『感染の拡大が判明した当初は、患者さんが次々と発熱するだけでなく、日に日にスタッフにも発熱者が増え』
『ベッド移動やスタッフの勤務調整に追われ』
サリン事件時の聖路加みたい
www3.nhk.or.jp/news/html/2020…
『防護服の背中に名前を書いてあげながら、仲間を戦地に送り出しているような気持ちに』
『幼い子供を、遠くから眺めるだけで、抱きしめることができなかったスタッフ』
未知のウイルスとの『戦争』だからね
『我々医療従事者でも予測困難な事態』
『いつどこで感染したかが分からないことに慄然としました』
現場の人達が防ぎようのないものを『責めて』解決するだろうか?
『家族との面会はできず、妻には携帯電話で「死ぬかもしれない、子ども達を宜しく頼む」と伝えました』
『日常生活を送れるようになるまで数週間のリハビリテーション』
永寿総合病院で院内感染した医療者も『一個人』なんですよ
無菌室で感染がアウトブレイクする事は死に直結する。しかし新型コロナウイルスに限らず努力していても起こる事がある。
無菌室に広がった事が判明した時の恐怖感は、想像に難くない
今でも忘れられないのは救急外来に事故で園児が大量に搬送された事。
次から次に園児が、外傷状況も名前すら分からない子が矢継ぎ早に運ばれてくる。終わりが全く見えない。
新型コロナウイルスとの違いは自分が感染するリスクがなかった事
今回は永寿だった。しかし次は自分の施設かもしれない。医療者は皆、そんな思いで体験記を読んでいる。永寿を責める医療者はいない。