新型コロナでは、まず「PCR検査」がボトルネックでしたから、「患者・感染疑い者」を待たせるのではなく、民間委託などでボトルネックを解消すべきでした。
日本では「今ある設備・キャパシティを『変更できない前提条件』と考える傾向がある」のですが、「できるだけ命を救う」ためには『前提も変更する』べきです。
ここでは、「感染拡大を早期に防止し、時間軸的に出来るだけ命を救う(至上命題)」と、「PCR検査や隔離病床といった複雑なインフラをパンクさせない」です。
それらは「パッケージ」で考える必要があります。
次は隔離病床の不足ですが、武漢のようなプレハブ病床や、ホテルなどを改装した簡易病棟も可能でしょう。また、軽症者向けにスマホを使ったセルフ検診もあるでしょう。そうやって「隔離率」を上げるのです。
ボトルネックを解消し、前提条件を変え、同時に「日本の社会的問題」も改善する。技術とマネジメントがそれを可能にするのです。