1/
「ただの水」がバカ売れしている。
その名も「Liquid Death(死の液体)」。
見た目は明らかに怪しい。
大量のカフェインが入ったエナジードリンクにしか見えない。
しかし、中身は「普通の水」。
なぜこれが売れるのか。
そこには驚愕のマーケティングが隠されている。
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2/
Liquid Deathは売れまくっている。
売り上げ推移
2019年:3億ドル
2021年:45億ドル
2022年:130億ドル
年156%で成長している。
ただの水がなぜこれだけ売れているのか。
詳細を解説する。
3/
このマーケティングを仕掛けたのはMike Cessarioという男。
彼はグラフィックデザインを専攻。
趣味としてロックバンドでギターを弾いてた。
そしてNetflix などの大手企業で経験を積む。
この経験がLiquid Deathのマーケティングにつながっている。
4/
彼はロックバンド時代にきっかけをつかむ。
バンド仲間がエナジードリンクの缶に水を入れて飲んでいたのだ。
ファンに水を飲んでいることを気付かれないために。
これがこの商品を作るきっかけになる。
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まず彼は 「自分ができる最もばからしいことは何?」 と考えた。
これが彼に革新的なアイデアをもたらした。
こうして「Liquid Death(死の液体)」という名前を思いつく。
6/
そして、このような特殊なCMを作った。
ご覧の通り
「子どもに見せるにはちょっとまずいのでは…」
というもの。
これも彼のマーケティングの1つ。
7/
商品にクリーンなイメージはない。
実際に、「子供に不適切な商品」というラベルを貼るお店もあった。
しかし、これが逆に人気に火をつける。
一部の熱狂的なファン獲得につながった。
8/
しかし、もう一度言うが中身は「ただの水」だ。
もちろん子供でも飲める。
どのような需要があってLiquid Deathが売れるのか…
9/
実はこの商品、「クラブ」や「バー」「ライブ会場」でバカ売れした。
つまり「クラブで飲んでも恥ずかしくない水」。
ここに需要があることを見抜いたのだ。
「水を飲んだら雰囲気を壊してしまう…」
そんな時でも飲める水として大ヒットしている。
10/
さらなるマーケティングも多数実施されている。
まず「Amazon」をうまく利用した。
広告にはすべて「Amazonで購入可能」という文言が入っている。
「ネットで手軽に買えること」が人気につながった。
実際にAmazom内で水部門「1位」、食料品部門「20位」のブランドになっている。
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さらに、SNSマーケティングも有効に活用。
特に力を入れているのはTikTok。
インフルエンサーとコラボしたこの動画は450万回再生された。
その結果…
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ノンアルコール飲料ブランド別のSNSフォロワー数では、
「レッドブル」「モンスター」に次ぐ3位につけている。
これも商品が大きく伸びている理由。
ブランドを確立し「コアなファン」を多く獲得している。
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そんなLiquid Deathは2024年に株式を公開する。
ちなみにMonsterは株式公開から20年で11万%上昇した。
Liquid Deathにはこれ以上のポテンシャルがあるかもしれない。
株価はいったいどこまで上がるのか…
今買えば億万長者になれるかも…(NFA)
14/
最後に:
今回は「ただの水」をマーケティングでバカ売れさせた事例を紹介した。
必ずしも商品がすごいものである必要はない。
大事なのは「売り方」である。
あなたもマーケティングを学べばどんな商品でも売ることができるだろう。
11/
今回は以上です。
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