Thread by @tonomaoo

まおーさま4年もVRChatやってきて、MMDとの問題は避けられないものだと思うからおぼろげな記憶を頼りに「VRCユーザーから見たMMDモデル問題」を思い出してまとめてみたよ

2017年代にはアバターはMMDモデルからのコンバートが大半の無法地帯だった。（らしい？）
2017年末くらいからはその無法状態を改善するために国内コミュニティで使用許可リストを作ったり、
ねこますさんのみここちゃんやキツネツキさんの櫻歌ミコちゃんを使うような流れがあった。（ｶﾜｲｲの誕生）

2018年の4月ごろになったらワニでもわかるの動画とかでblenderを覚えた人がどんどん自作アバターで参入して、
国内ユーザーでMMDモデル使う人はかなり減ってきてた。（自作アバター交流会の第一回がたしかこのあたり）
当時publicに行くとミコちゃんかみここちゃんか自作勢が大半だった記憶ある。

ただこのころもまだリッピングモデルやMMDモデル使う人はいたからMMDの結構な数のユーザーからの罵倒じみた反応があって、わざわざ海外ユーザーが挙げた違反ワールドのスクショとって「こんな不正がありました！」って晒上げたり「おっさんの皮」「完全敵」「滅べ」みたいな反応が普通に飛び交ってた。

アバター自作交流会にスクショに対して「どうせ何割かキメラモデルだろ」って反応があったり…
このころは一部の過激派とは言えないレベルの人数から叩かれてた記憶がある。ほとんどの人がちゃんと対応したのに…。

当時のMMDモデルはMMD外で利用されることを想定してなかったから規約も緩くて、禁止されてないから使うorそもそも規約海外だと文字化けして読めないから使うってことも多かったんだけどそれ言った人は「そんなん規約制定した時想定できるわけないだろ！」「加害者が文句言うな」ってボコボコにされた。

たぶんいまVRC向けアバターの規約がきっちりしてるのはここからの教訓だと思う？

さらに5月のCGworldで取り上げられたときに無許可MMDモデル使ってたユーザーがいたから回収になったりVRCユーザーのモデル盗作があったりで
MMDユーザーからのバッシングがものすごいことになってた。

ただここの炎上を機に国内ユーザーのアバターへの権利意識は相当高くなっていって、
さらに6月にはアークトラスちゃんやアヌビスちゃん等によってそれまでなかったアバター販売っていう文化も誕生した。

ここからはVketが開催されたりでどんどんアバター販売の形式が広がっていってわざわざblender経由しなくても良い「VRChat向け」アバターがいっぱい出てくるようになった。こうなるとMMD使うよりもアバター買った方が楽ってことでMMD使う人はほぼ居なくなってた。

でも海外ではMMD使う人まだ多かったから1年くらいは定期的に燃えたりしてて、そのたびに海外の著作権法の話が出たけど全く通じなかったりしたから、このころからみんな疲弊して「触るのやめよ…」って対応になっていった。（いま話題にも出したがらない人が多いのはこの影響）

関わらなくなった結果違反物の報告もされなくなったから、見た目上VRCでの違反物が表に出ることは無くなって、VRCアバターもアバター向けにどんどん最適化されていった結果が今の状態。

ただ当時めちゃくちゃ言われた古参VRCユーザーは根に持ってる人は少なからずいるし、可能な限り触れたくないからMMDダンスワールドのスクショあげてる人見たらひぇっ…なんて恐ろしいことを…近寄らんとこ…ってなる人も割といる。