Thread by @MIYAZAKI_Takesh

1) #colabo問題 で注目される「困難な問題を抱える女性への支援に係る基本方針等に関する有識者会議」のメンバーが、偏りすぎているのは確かだ。指摘されている若草、BOND、ぱっぷす、colaboの4団体から幹部5人が入っている。12人中5人で4割超。霞が関的な手法とは言えるが、やりすぎていないか(続く

2)#colabo問題 有識者会議構成員のうちBOND橘ジュン氏、colabo仁藤夢乃氏、若草・大谷恭子氏の肩書は団体のものだが、若草の元統括理事（現理事？）の村木太郎氏のは大学教授、ぱっぷす横田千代子理事は「全国婦人保護施設等連絡協議会長」の肩書で、一見しても団体との関係は分かりにくい (続く

3)#colabo問題 横田氏の全国婦人保護施設等連絡協議会はネット検索しても公式サイトや会報は見つからず、住所や加盟数、他の役員も良くわからない。少なくとも独立した事務局を持つレベルの団体ではないようだ。「婦人保護施設いずみ寮」施設長の肩書を使った方が実態に合っていそうだが…（続く

4)#colabo問題 また厚労省の元高級官僚である村木氏が、しれっと大正大学教授の肩書で古巣の有識者会議に名を連ねているのもいかがなものかと思う（この手法も霞ヶ関が議論を誘導するためにしばしば使う）。ともあれ、これで12人中5人だが、メンバーの偏りはこれにとどまらない（続く

5) #colabo問題 先述の横田千代子氏（ぱっぷす理事）が運営委員を務める「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」という団体があるが、その共同代表である戒能民江氏（お茶の水女子大名誉教授）や近藤恵子氏（NPO法人全国女性シェルターネット理事）も有識者会議のメンバーなのだ（続く

6) #colabo問題 なお「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」と「NPO法人全国女性シェルターネット」は住所が同じだから、少なくとも事務局機能の一部を共有しているのだろう。おそらく事務局は、やはり同住所の「NPO法人フェミニストカウンセリング東京」だと思われる（続く

7) #colabo問題 似たような団体に「女性と人権全国ネットワーク」があるが、共同代表6人のうちこれまでに登場した戒能民江、橘ジュン、近藤恵子の3氏が有識者会議に入っている。この団体はロビイング、政策要求、選挙応援などを行う「政治部門」なのだが、有識者（笑）が多すぎるようだ（続く

8)#colabo問題 ちなみに、先に登場した戒能民江氏（お茶の水名誉教授）が有識者会議の座長だが、その座長代理が堀千鶴子城西国際大教授である。そして、戒能氏と堀氏は共同研究者だ。堀氏はお茶の水女子大の所属ではないのに、同大学ジェンダー研究センターの年報の編集をしていたくらいだ（続く

9) #colabo問題 ここまで登場した4団体の大谷・橘・仁藤・村木・横田の5氏と、関係が深い戒能・近藤・堀の3氏は、広い意味で同じ”ギルド“の所属といっていいだろう。シンポやイベントでの同席も多い。12人のうち2/3の8人が同系統の人なのは、さすがに有識者会議としてバランスが悪すぎないか（続く

10)#colabo問題 なお他の有識者4人は地方公務員等、いずれも自治体サイドの人だ。そもそも有識者会議は、幅広い意見を集め政策に反映させるのが目的だろう。似た目的・似た活動をしている団体や研究者ばかり選んだら、似たような意見ばかりになってしまい、有識者会議の役割を果たせないのでは?（続く

11)#colabo問題 困難女性支援法は、売春防止法とDV防止法に基づいて行われてきた婦人保護事業を「困難女性支援事業」に転換し、売春（≒性搾取）とDV被害だけでなない「様々な困難」を抱える女性を支援するもの。有識者がDV対策と反性搾取の関係者ばかりでは立法趣旨にそぐわないのではなかろうか（続