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ラモス2号。1号さんはこちら→@ramos59454108 1号さん(永久凍土済み)のフリをしている臨時垢ですのでtwitter_JPさんは間違えて凍結しないように。 暴言キャラですが、以前よりビビリ4割増しでお贈り致します。元研究者。なうビットコイナー。新コロ終わればまた無言垢に戻ります。てか、早く無言垢に戻りてぇ。

Dec 15, 2021, 21 tweets

デンマークのデータ

11/22-12/11の暫定
デンマークワクチン接種率は
グーグルから未接種:21%、1回2%、2回60%、3回17%

オミクロン感染者は9.6%、2.3%、79%、9%の順

で、ワクチン効果は当然マイナス。
ワクチン打ってる人の方が感染率が高いので。
ssi.dk/aktuelt/nyhede…

Other Variants(ほぼδ亜種だろう)へのワクチン効果は?

24,3,67,6なので。

1回接種-3%
2回接種2%
3回接種69%

ふんふん。完全にδ亜種に対して期限切れ、ブースターは有効

これとまったく同時にο株検討すると?

繰り返しですがもう一度。

1回接種 -151%
2回接種 -188%
3回接種 -16%

*母集団のワクチン接種率は12/5時点とした。

んー確かにサードショットは劇的に改善するけどそもそも全部マイナス
なんやねん。それ。

つーか、デンマーク5人に1人がワクチン未接種とは結構多いね。

最初「事情があってワクチン打てない体弱い人は家に閉じこもる、パーティーに行かない」と仮定しかけたけど、5人に1人もそんな身体弱い人いるわけないわ。

って訳で、ワクチン効果、なぜメディア計算もせずに推すん???と。

現実世界データは少し様子見しよう。
デンマーク、情報公開が素晴らしい。ありがとう

medrxiv.org/content/10.110…

このデンマークの計算結果とは合わない英国TB31
これもプレプリ出てた。

これね。
使った集団見る限り変な偏りもない。不思議なところ。

次、これは少し大事かも。

中和能と細胞性免疫を測ったよ。そして相関があるか見たよ。という論文。

medrxiv.org/content/10.110…

コレが細胞性免疫。
横軸がワクチン前、縦軸がワクチン後なので、ワクチンに細胞性免疫誘導能あるのであれば、横軸によらず一定値(水平線に近くなる)
Pfizerあんのかなってとこ。

右図。
横軸が中和抗体価、縦軸が細胞性免疫。
Bがワクチン前、Dがワクチン後。
中和抗体が誘導されたからと言って

細胞性免疫がそれに応じて強くなる像がない。

ワクチン前から中和能強めの個人は細胞性免疫も強い。若いとか強いってやつか。

ワクチンによって細胞性免疫高くなるのか値は少し大きくD縦軸が10あたり。しかし、ワクチン種類がBNT側へ行くと分布が右、つまり明らかに中和能上がるが、グラフは寝たまま

これらの結果を元に、筆者らは「ワクチンの中和能低下を細胞性免疫が補うとは思えない」と結論付けた。

ここ一週間流行った根拠のない「細胞性免疫論」にデータ付けて反論した様な形。

ファイザーの意向に沿わない論文久々に見れた気がするわ

ソトロビマブは効くと。
同じこと言ってるのは前紹介したけどラボとして2個目か。

medrxiv.org/content/10.110…

こんな感じ。

もうοにたいするメタアナリシス出てくる?
と思ったけど

ほらまず1
ラボの感度差はβみたいな陽性対照で埋めないと意味ないと思うぞ
2バーが広くなっただけじゃね?
3ま、オミクロンには厳しいよね(しってる)

これは紹介する必要ないか

次は、おおと思った。
DZIF-10c、ベーリンガーインゲルハイムの抗体治療薬もオミクロンに効きそう。
(というか、ソトロビマブなんで元株に弱い結果なのww)
medrxiv.org/content/10.110…

そしてこの人達のラボのグラフ

ワクチンも既感染も全然効かず、ブースター直後で復活するのは見やすい。

ただし、それでもID50は元株より6-7倍落ちてるので、有効性はどうかなと思うが
彼らの系では数値見る限り充分戻る計算になるな。

これはちょっと既報と違うが。

ほら、例えばこっちではブースターでもそこまで回復せんわ。と

medrxiv.org/content/10.110…

モデルナで43倍、ファイザーで122倍落ちる。感度良い系かな。
で、ブースター直後は2回接種3ヶ月以内の、元株とδの間くらいにまで回復(減少は4-6倍)

次はブースターでの回復度、株別。
なんか一瞬、ワクチンに個性出たかな(Pfizerの方が変異に弱い)と思ったが、これはもともとモデルナがmRNA多くて

S蛋白量多くなることの違いだろう。
なおこのラボ疑似ウイルス系。

で、ACE2発現させた293Tへの感染性を見たところ、元株の4倍、δの2倍である。

これは新しい情報。
δより更に2倍強い模様ということ。P681Hの様な膜融合系が3つあたことが関係しているだろうか。

こっちの文献でもワクチン血漿は40倍、中和能減少。生ウイルス。
このラボではβが9倍くらい減少なので、やはりβより免疫回避は強い。

途中用事があって更新止まったけど、ざっと今日出てきた論文を(もう読むの面倒で図しか見てねぇ)ザックリ

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