Thread by @LegionNinjas

日本人の安否に関しての質問が増え、また日本人がウクライナ軍に加担する事に纏わる議論が過熱している中、小隊公式の情報としてでなく、今回はあくまでも小隊アカウントを運営している私（イポーシュカ）として発言していきたい次第でございます。先ず何故私がウクライナ軍に加担しているのかですが、

背景として私は2014年にロシアを離れました。理由としては、2014年に西側諸国による経済制裁が始まり、日本国籍を持つ私は将来的にロシアに住むにあたり、経済制裁・国籍の面で就労に悪影響が出るのではと危惧したからです。当時プーチン政権にはそこまで悪い印象を持っておりませんでした。理由ですが

下手に偽ドミートリーが複数台等したりしてロシア内で政治的な大混乱を招くより、ピョートル大帝みたく強権的な人が無理矢理纏める方が、ロシアは安定するのではと考えていたからです。2014年にEU圏内へと移住し、2022年のウクライナでの軍事侵攻が始まる迄は、ほぼほぼEU圏内に住んでおりました。

それまでは、西側諸国とロシアの関係が良好になったらロシアにでも戻ろうかなと考えていたのですが、考えが大きく変わってしまったのが今回の露軍によるウクライナへの軍事侵攻です。先ず、私にはモスクワ市を主体としてロシア各地に友人達・知人達がいるのですが、ロシアへの経済制裁が始まった後は

EU圏内のウクライナ人と専らつるんでいたり、個人事業を展開していた時期はキーウに在る会社と提携していた点、時折業務等の都合でキーウに住んだりしていたので、ウクライナにも馴染みがあります。補足ですが、私はウクライナ語のセンスがまるでないので、ウクライナ人とはロシア語で話していますが、

友人達や知人達は誰も嫌な顔をせず、私が理解出来る様にロシア語で話しかけてきたり、ゆっくりとしたウクライナ語で喋ってくれます。故に、現在ロシア政府が云う「露語話者への差別」といったものですが、勿論私はアジア人ですので立場は違うものの、体感した事が初めてウクライナに住んだ2009年から

一貫してございません。話を戻して、今回ウクライナへ軍事侵攻が発生した点に関してです。2014年にドネツク・ルハンスク州・クリミアで事変があり、オデッサやハルキウ等でも内乱が発生した際、私は完全に中立的な立場で傍観しておりました。理由としてはウクライナにはウクライナ語話者のウクライナ人

もいれば露語話者のウクライナ人もおり、露語話者のロシア系住民もいるので、恐らく文化的な事情で揉めているのでは程度に眺めておりました。西ウクライナの友達もウクライナのロシア系の友達も大勢居るので、双方の気持ちは理解出来るし、見守ろう程度に思っておりました。

ただ、当時と現在のウクライナでの大きな違いは、政権が交代して今はゼレンスキー大統領が居る事です。大統領ですが、そもそも東部出身の露語話者のウクライナ人です。政治の世界に入る前はロシアとも仕事をしていた人ですので、ウクライナにもロシアにも理解力のある人です。故に、ウクライナ内の

アイデンティティによる紛争や、ロシアとの外交問題もスムーズに解決してくれるのではと考えておりました。尚、個人的な見解としてプーチン政権はゼレンスキー大統領どころかウクライナのロシア系住民すら怒らせている時点でそもそも大義がないのではと思っております。

ウクライナの軍事侵攻が始まった際、私は大学に提出する論文を仕上げつつ、仮想通貨の某取引所で働いておりました。暖かい自宅でぬくぬく過ごしつつリモートで働き、仕事を上がったらカルフール等で買い物をしたり論文を加筆したり、ブルーチーズを食べながらワインを飲んだりと充実した生活でした。

話は変わるのですが、今はポーランド人の妻が居るのですが、その前はEU内にロシア人の交際相手がおりました。その人はゴリゴリの反プーチン派で、「ジリノフスキーの息かかった奴よりプーチンの方がマシじゃね？」とかというとブチギレて喧嘩になるレベルでプーチンが嫌いでした。プーチンが嫌い過ぎて

