囚人番号6 Profile picture
せっかく商業デビューしたのに鬱を患いすっかり小説を書かなくなった小説書きのダメ人間(書籍数は八冊。発表作品は10作)。アニメ関連の記事も書きます。以前は編集もしてました。バナーは未書籍化の中編のヒロイン。昭和特撮とアニメ、漫画、小説が生きる糧。note始めました。

Mar 22, 2023, 10 tweets

#仮面ライダー

オンタイム当時、本郷ライダーを1号、一文字ライダーを2号と最初に明示したのはテレマガだったと記憶している。初のダブルライダー編である第40話のサブタイトル「(前略)二人のライダー」からも分かる様に、劇中ではあくまで本郷、一文字共に<仮面ライダー>だった。→

#仮面ライダー

→OPクレジットにも1号2号の表記はなく、二人とも「仮面ライダー」になっている。これはTVだけではなく、本郷編の再開となる第53話直近で公開された劇場版でも踏襲されている。全98話中、本編で「第1号」「2号」と出てきたのは前者はナレーションを含むと計3回。→

#仮面ライダー

→内訳はナレーションが第40話と第52話。本郷自らが名乗ったが第52話。後者はわずか1回。第98話のみである。この時点では便宜上出てきた感が強く、クレジットにも表記されていない以上、公けの物とは言い難いだろう。ただテレマガの発信した「技の1号力の2号」は、最終回までには→

#仮面ライダー

→兄(小学校中学年)を含むメインターゲット層や、私たちチビッ子層(未就学児童)の間に浸透していた気はする。韻を踏む文句はリズムがあって覚え易いからね。ではいつからクレジットにも表記されるようになったのかといえば『V3』の第1話から。仮面ライダーが三人になったから、→

#仮面ライダー

→というのが主たる理由な気がする。あとタイミング的にもここを逃すと面倒というか、現場は混乱しとんのかい?感が出てくるからベストだったと言えるだろう(通常クレジットの発注は助監が行う)。しかし劇中で本郷、一文字、風見の三人は変身後も互いに名前で呼んでおり、→

#仮面ライダー

→1号2号呼びはあくまで映像の外でのものという感が強い。これが覆っていくのが『五人ライダー対キングダーク』である。さすがに仮面ライダーも五人になると、個々を明確に区別する必要性が本編でも求められるようになったのではないだろうか。ただ本作は珍品というか→

#仮面ライダー

→なんというか、実は主役たるXライダーこと速水亮しかクレジットには出てこない。他の四人は変身前つまり俳優は登場せずアテレコのみの参加だったからだと推測されるが、それにしても酷い扱いだと思う。ジャリ番時代ならではの事例ではないだろうか。さらにアレなのは、→

#仮面ライダー

→ライダーマンだけ山口豪久ではなく、別人がアテている。後の劇場版では主役とV3以外は誰キミ?が定番なっていく、そのはしりだと言えるだろう(ヤなはしりだね)。面白いのは自身が「仮面ライダー2号だ!」と名乗った上に「2号ライダーキック!」と叫ぶ2号ライダーの芝居だ。→

#仮面ライダー

→おそらく私たちチビッ子への配慮だったのだろうが、要らぬ世話であるw 客演するたびにマスクの色が変わる1号と2号など、却ってコレジャナイ感が漂い、幼いながらも「??」と首を傾げたものだ。まあ子供番組がジャリ番と見下されていた昭和の御代では仕方ないと割り切れるが、→

#仮面ライダー

→平成になってからも銀ラインは南紀編なのに体の脇にもラインがあるとか「わざとやってのか?」と疑いたくなるのは、さすがは東映だと言わざるを得ない(誉めてないゾ?)。

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