積極検査をしていない8府県（神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡）の感染者数の合算し、その推移をK値モデルで7月5日に予測したところ、本日までの感染者数の推移は、予測値とほぼぴったり一致しております。東京都だけが異常な数値の推移となっております。
現在、東京では積極検査以外の人々にも感染は広がっていますが、8府県と異なる挙動を示すと言うことは、前回のK値の推移を見ても考えにくいです。（もちろん可能性はゼロではありませんが・・・）
阪大の中野先生からの情報です。K値のモデルは7月5日に作成したもので、その後の4点は予測値通りの推移です。8府県の累計感染者数は2000人程度に収まる模様。 
阪大の中野先生からの情報です。K値の推移予測です。7月5日に予測した曲線に、直近の結果の4点が乗かっています。
阪大の中野先生からの情報です。K値の予測に基づく新規感染者数の推移です。日々のデータはもちろんでこぼこします。本日がピークの予測。今日は予測値以下なので、明日はもう少し高いかも知れません。
東京だけが市中で感染が広まるという可能性は否定できないのですが、繰り返しになりますが、前回のK値予測では他府県と同じ挙動を示しているので、今回も同様だと考えるのが自然かと思います。
本来は夏場はK値の推移は、春の推移よりも早く落ちると思うのですが、これは行動様式（自粛度合い）の違いによるものではないでしょうか？冬場においては、このような自粛ではK値の推移の角度は、もっとなだらかになる可能性はありますので、冬場は3月程度の自粛は必要になるかと思います。
