Thread by @koko6no87

荻上チキ・Session | TBSラジオ | 2022/05/12/木15:30-17:50 radiko.jp/share/?sid=TBS… #radiko
聴取可能期限:～5/14㈯19:27
(00:49:51～00:54:16)
立憲民主党・小川政調会長記者会見(2022.5.12)での質疑応答の件（「皆さんと作る参院選政策公募」リスト公表のうち「女装男性から女性スペースを守る」）

【政調会長会見】侮辱罪厳格化法案の審議状況を階議員が報告、来週にも公約一任をと小川政調会長
cdp-japan.jp/news/20220512_… #立憲民主党

TBSラジオ
荻上チキ・Session
出演者：荻上チキ/南部広美
5月12日(木)15:30-17:50
(00:49:51～00:54:16)

（文字起こし）
荻上「また、今日はですね、立憲民主党のほうで今日は会見があったんですか」
沢田「そうですね。あの、小川政調会長の記者会見がありました。」

荻上「こちらのほうに、僕、沢田さんにお願いして、今日は行ってきてぜひ質問してほしいといったテーマがあるんですけれども、それがですね、参院選が近くなっていますけれども立憲民主党がウェブサイトにですね、『皆さんと作る参院選政策公募』というリストを公表したんですね。」

荻上「こんな政策を皆さんから集めました、この中でやるかどうか検討します、みたいなことが書かれてたんですが、その項目の一つに「女装男性から女性スペースを守る」という文言があって、これがあのトランス差別を行う方がしばしば口にするフレーズと同じものなんですね。」

荻上「その女装男性と言う言い方は一体誰のことを指すのか。そして最近はトランスジェンダーの人に色々な権利を認めると、トイレとか公衆浴場に入ってくるじゃないか、だから認められないといったような、そうした議論というのがはびこっていて、」

荻上「ウェブ上で、それを立憲民主党が公募公約の一つとして掲載した。それが批判が上がって削除されたということなんですけれども、沢田さん今日の会見の様子はどうだったんでしょうか」
沢田「はい。あの、ことのとについて質問をしました。」

沢田「で、それについて小川政調会長はこれは要するに公約とかをまとめる政策に関する立憲民主党のトップということなので、質問をしたんですけれども、この掲載されたということについては、ああいう形で誤解を招き、不愉快な思いをおかけし、また、混乱につながったことを深くお詫び申し上げたい、」

沢田「ということで、このお詫び申し上げるというのをを何回も繰り返すということでした」
荻上「これ、どうして掲載されたのかという点についてはどうでしたか」
沢田「これ、こういう政策を載せてほしいというのをを公募したわけですね、一般から。で、そこに1,300件寄せられたと。」

沢田「それを本当だったら一つ一つ有り無しっていうことも含めてやらなきゃいけなかったところがあるんだが、そこは慎重にやれなかったと。数が多かったので慎重にできなかったので、掲載されるに至ったと。だから本当だったら慎重に慎重を期してやるべきだったという趣旨の話をしています」

荻上「なるほど。1,300件、元々全部載せてたわけではなかったわけですよね」
沢田「そうですね」
荻上「となると、一定程度フィルターかけたとしても残ってしまったっていう点でいうと、立憲民主党ではこのトランスジェンダーの方々に対する差別的な空気が高まっていることに対して、」

荻上「政党としてはどうするのかという点はどうでしょうか」
沢田「はい。あのそのことについてですね、一回聞いて、それについてお答えにならなかったので、さらに問いをしたんですね、そしたらトランスジェンダーの問題に関して、限って、何か特出しで声明とか法案対応とか現状では考えていない」

沢田「という風にはしています。ただまぁそうした声も謙虚に受け止めながら、今後全体的な取り組みをしていきますということでした」
荻上「ま、当然、法案の話だけではなくて、政党として、例えば、トランス差別は許されないものだ、とか、そうしたことを出すのかどうかということも、」

荻上「とても重要なアピールですよね」
沢田「ま、そうですね。あの今日、小川さんもおっしゃってるんですけれども、多様性を重んじる政党であるということは自認はしている政党ではあると思うんですね。で、そこがまぁ、今回の件に関して新たに発信ていうことは特段はしないのだということで、」

沢田「それが1つのある種メッセージにもなってしまうかな、という風には思いました」
荻上「そうですね。先ほど紹介したようなトランス差別というのは非常に言い回しとしては外国人差別に似てるところがあって、要は入国を認めれば犯罪をするかもしれないじゃないかというような言葉を、」

荻上「いうなればトランスの方々に人権を認めれば、たとえばそのトイレとかそうしたスペースで性暴力とかそういったような加害者になるんじゃないか、みたいなことを言っていて、これはまぁまぎれもない差別ですよね。ただ、そこに対して外国人差別のほうに関しては、」

荻上「最近は立憲は色々と言うようにはなってきているとは思うんですけれども、じゃあこちらはっていう点でいうとやっぱりそこは重要な判断になりそうですよね」
沢田「ま、そうなんですよね。立憲の中ではSOGIに係わるような個別の部会というかですね、他の党ではあまりないようなところを」

沢田「ちゃんと組織としては作ってはいるわけですよね。そこに関して意識的であると。で、セクシャルマイノリティーを公言されている方が議員にもいらっしゃるという中で、そこをどうしていくかっていうことは、逆に言うとこの立憲民主党という政党にとっては」

沢田「すごく大事なところではあるとは思うんですけどね」
荻上「そうですね。ま、この論点は人権に非常にダイレクトに係わる論点だからこそ、また追いかけていきたいと思います。沢田さん、ありがとうございました」
沢田「はい。失礼しました」
南部「ありがとうございました」」

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