EUに居るといった感じです。同様にロシアに嫌気がさしてモスクワから逃げてきた友人もおります。インスタで私の地元のスタバの写真上げていて、「え、お前この街いるの？」と訊いたら、「え、私この街住み始めたけどあんたもこの街住んでるの？」といった具合に、予想外の形で久々に会いました。

ちょっとお腹痛いのでうんちしてきます、、、

席離れたら便意が治まったので珈琲飲んだのですが、そしたらもっとうんちしたくなっちゃいました、、、屁こきながら取り敢えず書き切ります、、、

そんな具合で、今EU内にはウクライナ人の知り合いだけでなく、プーチン政権がどうしようもないからロシアから逃げてきた知り合いもボチボチおります。そんな中で露軍がウクライナに対し軍事侵攻を仕掛けました。ウクライナ内に居る知り合いがボチボチ防衛隊に志願したりウクライナ内外でZSU（宇軍）の

支援を始めました。防衛隊に志願していった友人達が兵役適当に済ませただけの人だったりしたので、見ていて段々不安になってきました。また、ロシア国内の友人やEU内のロシア人がнет войнеとプーチン政権に抗議しているのを見て、それも不安になってきました。と言いますのは、特にロシア国内で抗議

してしまう場合、政権に拘束され、良からぬ事態に彼らが巻き込まれるのではと懸念しておりました。また、ロシア人全員が悪者とされ兼ねない風潮が構築され、プーチンに一貫して反対していたEU圏内のロシア人の立場はどうなるのかと云うのも結構心配しておりました。

私は元々性格的にドライにビジネスしたりするのが苦手で（よく仮想通貨や証券銀行勤められたとつくづく思います）、頑張っている人や困っている人ほったらかすと後々罪悪感で悩むタイプでございます。よくセンター街で酔い潰れた人に水あげて介抱したりとかしてました。ポケットマネーで。

そういう性格も携わり、今回の戦争で苦労しているウクライナ人やロシア人の友達見ていて、それを見つつ、自分は呑気にお金稼いでブルーチーズ食っている生活してて日に日に精神的にしんどくなりました。また、自分の日本国籍保有者としてEUで過ごしているこんな生活も、もしEUや日本が同様に

攻め込まれたら終わるんだろうなと考えたら、尚更行動しない自分が恥ずかしくなりました。その上、「日本人が70人ウクライナ軍に志願した」とのニュースを読み、「それら日本人の内何人がロシア語喋れるのか」「コミュニケーション上のトラブルは発生しないのか」とも心配し始めました。

私は自衛隊時代大した事はしておりません。レンジャーハウスで足音だけする幽霊と遭遇したなとか、演習場で白い女の幽霊見たなとか、居室で「本当にあった怖い話」見てたらライターが急に爆発して、「幽霊の仕業だな」と思ったとか、そんな事しか全然覚えていないのですが、

一応陸では対露の偵察やっていて、海では対露の情報携わる筈でした（妻がポーランド人なので最後の最後に話が消えたのですが）。前線に行った何人かのウクライナ人の友達よりかはそれなりに活かせる経験あるのではと思い、且つロシア語は形だけでも出来るので、70人の日本人の通訳等も出来るし、

まあ70人居るどころか、4月中旬まで自分の大隊に日本人他に居なかったので「70人どこだよおい！」と着隊して突っ込んだのですが、こんな感じで現地入りしたのは別に「日本を代表して」とか「日本人だから」とか「国の命令があって」だとかそんなのではないです。完全にエゴです。自分が、自分自身に

納得したくてウクライナ軍に入りました。故に、別に戦死しようが捕虜になろうが私の責任ですので、日本政府は特別アクションを取る必要はございません。あくまでも個人的な信条の為に行なっている事ですので。

