タニグチリウイチ:2023年も引き続き週何日か三鷹通い Profile picture
ラノベ系書評家。谷口隆一としてITアニメ玩具ゲーム系の記事を書くも所属新聞社の構造改革で2019年3月末に退社。7月から三鷹のアニメ会社でアーカイブのお手伝いしつつ書評やイベントリポートやインタビューなどライター仕事を求めております。→riuichi@can.bekkoame.ne.jp

Oct 1, 2020, 6 tweets

10年くらい前に赤塚不二夫さんのアニメを集めたDVDが出る際に、大竹宏さん富田耕生さん肝付兼太さん太田淑子さんに揃ってインタビューする機会があって、その時に雨森雅司さんの当たり役だったバカボンのパパを演じるにあたって悩んだことを富田さんから伺ったっけ。当時書いた原稿から引っ張ると…。

『富田耕生さんは、91年放送のテレビスペシャル「バカボン・おそ松のカレーをたずねて三千里」でバカボンのパパを演じてる。72年の「天才バカボン」や76年の「元祖天才バカボン」で演じていた雨森雅司さんが84年に死去。あの口調も含め、日本人の心に大きく浸透したキャラクターだけに……』

『90年の「平成天才バカボン」で後を継ぐことに「悩んだし、やめた方が良いとも言われた」という』と富田耕生さん。『しかし「赤塚漫画の基本は、ギャグとペーソスといたずらっぽさがあること。それを基本にやれば良い」と決めて収録に臨み「似せてやるのはつまらない」とそのままの自分で演じきった』

初代ニャロメの声で有名な大竹宏さんが、富田耕生さんのこの言葉に添えて『「声優志望者で、声を変えれば良いと思っている人がいっぱいいるけれど、そうじゃない。内面から喋らないと」』って話してくれたっけ。ちなみに肝付兼太さんも小林恭治さんのイヤミを継ぐ形になって、赤塚不二夫さんから……

肝付さんのイヤミは違うって、赤塚不二夫さんが最初は言っていたとぴえろの布川ゆうじさんから聞いたらしいけど、後から何も言われなかったので受け入れられたんだろうと話してた。その肝付さんが聞いた富田耕生さんのバカボンのパパは……。

「違和感なかったよ」と肝付兼太もご本人に向かって話されてた。これに富田耕生さん。「ハートは同じだから。雨さんと。赤塚漫画の基本はギャグとペーソスといたずらっぽさがあること。それを基本にやれば、後ははねまわっていればいいなあと」。平成天才バカボンのパパはこうして生まれた。

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