人間の感情も思考も、その土台となる認識も、いい加減だったり偏見まみれなので、「厳密に調べれば」全ての人間は、ほぼ常に何らかの差別的な言動を行っている。
自分で気付いた所から検討して減らすだけ。
過去の被害や洗脳や何らかの理由で共感性が低下してる対象属性への差別が盲点になりやすい。
例えば、トランス差別反対の人達は、過去に女性からの加害や二次加害を受けた人であったり、あるいは、男性からの酷い被害を受けてないか記憶の底に抑圧していたりして、男性や男性の身体や男性的な加害性に対する嫌悪や恐怖やトラウマ反応を持つ人たちに対する共感性が低い傾向があります。
ジェンダー学業界はマイノリティー性の高い人の割合が高めと思われ、その結果として、「シス女性」をマジョリティーと見なし、女性差別や性暴力被害や二次加害の酷さに対しての共感性が低い人が多め。
自分がマイノリティーの場合でも、責任のある立場になったら、他の属性に対しても心を開かないと。
一方で、トランスの人達の苦しみや困難は理解され難いし、想像するのも難しいので、共感され難い。
私がずっと話を聴いてきて感じるのは、実はトランスの人の苦しみや困難と、性暴力被害者の人のものは、類似点が沢山ある、ということです。
性暴力被害者の中には、自分の身体や汚い様に感じたりしてしまう場合があるそうですが、トランスの人の中で、身体違和を持つ人の苦しさも、似ている面があるのだと思います。
女性もトランスの人も「人間として扱って欲しい」と言ったり、色々な点で無視、軽視、矮小化される苦しみも同じ。
もちろん、違いもありますし、個人個人での違いも大きいので一概には言えませんが、多くの人が思うほど人間の感じ方や考え方の根底にあるパターンは異なるものではなく、苦しみを軽減したい、とかの基本的な部分はだいたい共通。
それなのに、悪魔化して、何か別の存在であるかのように忌み嫌ったり憎んだりして、自他を一層苦しめる事になったりするわけです。
その為の安直なキーワード、トリガー用語が、差別者、ヘイター、トランスフォーブなどの、悪魔化、非人間化用語。
また、それらと同様に、T.R.A.などの略語も、使わない方が良いと私は思います。
女性側も、反女性側も、どちらも、かなり雑多な集合で、共通項はあったりしても、色々な部分がありますし。
反トランス差別運動と対立しているのが主に女性である事からも分かる様に、現在のトランス思想には反女性的な部分があって、その部分は修正しないと戦いは終わらないだろうと思います。
しかし、ジェンダー学業界も、LGBT業界も、一部の当事者もそれを認識したがらない。
また、双方?で先鋭化した人たちは、より多くの人を先鋭化させようとして頑張る習性があるので、そのままだと戦闘が激化します。
とにかく我々男性側と男性中心社会の加害性や支配願望などなどが問題の根本にあるし、人間のcPTSD傾向も重要な要因なので、その方面の対策が必要だと思います。
そういう分野の専門家の人にもう少し頑張って欲しいのですが・・・
また、分割して統治する、というのが支配階層の基本で、二大政党制もそうだし、温暖化対策での分断も、ジェンダー関連の分断も、支配層や中間権力層からの目くらましになっていると思います。
なので、対立し、悪魔化してしまいがちな相手側ではなく、常に責任者、上位責任者に目を向ける癖を繰り返し繰り返し練習して体で覚える必要があるのだろうと思います。
我々男性の場合、女性や弱者に「(クソ)助言」をしようとするのではなく、上位男性に文句を言う癖を付ける必要があるわけです。
文句を言う対象は、政治家、法曹、経済界、メディア、教育、特に高等教育、行政、影響力のある人、など。
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