#藤村シシン講座 「古代ギリシャの女神と女性にせまる」八回講座で印象に残ったのはやっぱりメディア！『英雄叙事詩という、それまで男性の群像劇が、「アルゴナウティカ」では個人間の恋愛を中心にした物語に変化し、その中で悩み、決断し、戦う影の主人公としてメディアが登場した」(要約)
女性に焦点を当て、なおかつその物語が現代まで残されたというのは本当に大きな、転換点のように思えた。物語の中とはいえ、存在を軽視され無視されてきた女性の活躍に、当時の女性はどう思ったんだろう。
あとヘリオガバルス帝に対する評価。記録を残したのも評価をしているのもエリート男性で、そんな偏った資料をなんの知識もなしに読んだら信じてしまう。当時の評価はしょうがないにせよ、後の評価はもう少し歴史的に全体的に見てくれよ…
そしてヒュパティア。たまたま見たヒューマニエンスで文字について取り扱ってて、その中で「音として言葉を(偉い人が)制限することはできないが文字はそれができる」(要約)といったことを言ってたのがこことリンクした。
ヒュパティアを攻撃した、学びを市民解放することを忌避した支配層に「心狭いな」くらしか思わなかったけど、こういう背景があるとわかると圧制を感じる。
• • •
Missing some Tweet in this thread? You can try to
force a refresh
