Thread by @okadaic

「1.イケてる自分になる」と「2.周囲からチヤホヤされる」と「3.恋愛強者としてモテまくる」とは全部別の話なのに、混同して語る人が本当に多いし、その大半が自分ではとくにオシャレしようとしない人ですよね。

https://twitter.com/hinadoricocco/status/1518942571153997829

続）私自身は独身やめたことで「3」の圧から解放されて服選びが「1」に振り切れた結果、「2」の恩恵も受けられるようになったと思う。「2-1.場に相応しい装いを高く評価される」は苦手でも「2-2.似合うと言われる」くらいは浴びられるし。日本社会における「モテ服」って無難なコンサバのことだしな。

続）もちろん無難なコンサバを自分が好きで着てる人たちは好きなだけガンガン着ればいいんだけれども、「私は全方位にモテたい」という自覚や胆力が要るし、結果は殿方が勝手に想像するモテ服とは相当違うと思う。このへんの話は #overthesun での堀井美香代表選手のお話が本当に面白いのでおすすめ。

続）誰からも全方位に真の意味でモテたい一心で無難なコンサバを極めていくと衣服からどんどん自己主張が削げていって、「3」モテの延長というよりは「2」チヤホヤの対極にあたる「4.スティーブジョブズ」みたいな境地が開けるし、「4」は「4」でモテる。私も自分の「礼装」姿を見てモテを確信したし。

続）私は我ながらコンサバも似合うので、アラサーの頃は「3→4」というような突き抜け方がしたくて堀井選手みたいなジョブズスタイル目指してユニクロが入る前のプランタンとか西銀座の高架下とかで服買ってたんですけど、今はAdvanced Styleの手前でやれるトンチキ全部やって憑き物落とすターンです。

続）ずっとこの話ばかりしてますが、ベージュのトップス着せたら私の妹（東京都40代、職業三児の母）の右に出るものは居ねえのですよ。毎日が子の送り迎えだから毎日フラッとお受験願書を取りに行けるような着回しになってて「ウチで洗えるし」と真っ白い服でカレーが食える。私にあの胆力は無えのよ。

続）そりゃ私だって週３枚ペースで白いブラウスをクリンハウスに出していた時期ありましたけどね、でももう無理なんです、誰彼構わず好印象を与えなければ務まらなかったような勤務形態を辞した今、「全方位にモテるために服を着ている」わけでは、ないから……という、この「モテ」の定義の話ですよ。

続）型を守ったり型を破ったり型から離れたり型無しになったりしながら日々オシャレと奮闘してる女に「モテたくてやってるんだろ？」と言う人たち、自分自身が我々にコナかけに来ることは絶対無いので、無視していいと思うんですよね。どっちかいうと「今より強い自分になるために」積んでる稽古だよ。

続）ッカー、やっぱ元コギャルが繰り出す無地ベージュのトップスは強えな、どんな気難しい面接官も突破できるし道端でいきなり受付嬢や美容部員と衝突することになっても負けない、オラわくわくしてきたぞ！ と思いながら私は私で真っ赤な着物を着こなすための稽古を積みます。異種格闘技なので。