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#イギリスの文学7 友であり同胞である学生諸君、こんにちは。これから「イギリスの文学」第7回の授業を始めます。教科書は17頁、スライド資料は第7回を出してください。なお、本日の授業は『夏の夜の夢』をはじめとする私の他のクラスを受講した人は既に聞いた話と重なるところが多いかと思います。
#イギリスの文学7 今日はシェイクスピアについてです。まずはシェイクスピアの生い立ちですが、生没年は1564年-1616年で、「ひとごろし(1564)の話をいろいろ(1616)書いた人」と覚えます。ストラットフォード・アポン・エイヴォンにてジョン・シェイクスピアとメアリ・アーデンの息子として生まれます
#イギリスの文学7 お父さんのジョンは手袋屋で、カトリックだったかもなどと言われていますが詳しいことはわかっていません。誕生日ははっきりしませんが、洗礼の日などから推測して4/23(聖ジョージの日)に生まれたのではないかと言われています。
#イギリスの文学7 亡くなった日も4/23で、この日は毎年、世界中でシェイクスピア関連の祭りが行われます。今年は全部新型コロナウイルスで中止でしたが…シェイクスピアはおそらくグラマースクールであるKing’s New Schoolでラテン語などの教育を受けましたが、大学には進学しませんでした。
#イギリスの文学7 シェイクスピアの故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォン(Stratford-upon-Avon)はエイヴォン川に面する風光明媚な街で、イングランド有数の観光地です。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの本拠地があります。これは2016年に私が学会で現地に行った時に撮った劇場です。
#イギリスの文学7 これも同じ時に私が現地で撮ったシェイクスピアの家の写真です。シェイクスピアの親戚の家などが保存…っていうか、もともとの形より豪華になってるっていう噂もありますが、「保存」されて古民家博物館になってます。
#イギリスの文学7 同じ時に撮った写真ですが、左は夏のエイヴォン川、右はシェイクスピアが埋葬されているトリニティ教会で深夜に追悼イベントがあった時の写真です。
#イギリスの文学7 ストラトフォード・アポン・エイヴォンは観光地で酪農やってるので食べるものも悪くなく、美味しいクリームティ(左、お茶とスコーンにクロテッドクリームとジャムを添えたもの)もあり、近所のヘンリー・イン・アーデンはアイスクリームの名産地(右)です。
#イギリスの文学7 今日の授業は無駄に食べ物の写真などをいっぱい出していますが、たぶん別の授業で既に私のシェイクスピアのクラスを聞いてる人は飽きると思うので、話の内容をできるだけ変えようと思ってアイスの写真とかを出しています。
#イギリスの文学7 シェイクスピアは1582年に8歳年上の女性アン・ハサウェイと結婚し、6ヶ月後に長女スザンナが生まれています。おそらく妊娠後の結婚です。シェイクスピアの時代には婚前の性交渉はとても良くないこととされていたので、シェイクスピアとハサウェイはたぶん慌てて結婚しました。
#イギリスの文学7 シェイクスピア劇に『尺には尺を』という婚前の妊娠を扱った芝居があるのですが、これは本人の経験がある程度反映されているのかもしれないとも言われています。
#イギリスの文学7 1580年代から90年代はじめまでにシェイクスピアが何をしていたのかについては不明な点が多いのですが、シェイクスピアに限らず、この頃の文人(とくに低い階級の出身者や女性)の生涯については記録が残っていなくてよくわかっていないことが多いので、まあよくあることです。
#イギリスの文学7 その後、役者として舞台に関わる一方、1590年代はじめには詩人・劇作家として活躍し始めます。1593年にサンサンプトン伯ヘンリー・リズリーに献呈した詩『ヴィーナスとアドーニス』が出版されます。詩人としても知られており、パトロンの貴族もいたようですが、基本的には劇作家です
