Thread by @TakefumiY

甲状腺の持病「橋本病」と診断されてから、なぜ自分の免疫が自分の身体の一部である甲状腺をまるで「異物」であるかのように攻撃し、炎症させ、機能を低下させるのか？そのメカニズムを自分なりに調べて勉強してきた。

また過去のチェルノブイリ原発事故の後に甲状腺異常を発症した人が多い理由にも

注目した。「甲状腺」というこの臓器が人間に果たしている役割は何で、なぜこの臓器は異常を起こしやすいのか？

甲状腺の機能はシンプルで身体のホメオスタシス（恒常性）を保つ調整器官だ。エネルギー代謝スピード、心拍数、発汗量、体温。

それらを普通に保とうとするバランサーである。その

バランサーとしての甲状腺が異常になると機能亢進（バセドウ）か機能低下（橋本）になる。どっちもキツい。常にバランスが崩れた状態で生きないといけない。

そしてそのバランサーは外部から身体を脅かすものに敏感だ。放射性物質しかり、今回の接種物しかり、まるで一番環境変化に敏感だからと

炭鉱労働者が一酸化炭素中毒や酸欠防止の為に現場に持ち込んだ「カナリヤ」のような存在だ。

一方で、この甲状腺は非常に哲学的な存在でもある。紛れもなく「自己」の一部なのに、免疫から「非自己（異物）」として攻撃を受けている。

おそらく「カナリヤ」故に体内でいち早く、「異物と共存」し

始め、「自己でありながら自己ではない」体内器官になる性質があるのだ。

だからいち早く、重要器官でありながら自分の身体を守る免疫から攻撃を受けやすい。

なぜ人間はこんな恒常性を保つ重要器官をかくもひ弱で敏感にしたのか？

それはおそらくアラームが早く動くことで自分を守るように促す

ことが、DNAレベルで種の保存に必要だったからではないかと思っている。

それ以来、私は甲状腺を患ったことに感謝するようにすらなった。私の身体は何かを私に知らせてくれているのだと。

そんなところにコロナ禍が起きてアレを接種するかどうか判断する時が来た。様々な文献やニュースを国内外で

あたって出した結果は「すでに自分の身体は何らかの異物を検知してアラートを出しているのだから、これ以上外から免疫を刺激するものを入れるべきではない」というものだった。

今、新たに甲状腺を患う人が増えたり、患っていた人が悪化させている事例を多く見ると、改めて甲状腺のデリケートさを

感じる。デトックスして本来の機能を取り戻さないといけない。

話は少し変わって、自己免疫疾患は「自分で自分を否定する気持ち」が強いから、免疫がそれを反映して自分で自分を攻撃するのだ、という自己肯定感、自己否定、自己愛のテーマと絡められることがある。

確かに免疫は免疫は笑えば活性化

し、落ち込めば活性を失うというメルタルな側面も持つ。であれば自己受容していけば免疫の攻撃も収まり、甲状腺の機能は回復するのかもと思ったこともあった。

それはそれでそれなりに意味はあったと自分では思う。症状はおかげさまでかなり戻ってきた。でも、まだ炎症が消えた形跡はない。

精神的

な要素よりも外部的なストレス要因がまだまだあるのだろう。

化学的な内分泌攪乱物質に囲まれて生きているのが今の生活だ。ただでさえ、人間は異物をたくさん取り込んで生きている。

アレはひょっとしたら「最後の藁一本」としてバランサーを破壊しにきているのかもしれない。

#甲状腺