ただ、実際に前線を見て、今回日本政府並びに日本国民は、ウクライナ政府・ウクライナ国民・ウクライナ軍を支援した方が良いとの結論には至りました。その理由を今からご解説しますが、ちょっとうんちもう一回出るか試させてください、おしっこもしたいので、、、

うんち出ませんでした。引き続き執筆します。先ず今回の戦争の現状に関してですが、私は当初「仮にロシア側のメディアが報道している事が事実なら、前線から手を引いて中立的な立場に戻ろう」と考えておりました。ただ、残念乍らウクライナ側や西側のメディアが報道している事は、私が知る限り全て

事実です。私が居た前線は東部でして、勿論民間人の中には西ウクライナとの立場上の違いに不満を抱く人も目にしました。ロシアに殆どの親戚が住んでいたり、ロシアでの生活が長かった人、そもそも親がロシアからの移民だった人等色々見てきました。が、彼ら民間人を見ていて色々不憫に感じました。

「プーチンの気持ちも分からなくもない。西側とロシアがもう少し上手くやってくれてれば。実は明日俺の誕生日なんだ。ジジイになったけどこんな誕生日今まで迎えた事ない」といって泣くお爺さん、「私はロシア人だが、もうロシア政府やロシア人とどう向き合ったら良いか分からない。私は後先短いから

死んでも構わないが、この小さな子（近所の子供）はこれからどう向き合っていけばいいの」と嘆くお婆ちゃん、そしてその子供が「戦争のお蔭で今まで会った事ない人（我々日本人）に会えたし、戦争のお蔭で食べた事ない食べ物（イギリスの民間団体の寄付によるレーション）も食べれたし、戦争は悪い事も

あるけど良い事もあるんだね」と、小学校入学一年後に控えてる歳の子供がそんな事言う環境なんです。尚彼の入る筈の小学校は露軍基地となっていた為、激戦地と化し崩壊してしまいました。また、遠くの街から逃げてきたオッサン（酔っ払い）が「俺の街から子供達拉致してロシアに送り込むの止めてくれ」

「直ぐちょっと行ったところで露軍が強制収容所運営してて村人強制労働してるの止めてくれ」「戦っている息子から急に連絡が届いたのだが何か知らないか」「露軍が畑燃やしやがったから今から消火しに行く、露軍ほんとなんとかしてくれ」とロシア語でロシア系住民が言ってくる訳です。

そんな中、露軍が村人の住む家に片っ端から砲撃し、その酔っ払いのオッサンは家も無くなり怪我した村人を解放しながら生活してましたし、大体の村人の家が損壊してしまう事態となりました。別にそれらの家をウクライナ軍が利用していた訳でもなく、文字通り単なる民家を砲撃しておりました。また、

実際に畑が燃やされたり、畑や道に露軍が地雷を埋め散らかしておりました。一つ忘れてはならないのが、これらの村の住民は9割方ロシア系住民です。一人だけロシア系じゃない人見ましたが、それは嫁ぎにきたポーランド人のおばさんでした。露軍はロシア系住民を何から解放しているのでしょうか？

そんな中、ロシアのFM放送とか聞こえるんですよね。ロシア領内及びウクライナ向けを対象としている内容らしく、「こうすれば誤射されない」「砲撃を避けるには…」「ウクライナ軍には注意されたし」みたいなのを時折五分位使って広告みたく流すんですよね。その放送を耳にすると、内容がしっかりして

いるので、ロシア領内におり、ウクライナの現状を知らない人は多分ロシアのプロパガンダに騙されても仕方ないかもしれません。夜蛸壺で700メートル先の露軍陣地を監視していた時に、遠くシェベーキノ市の夜景が見えました。普通に街明かりが灯っており、露軍の砲火を避けるべく灯火管制をしている

ウクライナ側とのギャップを感じました。シェベーキノ市で普段通り生活しつつ、あんなラジオ放送聞きつつ「段々物価上がったな」「今晩バーで頼むお酒はちょっと安めにするか」と悩んでいるロシア人ですが、国境の反対側で「家族がレイプされた」「親が非武装なのに射殺された」「露軍に略奪された」等

