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Rt
Telegram Zアカによると、ウクライナのYuriy LutsenkoがTvにて「毎月3万のKIA, 重WIAが出てる」「政府は損害を公表し、過酷な戦場の現実を国民に伝えるべきだ」などと述べた由。
*総検察長も勤めた、大物政治家

本件はインドの報道サイトも拾っている。
以下抄訳
-ウクライナは今までに500000の兵力を戦死or重傷で失っている。前検察長で、内務省トップを務める Yuriy Lutsenkoがyoutubeで明らかにした。
eurasiantimes.com/it-will-be-a-s…
彼は「政府は死者数を公表すべきだ。政府が公表を渋る気持ちはわかる。国民がショックを受けるからね」「月に何万もの兵力が失われている。だからこそ50万を動員する話が出ている」「50万は、月換算3万の損害に当たる。前線の惨状がわかるだろう」などと述べている。
米の予想に反して長期化してるウクライナ戦争だが、今年には戦いが凍結状態に陥ると考えられている。
今後はキエフが突然降伏するか、そうでなければ、現状の戦線のままで停止する過程を辿るだろうと、高い確度で予測できる。
こんな戦況では、西側、特に米はウクライナにずっと援助を続けることはできないかもしれない。失業率の上昇や社会問題があり、彼らの経済状況も良くないのだ。
だがウクライナのゼレンスキ大統領は、この現実を認めることができないご様子。
英国Guardian誌におよると、ウクライナ人は今も勝利できると信じているが、ウクライナ軍がロシアを駆逐できる可能性は非現実的だという。
中東での騒乱もあり、西側諸国はウクライナに援助を続ける意欲を、どんどん失っている。
米国防省の情報によると、冬の戦いを支えるだけの援助弾薬はあり、凍結したロシアの資産を転用することで、必要な予算も確保できる可能性がある。
だが戦争特派員 Shaun Walkerは、予算が得られなければ、ウクライナにとっては破滅的な結果になるだろう と述べている。
Shaun Walkerによると、ウクライナ軍はすでに必要なものが全て不足しており、2023年12月にゼレンスキが援助を訴えて訪米した際も、共和党員は無反応だった。現実的には、もう米議員の多くはバイデン政権がウクライナに予算を投じることに反対なのだ。
日経アジアcommentatorの秋田 浩之は「戦闘停止を人々が望んでるのは明らかだが、私が話した相手は誰も停戦を求めるとは口にしなかった」「報道陣を前に、ゼレンスキは兵器の不足と、反転攻勢の停滞を認めざるを得なかった」と書いている。
*おそらくこのインタビューだろう。
要するに、$750000000の援助を受けておきながら、ウクライナはロシア相手に何も成し遂げることができなかった上に、すでに敗北の瀬戸際にある。にもかかわらず、この期に及んでも、ゼレンスキーは西側からの援助を求め続けている。
ドイツ・キールの世界経済研究所によると、米はすでに$7.5億をウクライナ支援に使っている。それでもウクライナが苦境に陥っている中、バイデン政権はさらに$6.1億を支援に投入しようと計画していたが、これは流石に、議会に阻止された。
海外の援助を着服したり、汚職が広まっているという話もある。だがゼレンスキはAP通信のインタビューで、必要な援助兵器が届かなかったことが夏の攻勢が失敗した一因であると語っている。
12/1には露の国防省ショイグが、夏の反転攻勢で、ウクライナは12.5万の兵士、1.6万の重装備を失ったと述べた。
ショイグは「ウクライナの総動員、西側の援助兵器、戦略予備の投入 全て行っても、戦場の状況は覆らなかったね〜」などと述べている。
世界の専門家たちは、ゼレンスキとショイグの言葉から、どんな2024年シーズンの展開を予測するだろうか。
ゼレンスキは11月に、ウクライナは1米からの援助を取り付ける、2欧からの援助を取り付ける、3EU加盟交渉開始 以上の三つを達成する必要があるとお述べた。
だが、これは可能だろうか。
米の事例を見てもわかるように、欧米からの援助は各国の内政事情に大きく左右される。
イスラエルとハマスの争いもウクライナに悪影響がある。11月には、この紛争のせいで、ウクライナに送られる155mm砲弾が3割も減ったことを、ウクライナ高官がABC newsに語っている。
