Koichi Kawakami, 川上浩一 Profile picture
研究者。理学博士。専門は遺伝学、分子生物学、発生生物学、神経科学。モデル動物ゼブラフィッシュを使って脊椎動物の体づくりや脳のはたらきの研究をしています。Tweetは個人の意見です。論文リスト: https://t.co/2AXCLwhqs4…

Dec 21, 2021, 6 tweets

従来型(武漢型)とオミクロン株のスパイク蛋白質遺伝子の比較中。アミノ酸レベルで違っている以上に塩基配列レベルで違っているので、ちょっとビックリ。
(上段が従来型、下段がオミクロン)

短い欠失が多い。

あ、一番最初のtweetの図の欠失は、欠失じゃないです。
NNNNNN... だから、読めていないのですね。

このプライマーの中に、オミクロン株では一つ変異。これくらいでは、おそらく、PCRの効率にはそんなに影響を与えない。

こっちのプライマーの中には、オミクロン株では4つ変異。このプライマーは作り直した方がいいかもしれない。

検体がオミクロン株であった場合もスパイク蛋白質遺伝子(の一部)をPCRで増幅できるようプライマーを設計し直します↓😊

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