対し、バイデン政権に批判的なはずの共和党保守派が沈黙しているのはなぜでしょうか?

カーネル:第一に、ニューヨークタイムズの記事もウォール・ストリートジャーナルの記事もわかりにくい。

68. カーネル:私も、さまざまな情報源から分析して、ようやく概要が掴めたくらいです。第二に、ワシントンポストも他の主要メディアもバイデン政権の広告塔に過ぎないということです。みんな、ロシア憎しで固まっています。むしろロシアとの戦争を熱狂的に支持しているわけです。

69. カーネル:彼らはロシア制裁という現政権の外交政策を熱心に支持しています。ですから、なんであれメインストリーム・メディアが報道するものは、FOXニュースの一部にごく少ない例外があるにしろ、現政権の対ロシア政策を人々に支持させるためのプロパガンダとみていいでしょう。

70. カーネル:これはどうみても大惨事ですが、むしろ共和党にとって有利に働くと私は思っています。なぜなら、今、共和党が言っていることは「わかった。バイデン政権を支持しよう。私たちはウクライナを支持します。

71. カーネル:しかしながら、この戦争を本当に終わらせそうという見込みを示すはっきりとした証拠を見せてほしい。それが提示されない限り、これ以上の支援はできない」という事です。これを見ると、共和党の圧勝のように私には思えます。

72. カーネル:しかし、共和党とはいえ、そもそもこの戦争を始めるに至ったワシントンの巨大なロビイストの意向やマネーの力に逆らってできることは多くはないと思います。

ジャッジ:莫大なマネーがミリタリ・インダストリーに流れ込んでいきますからね。

73. ジャッジ:カーネル、真っ暗な現実ですが、あなたの分析を聞くことは喜びです。

カーネル:最後に一つ言っておきたいことがあります。

ジャッジ:なんでしょうか?

74. カーネル:スロヴィキン将軍が最高司令官の地位を受けた時、彼は短い声明を発表しました。

75. カーネル:それは

「私はウクライナに対してシリア方式は取りません。ウクライナを肯定しません。今後、いかなる形であれ、ウクライナがロシアを害することを目論むあらゆる外国勢力のツールとなることが二度とないように、徹底的な措置を講じます」

というものでした。

generl armageddon

76. カーネル:つまり、冬の到来と同時に開始されるロシア軍の総攻撃は、8年以上続いたこの戦争に完全に終止符を打つようにデザインされているということです。そして将来的に二度と再燃しないようにデザインされているということです。

77. カーネル:ですから、私たちがそこに介入しようとすることは、どう考えても愚か極まるアイデアだと言わざるを得ません。すでに話してきたように、ルーマニアや他のNATO諸国の状況を見て、ワシントンの少しでも頭のまともな人たちが、じっくり真面目に考えてくれることを切に希望します。

78. カーネル:私たちは、何の実質的な指示がないまま、指示があるという幻想を抱いて無謀にも実行しようとしているからです。

(了)

オリジナル動画:

79. 解説:あらゆる紛争は全面的消耗戦争に発展する可能性を持っている。最初の世界大戦の発端は、ユーゴスラビア民族主義者の青年が、サラエボに視察に訪れていたオーストリア・ハンガリ帝国皇太子を暗殺した一事件(サラエボ事件)だった。

80. 戦争の成り行きに対する見通しの甘さと(そもそもいったい誰が見通しなど立てらるだろうか?)、自国は必ず勝利するという、これまた何の根拠もない、熱狂の導きよって、戦争は不可逆的に行き着く最後のところまで行ってしまう可能性が常にある。

81. 悲惨な結果が構成員全員に痛いほど実感できるレベルに達した時点でさえ、それまで散々盛り上げてきた好戦・必勝ムードと、すでに払ってしまった多大な犠牲を取り戻さなければという執着が、冷静な判断を鈍らせるだろうし、本当の事を口にする者の命を危うくする。

82. アメリカは、ウクライナをコマにした代理戦争でロシアを弱らせるという当初の計画において、自らが戦争に巻き込まれる可能性を完全に除外していた。

83. しかし次々に現れる計算違いが積み重なり、例えばロシア軍の強さ、経済力の底力、ヨーロッパの疲弊とそれに伴う革命の現実的可高まり、予想外に早く現れたウクライナの実質的崩壊などといったものが積み重なり、いつの間にかアメリカ自身が戦争の直接当事者になりそうな瀬戸際に追い込まれている。

84. 私が最も懸念するのは、人間がどこまで愚かになり得るかということである。国境を挟んですぐ隣のウクライナで国家崩壊が起きているのを目の当たりにしながら、自分から進んで、安物娼婦になりたいと熱望するポーランド政府の狂気とはなんだろうか?

85. ロシアが戦争終結のために実行することが分かりきっている最後の仕上げにわざわざ「赤いライン」に設定するアメリカ政府の狂気はなんだろうか?国民と産業の生命線であるノードストリーム・パイプラインを破壊されておきながら、恭順の姿勢を崩さないドイツ政府の狂気はなんだろうか?

86. ゼレンスキーの平和交渉をその度にご破産にして、家族を人質に取り、「ロシアが完全撤退し、ウクライナの領土が完全に回復するまで交渉はあり得ない」とゼレンスキーに言わせているイギリス政府の狂気はなんだろうか?狂気はあまりにも凡庸に当然のように存在する。

87. ポーランドにミサイルが着弾して二人の市民が殺害されたとき、ポーランド、エストニア、バルト三国は即時に「ロシアの反抗だ」という非難声明を発表した。

88. 日本の報道を聞いていると、「ロシア製のミサイルがポーランドに着弾。市民二人が死亡」というものだったが、これを聞いた100人に100人がロシアの攻撃だと思うだろう。事実はロシアの攻撃であるはずもなく、また正確にはロシア製ミサイルですらない。

89. S300はロシアのデザインだが、ミサイルはウクライナで製造された歴としたウクライナ製ミサイルである。日本人はメディアによる嘘の大海をあてどなく長い間漂流し続けて、何が本当なのかどこから説明してもわからないほどだ。

90. もうじき冬が来て、圧倒的現実が目の前に開示される時、私たちにそれを受け入れる用意があるだろうか?それが極めて重要な分岐点となるだろう。圧倒的な現実さえ受け入れられない時、それは私たちが全面的消耗線に入っていくことを意味する。

91. それは核戦争による世界の終わりに他ならないのだが、それは絶対に避けなければならない。当たり前の真実を当たり前に認め、口にする事の要求する何という勇気の重さよ。ポーランドが最初の声明をすぐに撤回した裏にアメリカの指示があったことは明らかだが、小さな希望がある。

(了)🙂

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