補給艦の問題か……
燃料よりも弾薬の方を気にしてたが、燃料輸送手段の不足はあまり考えてなかったな。
昨今の水上艦のVLS化により、ミサイルの洋上補給が難しくなったため、
VLSの再装填のためには港への入港が必要となっているのは、正直現代水上艦のボトルネックになってるのでは?
という認識なのよな。
例えばわが国のDDはVLS32セル、SSM8発が標準であるけど、
対空戦闘で足りるのか?
SSM8発は現代の交戦ではあっという間に射耗してしまうのでは?
と不安はある。
そして何より再装填のためには入港しなければならないタイムロスが痛い。
問題は補給艦の方ではなく、水上艦側のVLSへの再装填。
クレーンでミサイルキャニスターを高く持ち上げ、垂直に降ろすのを揺れる洋上で、風が吹く中でやれ、
というとこに問題がある。
このあたり何とかならんかね……
あと補給艦が艦隊の外部燃料タンクとして振る舞ってるうちはいいんだが、
母港と艦隊の間で燃料や食料、弾薬を輸送する便として機能させるのなら、
HVUであり間違いなく狙われる補給艦の自衛能力をどこまで確保するかは、正規戦をマジで想定せねばならん今後の課題である。
米軍は補給の元が後方(ハワイ等)だが、
わが国の補給艦は「日本近海」という守りは堅いが危険海域を駆けて物資を積み、また艦隊に向かう必要があるかんな……
おまけに護衛船舶の数にも余裕があるとはいえん。
このあたりの自衛能力をどう考えるか。
わが国の場合は補給艦の数も問題だけど、生存性も問題になるのよね……
海自補給艦の現代の課題として認識してるもの
・弾薬の再装填
・生存性
まあ弾薬の問題は補給艦側ではないが……
水上艦側での弾薬のハンドリングの問題というべきだろうからぬ。
弾薬の洋上補給による戦力回復、
空母の方がこのあたり有力なので、補給艦さえ来てくれるのなら空母の方が長期間戦力として機能するのでは?
とはちと思う。
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