ロシア系住民にすら行われている、そんな事実を体感するのは難しいのかもしれないとは思います。ロシア人からしても、露軍がそんな事をしているとは思いたくないかもしれません。ただ、実際に露軍はウクライナ国内でこういう事をしているのです。

話は少し変わり、我々が対峙している前線の露軍がどんな構成なのかを解説します。先ず、我々の目の前に居る人達は大方ロシア領内や占領地域、「ドネツク・ルハンシク共和国」から動員された一般的な兵士で、その背後にロスグヴァルディヤやオモンといったスペツナズやカディロフツィ、ワグナー等が

配置されております。ここで絶対疑問が生まれるかと思います。何故、平凡な兵士が最前線に居て、その背後にプロ集団がいるのかというところです。

最前線に居る露軍兵士ですが、ブリヤートやダゲスタンといったロシアの中でも差別され貧しく、教育を受ける金もなく、まともに生活する為には軍隊に入らざるを得ないといった地域から送られた非白人の兵士、兵役中に騙される形で送られてきた兵士、地元が占領された為無理矢理動員されたウクライナ人等

そういう人達が最前線に立っております。勿論、士気は高くないですし、砲陣地や車両が壊されると直ぐ逃げてしまう程です。かといって、最前線に人員が居なければ、ウクライナ軍がどんどん攻め込んできますし、誰かが最前線に居る形で、ウクライナの砲撃に耐えなければなりません。そこで、

彼らの背後にロスグヴァルティヤ等プロ集団から成る督戦隊 (заградотряд)という部隊を設けて、最前線の兵士が投降したり逃亡しない様に見張っております。督戦隊の任務ですが、最前線の兵士が仕事をしない場合、射殺するものです。

現在だと最前線に立たせる為の兵士がロシアで不足しており、囚人から希望者を募ったり、白人のロシア人の村でも徴兵しているとは聞きましたが、全く徴兵の対象でない筈の老若男女や、ロシア国籍の無い移民まで動員され始めているとも聞きました。反プーチン運動に参加していた私の知り合いの中でも、

最近音沙汰無い人も居ます。もしかしたらそういう人も最前線で我々と対峙させられているのかもしれません。ところで、ここでちょっと注目して欲しいのですが、あすみませんちょっとおしっこ行ってきます、、、

ここで注目してほしいのが、何故そもそも最前線に立つ露軍の人選がこのような編成なのかです。最前線にいる露兵はネット上に出回る動画みたくマトモな装備も支給されておりません。また、ネット上に出回るドローンでの動画みたく、我々のドローン攻撃や砲撃でどんどん戦死していくのも彼らなのですが、

言い方を変えると、彼らはウクライナ軍の砲撃等でミンチにされる役なのです。そのミンチにされる役目として、占領地域や「ドンバス・ルハンシク共和国」やクリミアで動員したウクライナ人を用いるのは元より、白人以外の人種に対する差別が残るロシアで、ブリヤート人やカフカース出身のムスリムや

はたまた単なる中央アジア移民で都市部に住んでいる、そもそもロシア国籍の無い人達が最前線に立たされて、満足な装備もない中ミンチにされており、その反面白人であるウクライナの子供達を拉致してロシアに送り、そこでロシア人として育てる。これをしているのが現在のプーチン政権です。

プーチン政権は"Русские и украинцы — один народ"や"Один народ, одна история, одна страна"と必死にプロパガンダを展開していますが、最前線で戦っている非ロシア系で、単なるロシア国籍保有者や単なる移民の諸民族を、プーチン政権を守るミンチ役として動員するのは倫理的にどうなのかと思います。

私は元々米国に住んでおり、小学校では白人教師により日本人という理由だけでかなり差別を受けておりました。算数のテストで正しい回答をしても毎回不合格とされるのは序の口で日々嫌な思いをしてきたので、差別そのものが嫌いです。自分が遭った嫌な事は他人にしないのがポリシーなので、