#イギリスの文学7 シェイクスピアは宮内大臣一座(後の国王一座)に座付き作者として所属し、株主にもなって比較的安定した生活ができるようになりました。少なくとも、1613年頃までは劇作家として継続的に仕事をしていたようです。1616年4月23日に亡くなりました。
#イギリスの文学7 シェイクスピアについては生没年やいくつかの法的・商業的取引などに関する情報以外、生涯の詳しいことはあまりわかっていませんが、この頃の平民としてはまあフツーレベルの情報量です。この当時の平民についてはあまり詳しい記録がないことも多く、歴史家は苦労します。
#イギリスの文学7 一家の名前の綴りすらあんまり一定しなくて、ShakespeareだけじゃなくShakespereとかShakspeareとか、ものによってはShaxpurとか書かれたりしますが、この頃は今ほど綴り方が固まってなかったので、こういう表記揺れはよくあります。
#イギリスの文学7 自筆文書(とくに原稿)もそれほど残っていませんが、今のような大作家になるとは誰も思っていなかったので、それほどおかしなことではありません。私生活(性的指向、妻との仲、仕事のスタイルなど)についても推測ばかりでほとんどわかっていません。
#イギリスの文学7 財産関係の法的書類は残ってるので、そこそこ儲けていたらしいというようなことはわかりますが、その程度です。あと、正直、書き手の性格とかが全然推測できない感じの作品を書きます。作者の伝記情報を詳細に知っておかなくても、作品の理解には問題はありません。
#イギリスの文学7 ここでシェイクスピア別人説の話をしましょう。私はシェイクスピア入門の授業では必ず別人説の話をします。これは文学史上の陰謀論にやすやすと引っかからないでほしいのと、陰謀論の裏にある偏見に目を向けて欲しいからです。
#イギリスの文学7 「シェイクスピアの作品を書いたのは本当はストラットフォード・アポン・エイヴォンのシェイクスピアではなく、別の作家である」という、シェイクスピア別人説と言われるものがありますが、これは近世イングランドの事情を理解していない、いい加減なものがほとんどです。
#イギリスの文学7 シェイクスピア別人説は人気があり、これを唱える人は反ストラットフォード派、ストラットフォード・アポン・エイヴォンのシェイクスピアが「シェイクスピア」作の戯曲や詩の作者であると考える人(つまり、正統的な学説を唱える人)はストラットフォード派と呼ばれています。
#イギリスの文学7 オクスフォード伯エドワード・ド・ヴィア、フランシス・ベイコン、クリストファー・マーロウなどが人気の「真の作者」候補として人気がありますが、どれも全然信憑性はありません。ただしマーロウについてはシェイクスピアが若い頃一緒に仕事してた可能性があります。
#イギリスの文学7 別人説の根拠として、「シェイクスピアについて残っている史料が少なすぎる」という人がいるんですが、これは大間違いで、さっき言ったようにむしろこの頃の平民の作家としてはマシなほうです。
#イギリスの文学7 シェイクスピアと同時代~17世紀後半くらいのイングランドの平民の劇作家は、けっこうな人気作家でもどこで生まれたのか、いつ死んだのかわからんみたいな人もわりといます。ありふれた名前の人だと余計史料が混乱して大変です。
#イギリスの文学7 別人説のまた別の根拠として、大学にも行かず、留学や専門職の訓練などもしていないと思われるシェイクスピアには、あれだけの作品を残せるだけの教養や経験がない、という主張があります。
#イギリスの文学7 シェイクスピアは大学に行ってないのですが、経歴不明期間に何をしてたのかわからなくて、その間に何か勉強をしていた可能性はあります。あと大事なのは、今の人はシェイクスピアは博学だったと思われてますが、17世紀頃にはシェイクスピアは無学な作家と思われてたということです。
#イギリスの文学7 芝居に出てくる地理的知識とかはけっこう間違ってるし、医学とか外国語とかも通り一遍であまり深い知識があった形跡がありません。またこれは教員の私見ですが、仲間の劇作家クリストファー・マーロウやベン・ジョンソンに比べると、劇中で学問への関心を描くこともあまりないです。