欧に関しても、€5億のウクライナ援助が、ハンガリーの反対で棚上げとなっている。
ドイツの財政危機、オランダなどで観察される極右の隆盛も不安材料だ。外交面でも問題がある。特に、ウクライナのEU加盟をめぐっては、各国が分断されている。
ハンガリーが「戦争が終わるまではウクライナの加盟交渉はダメ。でないと戦争が欧に広がる」などと反対の姿勢を示している。続
ハンガリーとは対照的に、ルーマニア首相はウクライナ支援に積極的だ。ウクライナを助けないと、欧で右派やポピュリストがさらに伸長してまう、というのが彼の論拠である。
ロシアとウクライナ両国のスタンスを見る限り、2024年に和平交渉が始まる可能性は低そうだ。
12月、プーチンはロシア軍の定員を17万人増やすよう命じた。これで露軍の総数は220万、うち132万が兵員だ。
一方ウクライナでは、Rating Groupが行った最新世論調査によると44%が和平交渉を受け入れると回答し、継戦は48%に拮抗している。
*この調査かな
Image
2023年10月、Berliner Zeitungの取材に対し、独の前首相Gerhard Schroderは「2022年3月に停戦の機会があったが、米が潰した」「米が止める気にならない限り、この戦争は終わらん」語っている。2024年の米大統領選および欧州議会選挙で、戦争への終結への道筋と西側の役割が見えてくる可能性がある。
一方で、実はウクライナでも2024年春に大統領選挙があるはずだったのだが…ゼレンスキーは選挙の開催を忌避している。彼は1945年に戦時内閣を率いていたにもかかわらず、選挙で敗北したチャーチルと同じ末路を辿ることを恐れているのだ。続
装備が足りず、兵力も足りず、汚職でも突っ込まれるゼレンスキー政権。彼らにとって、今後の数ヶ月はこれまで以上に厳しいものとなるだろう。
一方でロシアは世界の「多数派」とされる国々、要するにGlobal Southの間で、存在感を増し続けている。
その結果、Global Southの連中はロシアの経済や戦争努力を助けることになるだろう。現在の流れを考慮すると、ウクライナに平和が訪れる可能性も、ゼレンスキーがこの戦争に勝利する可能性も、非常に低いと言わざるを得ないだろう。
記事ここまで。
なんとなくで訳し始めたが、クソ長かったわ…
ウクライナの戦争、なぜかインド誌が結構カバーしてるな。しかも西側報道より、かなりウクライナに厳しい。
これもインド報道だった。

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May 27, 2022
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元気が出てきたので、明日はこれ訳して紹介しますか。
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washingtonpost.com/world/2022/05/…
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washingtonpost.com/world/2022/05/…
washingtonpost.com/world/2022/05/…
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Mar 31, 2022
ロシア当局が嘘を書き散らしてるのは事実だが、この画像に関してはだいたい合ってる。少なくとも、守備側のウクライナ軍が「(1)民間人のいる建物に布陣」「(2)戦車をビルに入れる」って戦術を使用してることは、映像や西側の報道記事で確認できる。以下、連レスでソース追記しますね。
この動画はMariupolの空撮。団地(おそらくまだ住民がいる)屋上に対戦車兵が見える。上の画像だと屋上に機関銃陣地、対戦車班は5階だが、まあ誤差の範囲だろう。シリアでも建物の屋上からTOWを撃っていたし、高所の方が射会が取れるから、合理的な布陣だと思う。
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