もし仮にウクライナ軍に人種差別が存在するとしたら、私はさっさと中立的な立場に戻りつつ、ブルーチーズを啄む生活に復員していたと思います。ところがどっこい、ウクライナ軍に人種差別は存在しておりません。そもそも我々の部隊ではムスリムやユダヤ人、菜食主義者向けに特別食が提供されているのが

実情です。その反面、私がロシアに住んでいた時はかなり人種差別を受けました。地下鉄の駅で酔っ払いにぶん殴られ、「国に帰れ」と言われる事も、警官に職質される事も日常茶飯事でした。変な差別主義者やネオナチに絡まれた時毎回見知らぬ善良なロシア人に助けてもらいましたが、それでもロシアでは

ウクライナやEU圏内ではアウトとされる形の差別主義は現存しております。その点を私は知っているからこそ、現在プーチン政権が行なっている最前線へ非白人や政権に敵対する人を送り、且つ白人の子供を拉致してロシアに送り込むやり方がどうもロシア国内に居る多民族を浄化し白人のロシア人を増加させる

手段にしか映りません。見ていて凄く不快感があります。これもウクライナ側で露軍相手に戦っている理由の一つで、自分が一人の人間としてプーチン政権を止める為に出来る最善の事ではと捉えております。

そもそもフョードル・アフラプコフ氏もヤクート人でなく白人ならソ連時代もっと評価されており、戦後貧しい暮らしをしなくて済むのではと思いますが、現在のロシアを見ていると人種差別に関してはソ連時代と何が大きく違うのかはよく掴めないです。

ふと思い出したのですが、何故少し前に我々の小隊が評価されたのかというと、督戦隊の連中ボコボコにしたからです。督戦隊の連中ですが、最前線の露兵達と違い、やたら物資を持っておりました。これがプーチン政権や露軍での、督戦隊と最前線の露兵の扱いの差です。

さて、そろそろ本題の「何故今回日本はウクライナを支援した方が良いのか」です。先ず、上述した通り、ウクライナで行われている露軍との戦いですが、狭義ではウクライナ領土に対する侵略との戦いですが、広義にはロシアでの人種差別やウクライナ・ロシアでの人権弾圧に対する民主主義の戦いです。

同時に、日本の場合ですと特に考慮しなければならないのが政治的な立ち位置です。日本はロシアに北方四島を占領されている問題を抱えており、領土を侵略・占領されているウクライナと立場が同じです。同様の問題を抱えているジョージア出身者もそうなのですが、私達の大隊では日本人が入隊してくれて

母国の状況が類似している事もあり、日本人による手助けをありがたがっております。また、同じ敵と戦う国同士の大切な仲間として認識されております。その他、ウクライナ軍外のウクライナ人の友人達は、「日本の人達が凄くウクライナを助けてくれて感謝している」と述べております。これがウクライナの

日本に対する民意なのではと捉えております。言い方を変えると、現在我々日本人複数名がウクライナ軍に在籍している点・数多くの日本人がウクライナ内で人道的支援等をしている点・ウクライナ外で多数の日本人がウクライナを応援している点で、少なくともウクライナ・日本両国の外交面では大きく

プラスに作用していると思います。ここで問題となるのが、ウクライナを支援すれば支援する程、今度はロシアとの外交に問題が比例する形で生じる点かとは存じ上げます。存じ上げた上で、私はウクライナ側に加担しております。と言いますのも、上述した通り、私自身は現在露軍がどの様に運営されているか

実際に見てきております。果たして現在のプーチン政権は、外交上信頼できるパートナーとして捉えるべきでしょうか。我々日本人ですが、ロシア政府の云う"Один народ"とは民族的にも人種的にも違います。「同じ民族」どころか、ロシア系住民、それも民間人迄も攻撃対象としている軍に指令しているのは

紛れもなくプーチン政権です。強権的な政権且つ露軍はソ連式のトップダウン組織ですので、プーチン氏が「引き上げろ」と命令したらさっさと引き上げますし、「略奪も民間人虐殺も拉致もレイプも止めろ」と命令したら止めるのが露軍です。逆に云うと、それをしないのもプーチン政権です。