#イギリスの文学7 この頃の劇作家はけっこう博学だったり、「学問とは」みたいなテーマに関心がある人も多かったので、シェイクスピアはむしろ教育がないのに面白い話を書けた人扱いでした。
#イギリスの文学7 17世紀後半になると、正規の教育を受けられなかった女性作家が「無学なシェイクスピアだって芝居が書けたのだから教育を受けていない私にもできる」的な自己弁護のためにシェイクスピアを持ち出したり、まあとにかく学識無い人扱いです。
#イギリスの文学7 ここが、私が別人説の裏には偏見があると言う理由です。別人説を唱える陣営は、大学に行ってない作家、身分が高くない作家には面白い話は書けないと思っているのじゃないかというフシがあります。シェイクスピアは大学行ってないし地方の手袋屋の息子だから書けない、と…
#イギリスの文学7 じゃあシェイクスピアは作品を全部1人で書いたのかっていうと、実はそうでもないです。この頃は共作とか、以前別の人が書いた台本を再演用に別の作家が直すとかいうようなこともけっこうありました。多忙なので、人気作家もコラボをたくさんするのです。
#イギリスの文学7 シェイクスピアの初期の史劇はクリストファー・マーロウが手伝ってるのじゃないかという説があり、私もそうかもと思ってます。シェイクスピアの後期の作品には後輩のジョン・フレッチャーとの共作があります。
#イギリスの文学7 このため、「シェイクスピアの作品に同僚劇作家の手が入っている可能性がある」あるいは「同僚劇作家の作品をシェイクスピアが手伝っている可能性がある」というような議論は別人説とは完全に分けて考える必要があります。注意しましょう。
#イギリスの文学7 それでは作品のお話にいきましょう。シェイクスピアの作品の年代についてはよくわからないものが多いです。芝居なので、初演から台本刊行までにタイムラグがあります。
#イギリスの文学7 「今日○○を見た」みたいな観客の日記などがあると少なくとも上演されてたことはわかるのですが、それでも初演を特定できない芝居がほとんどです。戯曲が必ずしも出版を前提としていなかった時代な
ので、1623年の全集ファースト・フォリオに入るまで出版されなかったのもあります
#イギリスの文学7 詩についても創作年代がわからないやつが多いです。この頃は出版前に手稿として回覧されることが多かったため、書かれた時点よりだいぶ後になり、評判になってから出版されたということもあり得ます。ソネット集などは本で出る前から知り合いの間では流通してたようです。
#イギリスの文学7 作風ですが、おおまかには史劇やドタバタ喜劇でデビュー→恋愛喜劇→悲劇→晩年のロマンス劇というふうに変わるものの、キャリアの全期間にわたってまんべんなくいろいろな作品を書いています。幅広い作家です。
#イギリスの文学7 女性を主人公にした悲劇が少ないのですが、これは劇団の事情と思われます。英国ルネサンスの商業演劇ではプロの女優を養成するシステムがありませんでした。このため、少年が女役を演じていました。オールメールの劇団なんですね。
#イギリスの文学7 ただし、舞台にかかわる女性が皆無だったわけではありません。ヨーロッパ大陸から巡業してきた劇団にはプロの女優がいて、ロンドンでも見られたはずです。アマチュア演劇とか祝祭の余興とかには女性もかかわっていたことがあったようです。
#イギリスの文学7 とはいえ、ロンドンのプロの劇団はオールメール、さらに女役は全部若い男優で、声変わりや身長の伸びに応じて女役を引退して男役になる、というシステムだと、上手な女役を起用できない期間というのが出てくる可能性があります。
#イギリスの文学7 日本の歌舞伎などは大人の男優も女形をやるのですが、近世イングランドはそうではありませんでした。となると、若くて訓練が浅いうちからすごく優秀な役者がいないと、女役に大役は振れません。そしてそういう役者はそんなに多いわけではありません。
