Thread by @kou15296710

私は
パラサイトイヴ
という小説に衝撃を受けて
ミトコンドリアに興味を持った
ミトコンドリアは
熱を発生させるし
電気を発生させる
しかし
その力はほとんど使われていない
なぜだろう？

ミトコンドリアを使いこなせれば
人は指先から火を出せるという
電気ウナギのようなことも理論上は容易い

ミトコンドリアは人の細胞の中にある
植物の細胞の中にもある
むしろ
ミトコンドリアのない生物の方が珍しい

酸素を必要とするのが
ミトコンドリア
ミトコンドリアを持たない生物は
細菌とかそれくらい

呼吸は
ミトコンドリアがエネルギーを作る為にする
そのエネルギーは
熱や電気に変換出来る

神経も脳もミトコンドリアの電気を使って動いている
人の思考は電気信号で組み立てられる
ミトコンドリアは進化しない
エネルギーを作れば
生物が勝手に働くから

ミトコンドリアは遺伝子を持っている
人の遺伝子とは別の遺伝子を
女系で伝える

男は母のミトコンドリアを受け継ぐが、子に遺伝出来ない

ミトコンドリアは
とんでもないポテンシャルを秘めていて
もしミトコンドリア発電が可能になれば、フリーエネルギーどころではない

人は自分の体からスマホを充電出来るし、電子レンジくらいなんなく動かせるくらいの電力を体内に持っている

しかしミトコンドリアは頑張らない
あえて力をセーブする

ミトコンドリアがもし許せば
物語のドラゴンみたいに
火を武器にすることだって出来た筈だ
むしろ
なぜ火を使う生きものがいないのか
その方が不思議なくらい

ミトコンドリアが生物に火の使用を許可していないのか

なぜ？
火を自由に使えたら、もっと生物として強くなれる筈なのに

ミトコンドリアは
生物に力を少ししか与えない
電気は与えても
火は与えなかった
人はミトコンドリアから貰えなかった火を自力で獲得し
それによって暴走していく

プロメテウスの火
科学の象徴として使われる言葉
プロメテウスは
「天界の火を盗んだ」
と言われている

火の使用は許可されてなかった

こうして見ると
人間にとっての神の正体が何かうっすらと見えてくる

神話とはマクロの世界だが
実はミクロ(396)の世界で

人の細胞の物語

雷の神ゼウスは
ミトコンドリア
太陽の神
アマテラスも
ミトコンドリア
で
ほんのり説明がついてしまう

ミトコンドリアは
果たしてどこから来たのだろう