ところで、あくまでも私の個人的見解ですが、現在日本の仮想敵国の某国ですが、ロシアの軍事侵攻を傍観しつつ、日本の直ぐ近くの某国に同様に軍事侵攻すべきか否かを見極めるべく、軍事信仰のメリット・デメリットをリストアップしているのではと考えております。

その様な状態の中、もし仮にガソリンの価格初め物価の高騰や核戦争の危機等で日本含め世界中からウクライナに対する支援が途絶え、ウクライナが負けるとします。そうすると、「軍事侵攻し世界を敵に回してもどうにかなる」という前例を作ってしまいます。発言が重複しますが、日本の仮想敵国はロシア

のみでもございません。また、もし日本が積極的に支援をしなかったり、中立的な立場を取るとします。そして、将来的に仮に日本がロシアなり周辺国に侵略されたとします。その際、果たして日本を支援する国は現れるのでしょうか。恐らく嘗て日本が取った対応と同様、支援もなく中立的な立場を取られ、

日本は自力で何とかする事にはなるのではないでしょうか。ただ、ウクライナと日本の決定的な違いは、ウクライナでは国力と比較して軍組織が発達している点・国民の大多数が国防に関心があり、有事の際は民間人が率先して国防に参加する点です。現在の日本は国力と比較してそもそも防衛省や自衛隊の

立場も弱く装備や編成に難もある点・どこかで見たアンケート調査の様に「有事の際は亡命する」と云う人が少なからずいる点で、先ず考慮しなければならないのが「今の日本は自力で日本を守れる状態にない」という点です。

また、ウクライナでの前線に関して上述した通り、仮に日本が他国に侵略されたとして、自衛隊にも加担せず普段通りの生活を続けたとしても、攻撃されない保証なんかございません。家に居るところを露軍に砲撃された前線の村のおばあちゃんも、ロシアにもウクライナにも加担する事なく普段通りの生活を

してました。また、もしご自身の住んでいる街が敵に占領され、ご自身が動員され自衛隊相手に戦う事となり、背後には督戦隊を配置された状態で敵を守るべくミンチとして死ぬ状況になったら、ご自身はどうされますか。その他、例えばご自身の街が占領されたとします。そして、あなたの家に敵が押し入り、

パソコンや携帯、銀行のキャッシュカードや現金を強奪され、14歳の娘さんが敵に「我々の力を見せつけてやる」とレイプされ、抵抗した旦那さんはその場で射殺され、ご自身も「同罪だ」とレイプされたとします。こういう状況ですが、前線地域や露軍が占領した地域では普通に発生しております。もしあなた

がこの様な場面の被害者となり、それに加え各国が「日本はウクライナで支援しなかったし、日本に対しては支援しないでいいか、面倒だし」「本国は中立を保ちます」「悪いのは敵だけでなく日本でもある」「自業自得」とか言われたら、怒りの矛先はどちらに向けますか？私なら、「ウクライナの時に、

ウクライナ支援しておけば良かったし、政府にもっとウクライナ支援すべきと発言しておけば良かった」と自分自身に対して怒りが湧くと思います。今後日本でウクライナと同様の事態が起こる可能性の有無は、ウクライナが勝つか負けるかで大方決まると思います。ウクライナが勝つ形で、ロシアを初めとして

世界各国で、外交手段の一つである武力を用いて戦争をするとデメリットだらけなので、武力を外交手段として使うのは今後一切止めようと云う確固たる意志が拡がればと考えております。これもあくまでも私個人の見解ですし、性善説に基づくエゴです。日本政府の命令があってやっている訳でもないです。

それでも、私自身私が考えている事は正しく、それを証明したくこうして自分の思想に基づき自分の意思でウクライナの為に活動しております。勿論私の思想が正しくないかもしれませんし、これは将来歴史が証明すると思います。ただ、私がウクライナ入りした理由や考えが日本で広まる事で、

