インターセクショナリティーやホワイトフェミニズムの話で、人種の軸や性志向の軸などを、シスとトランスの軸と一緒に並べている例が多いですが、女性に関しての場合、シス女性とトランス女性では一方的な権力勾配が成立しない点で同列には扱えない。
白人女性と黒人女性
異性愛女性と同性愛女性
身体的性別と社会的性別が両方で同じなので、それ以外の人種や性志向の軸で、一方がマイノリティー。
シス女性とトランス女性
シス女性は、身体的性別に由来する負担や困難などではマイノリティーで、身体・性別違和やシス規範などではマジョリティー。
(特に日本の?)ジェンダー学界隈では、身体的性別を否定する非現実的な人が結構居る為、生理・妊娠・出産・更年期などなどの身体的な負担や困難を無視・軽視・矮小化・透明化する女性差別的な屁理屈が横行し、その結果シス女性の身体由来のマイノリティー性を無視する詭弁や詐術的な論説が多い。
これは、「マジョリティー女性」の様な言葉でもって、色々な問題の責任を女性たちに押し付け、「お前が悪い」という特権持ち・権力者側が良くやる「自責の念」の強化によって、女性たち言動を支配・操作・管理しようとする論説とせっと販売される場合が多い。
余裕のある人や、地位や維権力や知識や金銭や影響力などの特権持ちの人は、マイノリティー属性であっても他のマイノリティーに対する社会的な責任がありますが、余裕の無い人に他のマイノリティーに対する責任を転嫁するのは二次加害。
女性に関する問題で、身体性別や身体性別由来の負担や困難を否定したり、無視・軽視・矮小化したりすると、女性差別的になったり、二次加害になりやすく、特に日本の様に酷い女性差別と性暴力で日常的な警戒を強いられて余裕の無い状態の女性が多い点をも無視すると現実から乖離して加害性が強まる。
バトラー崇拝や欧米崇拝などの「崇拝傾向」が強いと、権威主義的になったり、絶対主義・至上主義的になったり、抑圧的になったり、支配・搾取的な傾向も強まったりしてしまう。
また、現実逃避傾向や「言語崇拝・言霊信仰」的な傾向やそれらとの親和性が高い社会構築主義と伴に変な体系を構築する。
シス・トランスの軸を人種や性志向の軸と同列に扱ったり、女性の身体性別に由来する負担や困難を無視・軽視したり、心身二元論や性別二元論などの「二元論」や「本質主義」を過剰に敵視・嫌悪したり、女性のマイノリティー性を無視・軽視したり、「マジョリティー女性」を強調する言説は要注意。
これらの論説が、一般のマイノリティーの人から出ている場合に、その人たちを批判するとトーンポリシングや二次加害になる可能性があるので、批判は政府や(中間層を含む)権力者側である法曹・教育・研究・メディアなどの特権持ちに向けるのが好ましい。
そうでないと、異なるマイノリティー同士の対立になりやすい。
特権持ちである学者等が、特に「シス女性」で、しかも、その多くが差別と性暴力と二次加害で余裕の無い状態にある日本の女性の対して、批判をしたり指図をしたり「お前が悪い」を連発するのは、差別的で二次加害。
ジェンダー関連問題の専門家である自分達の責任を自覚して、言霊信仰の非現実性を認識しないと、現実的な貧困・健康・差別・抑圧・搾取に苦しみ人の認識からどんどん乖離して、空想的・妄想的な疑似学問の仮想世界に耽溺・逃避する集団になってしまう。
というか、既にそうなっている。
一部のアライや当事者も、そういう傾向に影響され、女性差別的な事を言ったり二次加害をしているし、一部の女性側も欧米の暴力的な争いの影響を受けたりして過剰防衛的になったり差別的になったりしていますが、悪いのはそういう状況を作った専門家など。
一般の当事者はどちらの側も悪くない。
もっと言うと、人間の情報処理の仕組みに、絶対主義的・至上主義的になりやすいバイアスがあったり、臆病なサル型動物の傾向として、ボス猿支配・ヤクザ型の主に男性による暴力・威圧・恫喝や詐術による支配・搾取が蔓延する社会になりやすい「仕様」の問題があり、悪いのはそれらを悪用する連中。
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