#イギリスの文学7 『十二夜』くらいまではシェイクスピアの劇団に喜劇が得意で超優秀な女役がいたと思われるのですが、その後シェイクスピア劇の女性キャラクターにわりと変化が見られます。私の指導教員である河合祥一郎先生はこのへんで看板女形が男役に以降してしまったのではと推測しています。
#イギリスの文学7 そういうわけで、雇える役者の形態が変わったせいで作風が変わったのかもしれません。シェイクスピアの劇団にはリチャード・バーベッジという大スターがいましたので、この男役の名優が引き立つような芝居が書かれるようになります。
#イギリスの文学7 シェイクスピアは多作なのですが、作品数を覚える必要はありません。なぜならこれから増えるかもしれないから。さっきも言いましたが、この頃の作家は共作が多いです。今後も共作研究の進展により、新たなシェイクスピアの著作として確定されるものが出てくる可能性があります。
#イギリスの文学7 全部シェイクスピアが書いた戯曲がこれから見つかるかどうかはわかりませんが、今存在する著者不明の台本でシェイクスピアがお手伝いしているものがあったり、お友達の劇作家の台本でシェイクスピアが多少手を入れているものがないともかぎらないと思います。
#イギリスの文学7 シェイクスピアは多作で幅広い作風です。よくシェイクスピアの作風を示す言葉として「無限の多様性」(infinite variety)という台詞が引用されます。
#イギリスの文学7 『アントニーとクレオパトラ』でクレオパトラを描写する言葉ですが、シェイクスピア自身の作風を表す言葉としても使われます。いろいろ解釈できて、悲喜こもごもが混ざってるからです。
#イギリスの文学7 キャリアの初期に喜劇をたくさん書いていますが、喜劇(comedy)というのは基本的に恋愛の成就で終わるようなものです。笑うところはたくさんありますが、笑劇(farce)とは違いますので気をつけましょう。吉本新喜劇は、あれは私の考えでは吉本新笑劇だと思うんですけど…
#イギリスの文学7 ロマンティック・コメディと呼ばれる『お気に召すまま』や『十二夜』、『から騒ぎ』などは現在皆さんがテレビや漫画や映画で見かけるロマコメものに大きな影響を与えています。『から騒ぎ』は「第一印象最悪の2人がいがみあいつつ結局恋仲に」という王道展開です。
#イギリスの文学7 喜劇の中でたぶん一番問題作なのが『ヴェニスの商人』です。これはユダヤ人の金貸しシャイロックがひどいめにあうので、よくユダヤ人差別的な作品だと言われますが、実際に芝居で見てみると全く印象が変わります。
#イギリスの文学7 私が今まで見た『ヴェニスの商人』の上演のほとんどは、人種差別を焦点化し、シャイロックをスターの演じる役として悲劇性のある人物にするものでした。たいがいの人は見ていてシャイロックに同情するだろうと思います。欠点だらけですが人間味があります。
#イギリスの文学7 このように、演出によってだいぶ印象が変わってしまうのがシェイクスピアの「無限の多様性」です。『ヴェニスの商人』は演出家のさじ加減ひとつで反ユダヤ主義的な芝居にも、人種差別批判の芝居にもなります。
#イギリスの文学7 悲劇については『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』が4トップで、これ以外では『ロミオとジュリエット』の上演回数がめちゃくちゃ多いです。私は『アントニーとクレオパトラ』が好きですが。
#イギリスの文学7 『ハムレット』はシェイクスピア劇の中でも最も長く、ハムレットは笑わせて泣かせて殺陣で暴れないといけないので大変な役なのですが、みんなやりたがります。最も役者の魅力を引き出してくれる役だからです。女優もこの役をかなりやってます。
#イギリスの文学7 こちらに45名のハムレット役者を写真つきで特集した記事がありますので、見てください。一番上にとてもハムレットとは思えない変顔の役者が出てきてますが、これはスコットランドが誇る大スター、デイヴィッド・テナントです。
theguardian.com/stage/gallery/…
#イギリスの文学7 史劇もわりと初期に書かれたものが多いのですが、『リチャード三世』がとくに上演回数が多いと思います。陰謀と殺人で王位に上り詰めたリチャードが失墜するまでを描く作品で、これも役者がやりたがる役です。ワルなんですが、なんでワルなのか理由がわかる奥行きある役柄です。
