Thread by @syufumanuka

【中国生活の怖い話】
十数年前小区内の駐車場は長らく月極契約で管理局から借りる契約でした。ところが突然「月極契約は終了し来月からは不動産と同じく購入してください」と通達。この当初の段階で不満を持つ一部住人が管理局と衝突。しかし方針は変わらず→

→住民は不満を持ちながらも、諦めて数万元出して駐車場を購入しようと誰しもが思いました。で、販売開始期限がきて実際に住民が管理局の元で駐車場をそれぞれ購入しようとしたら「既に大半の駐車場は売却済みです。購入したい人は〇〇氏と相談してください」と見事な迄の→

→利権社会が出来上がっていました。当然住民は誰しもが怒り毎晩数十人が垂れ幕を持って小区内をデモ行進。交代制で参加しないと住民内で村八分にされる事件も発生。いかにもな流れに。どんなに喚いても事が進まないので住民代表者は鎮政府に嘆願書を提出。解決の仲裁をお願いしたわけですが→

→鎮政府は「鎮の役所では判断でききる案件ではない。市政府行け」で、市政府に行くと「市の役所では判断できる案件ではないない。省政府に行け」で、省政府に行くと「そんな田舎町の駐車場の案件なんか省政府が扱うレベルではない！帰れ！」とたらい回しの後、突き返される始末→

→困った住民はマスメディアに訴える事にしました。何度話し合いしても鎮と市の新聞は取り上げてくれず。ところが市のローカルテレビが取り扱ってくれる事が決まりました。嬉々とした住民代表者達と住民はこの機を逃すまいと現在は毎晩広場ダンスで賑わう広場で大々的にデモ活動をすることに決定→

→テレビの取材班と日時を取り決めたその夜。今は広場ダンスで住民楽しむその広場には多くの小区内の住民や周囲の住民とデモ活動とそれを見物する人が集まりました。が、しかし約束していたテレビ取材班は来ません。住民代表者達が電話しても連絡はとれず。が、その代わり白いライトバンの車が2台→

→道路脇に停車。そして地元公安が続々と現れました。地元公安の人の壁で広場が取り囲まれた後、道路脇に止まっていた白いライトバンから出てきたのは、皆手にナタや青龍刀を持った地元ヤ○ザの方々。手に武器を持った彼らは地元公安が囲ったの壁の間から広場に入りデモ活動者を恫喝し→

→住民代表者達とヤ○ザの方々が正面衝突。結果住民代表者の一人は見せしめでボコボコにされ腹部を刺されてしまいました。仕事を終えたヤ○ザの方々が車に乗り込んで立ち去るまで公安達は一切動かず。そして車が立ち去った後に「速やかに解散しなさい。しなければ連行するぞ」と通告→

→刺された男性は「用意されていた」救急車に載せられ救急搬送され命には別状はなく助かりました。翌日から住民代表者達は恐怖と怒りでいっぱいだったのですが、あるルートから香港で有名な某新聞社とコンタクトを取ることができ、事の顛末をデモ活動襲撃事件の写真と共に香港側のメディアで報道→

→してもらうことに成功。香港のネットにも小さいながらも紹介されました。この後、一体何があったのか住民には分かりませんが、突然月極契約の再開が管理局から発表され、駐車場購入義務の話は消え去りました。さて、お話はここで終わればハッピーエンド？なのですが続きがまだあります→

→暫くして住民代表者の一人が経営している飲食店の売上が激減。客が来なくなりました。友人知人以外全然来てくれなくなり廃業。原因？当然アレ以外考えられません。違う一人はある日会社から解雇通知が。それもその会社は従業員数二千人以上いる日系工場。しかし日本人が知るところではなく→

→人事部からは理由は言えない（言わなくてもわかるでしょ？）と問答無用に解雇。更にその息子は学校でいじめにあい転校することに。他の代表者達も少なからずそれまでの生活をそのまま続けられない、何らかの嫌がらせや圧力を受けることになりました→

→と、いうことでこれは昔話しなのですが、中国ドキュメンタリー制作というコンテンツなのであれば、こういう人民の苦労話も取り上げて欲しいなぁ〜と思う主夫の思い出で話でした→

→最後にヤ○ザさんに襲撃された夜の記念写真がこちらです。もう一枚写真ありますがセンシティブになるので自粛♥嘘偽りのない中国を赤裸々に、中国人の心の一番柔らかい部分に残っているはずの光景がこれじゃないの？🤭