私に賛同する人や反対する人が積極的に討論をし、将来の日本や世界の為、一人一人何をすべきかを考える機会が芽生えればと思っております。また、私自身戦争が全く好きではありません。敵兵を見てると複雑な心境になるので仕事中は感情をシャットアウトし、暇な時に悩んでます。ただ、実際露軍を止める

には、露兵を倒すしかないのです。もし露兵を殺すなと云う方が居るのであれば、私達の代わりに前線で露兵相手に対話し、これ以上略奪や民間人虐殺もせずロシア領内に引き返すよう言ってきてほしいです。小隊の人間に戦闘が好きな者は文字通り一人もおりませんので。

故に、今回のウクライナでの情勢に関して、世界中の一人一人が「何が正しいか」を考え、そしてそれに基づき行動してほしいと個人的に思っております。「敵を殺すのは悪いから前線で露兵と対話するのが正しい」と思う方は前線で露兵と対話し、「ウクライナの民間人に食糧を送るのが正しい」と思う方は、

ウクライナの民間人に食糧を送る、「ウクライナ内にいる日本人は仕事を増やすから旅券取り上げる」と思う方は我々の旅券を取り上げる、「国交や日本の為に勝手に尽力してくれてるから旅券は取り上げないと声明出すのが正しい」と思う方は声明を出す、「街頭募金を集めてウクライナ大使館に渡すか」と

思う方は街頭募金をするといった形で、一人一人「これが正しいと思うし、自分の考えに自信がある」「だから実践してみる」と云う、思考を実行に移す力みたいなのが今の日本で育ってほしいです。というのも、これは特に現在のウクライナ情勢だけに関連せず、他の事、例えば大学受験や就活等にも応用

出来る考えです。「こうしたい」「こうしてみたら良いと思う」「こうすべき」→「けど自分には無理」「自信がない」と思わず、→「自分に自信つける為に先ずやってみるか」と、色々なものにチャレンジする世の中になってほしいと思ってます。

そして、一人一人が自身の正しさの為、多方面で一人一人の出来る精一杯の力でチャレンジしてほしいと考えております。人間「やるべき」と思ったら、休日無しで朝3時に起きて難民雇いながら小隊の物資手配しつつ税関とやりとりしつつ日本人の安否確認して小隊の広報する事なんて容易く出来るのです。

もしご自身に自信がない方がいらっしゃいましたら、何か頑張る際の是非ご参考にしてください。元々のんびり仕事するのが好きなテキトーなオッサンでもやる気さえあれば出来るので、やる気出してガッツリ頑張ってください。

私の夢ですが、仕事上ここまで目立ってしまったものの正直内向的で目立つの大嫌いなので、今回の戦争が無事に終わったらヒソヒソと民間でのんびり仕事したいと思ってます。また、子供や孫には前線の子供が言っていた様な事言わせたくないですし、前線での現状とか目の当たりにさせたくないです。

その為には、ウクライナを絶対勝たせ、ウクライナで歴史上の戦争は最後にする、そうする事で、国家間の武力衝突が皆無となり、戦争は過去の遺物と化し、家族や知人が殺されて悩むのではなく、もっとこう、クレープかプリンどっち食べるかで悩むみたいな形で世界中の人が生活できればと考えております。

勿論以上述べた事は私個人の見解であり、小隊の見解でもウクライナ軍や政府の見解でもございません。あくまでも私イポーシュカの意見です。ただ、もし私の活動に賛同する方がいらっしゃいましたら、是非とも忍者小隊、外人部隊、ウクライナ軍、ウクライナ政府、ウクライナ国民並びにロシアの反政府団体

へのご賛同の程、何卒宜しくお願い致します。彼らの勝利こそ、私の願いですので。

あ連絡が途絶えたの誤字です、、、なんか露軍に捕まりそうと急に連絡来た後息子さんの消息が不明となってしまいました。

「こうすれば誤射されない」と放送しているものの、現地の露軍は誤射どころか意図的に民間人射殺したりしてます。

うんち行ってきます、、、