#イギリスの文学7 最近、ドナルド・トランプが人種差別に対する抗議運動を排除して教会の前で聖書を手にパフォーマンスするというのをやりましたが、これ、そっくりの場面が『リチャード三世』にあります(以下担当教員ツイートの引用)。
bbc.com/japanese/52887…
#イギリスの文学7 違いを指摘するとすれば、リチャード三世には大変優秀なバッキンガムという部下がついていて、これが今でいうスピンドクターとして力を発揮しているところです。バッキンガムは本当の意図がさとられないようにロンドン市民にリチャードの信仰心をアピールしています。
#イギリスの文学7 バッキンガムのPR工作は優秀なので、トランプ陣営のように意図が見え見えでさとられやすいというわけではありません。芝居のほうが、現実より賢い人たちが出てくるのです。
#イギリスの文学7 喜劇、悲劇、史劇の他、いくつかこれと重複するものの使われているジャンル分類があります。ローマの歴史を扱った悲劇をローマ劇あるいはローマ史劇と呼ぶことがあります。『タイタス・アンドロニカス』『ジュリアス・シーザー』『アントニーとクレオパトラ』『コリオレイナス』です
#イギリスの文学7 それから問題劇というのがあります。定義が難しいのですが、悲劇と喜劇の間を揺れ動くような複雑なトーンを有し、様々な倫理的問題を扱っているが結末はそれに完全な回答を与えるようなものではなく、観客に考えさせるような内容になっている芝居を一般的にこう呼びます。
#イギリスの文学7 代表的な問題劇としては『トロイラスとクレシダ』『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』があり、他に『アテネのタイモン』『ヴェニスの商人』『じゃじゃ馬ならし』『冬物語』『アントニーとクレオパトラ』『ジュリアス・シーザー』『コリオレイナス』を入れることもあります。
#イギリスの文学7 それからロマンス劇というのがあります。悲喜劇両方の要素を持ち、波瀾万丈のあらすじのあとに比較的幸福な大団円があるもので、シェイクスピア後期の作品群をこう呼びます。『ペリクリーズ』『シンベリン』『冬物語』『テンペスト』、あと『二人の貴公子』を入れることもあります。
#イギリスの文学7 それから忘れてはいけないのが詩です。シェイクスピアは芝居ではない詩もたくさん書いています。前述した『ヴィーナスとアドーニス』の他、長詩『ルークリースの陵辱』、短い詩を集めた『ソネット集』があります。他にもいくつかの詩を残したと考えられています。
#イギリスの文学7 有名な『ソネット集』は正体不明の美貌の男性パトロン(Fair Youth)及び「黒い女」(Dark Lady)への愛を歌う、連作恋愛詩です。
#イギリスの文学7 さて、本日の授業の最後にこの授業の初めと終わりにある変な挨拶の種明かしをしましょう。この授業は「友であり同胞である学生諸君」という呼びかけから始まっていますが、これは『ジュリアス・シーザー』で一番有名なアントニーの演説のもじりです。
#イギリスの文学7 'Friends, Romans, countrymen, lend me your ears'「友であり同胞であるローマ市民諸君、お耳を課してください」ですね。ここからアントニーは市民をアジってシーザー暗殺者たちに対する暴動をけしかけます。
shakespeare.mit.edu/julius_caesar/…
#イギリスの文学7 最後に「パックはおうちに帰ります」と言う挨拶をして授業を終えていますが、これは『夏の夜の夢』で妖精パックが最後に口上を言うのに引っかけています。
shakespeare.mit.edu/midsummer/full…
#イギリスの文学7 それでは本日の授業はこれで終わります。履修登録者の皆さんは後で3Sで課題を確認しておくようにしてください。それではパックはおうちに帰ります。
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