わからないことははっきりわからない、まだこれからの課題はこれからの課題、と言うのは専門家のつとめであると思うのね👶わかっていないことを適当なことを言うのはすごく罪深いと。テレビのコメントもそうだしそれ以外の発信もね。
わかっていることを説明するときもできるだけ根拠を出したほうがよいのも事実👶専門家の間では「常識」や「共通認識」であっても、社会に対してはそれは専門家の認識なんてしったこっちゃなかったわけだしね。
専門家として発言するときに、それが専門家の中でも共有された「常識」的なものなのか、その専門家「独自に思っていること」なのか、ここも切り分けて発信しないといけないのよね👶ここが難しい。「専門家」という権威性を帯びた個人意見が「専門家集団の共通認識」ととらえられるとミスリードよね。
そして、「これは仮に」という話であっても断言しないことの重要性は何度でも強調しておきたいところ👶相手がどうとるかまで考えて発信することの重要性、特に「自分の考え」を自信満々に断言すると危ないと思うのね。
論文などでも査読というプロセスはとっても大事で、どんなに専門性の高い人でもやはり思い込みや自説に世界の中心を寄せたくなる気持ちは生じるものなので、ここはバランスをもって注意しないといけないと思っているの👶
あとは極論の問題👶思考実験で極論を持ち出すことはよいんだけど、世界は0か100かではないし、グレーの部分において妥当な考えを示すことって重要なのよね。これがうまくできない人は多くて、単純化された系でものを考えるくせがついてるとコミュニケーションでも難しい場面が多いよね。
そして当然ながら発信することは、相手あってのことなので、どうとらえられるか、どう切り出されるかも考えつつ構成しないといけない👶前提をはなし、共通認識や現状の認識・解釈をつまびらかにし、自分の説をのべその根拠と共通認識との差・差異・その理由を述べ、妥当な結論となることを示す。
その流れを意識しておかないと、ずっと持論、で説明に極論、いい切りで断言してあたかも専門家の一致した意見化のような誤解を招く、こうなると味テートになっちゃうのよね👶
リスコミの話題がでたので考えていたんだけど、情報発信って本当に難しいのよね👶双方向って本当に大事だと思う。ばぶもマシュマロやりつづけてなかったら気づかなかったことも多いしね。
自信や義憤をもって発信している、正義感から発信している、そういう専門家や詳しい人ほど、いちど立ち止まって、伝え方について考えてほしい👶伝え方のプロでなければ。伝え方のプロならこれは釈迦に説法よね。
哀しいことに、煽りになっている発信がいまだに増えていると認識しているの👶極論や独自の理論で、みんなの足並みを乱す話も多い。考えさせることは重要。ただ煽ることや惹きつけることに傾くことは危険。そう思うんですけどね…。どうだろう、異論噴出する？
