Thread by @GreatPoppo

党大会での軍事分野で気になるところを読み進めていく

「わが党と人民にとって国家核戦力建設大業を完成するのは、われわれの理想である強力な社会主義国家建設の行程で必ず、優先的に占領すべき戦略的かつ支配的高地」とあるから核を廃棄するわけないのは明らか（続く

続き）「北極星系列の水中および地上発射弾道ロケットが～いかなる脅威にも対応できる強力で頼もしい戦略的抑止力」とあるので、やはり北極星も核を搭載を再び強調（続く

続き）「２０１７年１１月の大事変以降も、核戦力高度化のための闘いを中断することなく粘り強く導いて」は米朝・南北融和が展開された時期も核開発が進んでいたことを明確に示す。「緊張緩和でイージス・アショアの必要性云々」が幻想であったことがよく分かる（続く

続き）「党中央がより威力ある核弾頭と弾頭制御能力が向上した全地球圏打撃ロケットの開発を決心し～１１軸自走発射台車に～新型の巨大なロケットはわれわれの核戦力が到達した最高の近代性と打撃能力をあまねく誇示」は高威力・高命中率・超長射程を求めていたことが分かる。必要性は？（続く

続き）「超大型ロケット砲を開発、完成し、常用弾頭の威力が世界を圧倒する新型戦術ロケットと中・長距離巡航ミサイルをはじめとする先端核戦術兵器も次々と開発することで」ということでKN-23～24も核弾頭を搭載できることを明らかになった。しかし、巡航ミサイルってなんだ？（続く

続き）「世界的発展推移に追いつく朝鮮式の主力戦車の開発方向を正しく定めて生産工程を一新し、自己の新しい発展軌道に入り始めたし」は例の戦車がハリボテではなく開発途上にあることを示す。「生産工程云々」は戦車工場のリニューアルだろうか。これは衛星画像でわかる。（続く

続き）「対空ロケット総合体、自走平曲射砲、対装甲兵器も世界的水準で開発する成果を収めた」はKN-06（トールもどきは？）とM-2018自走砲のことか？対装甲兵器は①「火の鳥4-M」②スパイクもどき ③コルネット のこと？ いずれにせよ、開発段階は終わったということかもしれない。　（続く

続き）「多弾頭個別誘導技術をいっそう完成するための研究を最終段階で行っており」も驚きだが「新型弾道ロケットに適用する極超音速滑空飛行戦闘部をはじめとする各種の戦闘的使命の弾頭開発研究を終え、試験製作に入るための準備を行っている」は衝撃。もう試作段階に入るのか。（続く

続き）「中型潜水艦武装近代化目標の基準を正確に設定し、模範改造して海軍の現存の水中作戦能力を著しく向上させうる確固たる展望を開き」はロメオ級の改造のことだろう。（続く）

続き）「新しい原子力潜水艦の設計、研究が終わって最終審査の段階」について。これも驚きだが、まだ建造が開始されていないことを示す。新浦で建造中の新基地はこれ用なのか？南浦造船所のリニューアルは関係あるのか？（続く

続き）「各種の電子兵器、無人打撃装備と偵察探知手段、軍事偵察衛星の設計を完成した」はまだ実物があるのか不明だ（ただ、前者はあると思う）。ということはまたロケット打ち上げがある。無人打撃はUAV・USVと思われるからバンヒョン工場と大同江造船工場をチェックせねばならぬ。（続く

続き）「このほかにもわが軍隊を世界最強の軍事力を保有した強兵に跳躍させる上で大きな意味を持つ国防研究成果を収めたことについて」の「大きな意味」がとても気になりますね。（続く

続き）「核技術をさらに高度化する一方、核兵器の小型軽量化、戦術兵器化をより発展させ」「戦術核兵器を開発して超大型核弾頭生産も継続的に」は核戦力の充実化を示す。つまり、弾頭が数発程度ではないことの裏返しだろう。（続く

続き）「1万5,000㎞射程内の任意の戦略的対象を正確に打撃消滅する命中率をさらに高めて、核先制と報復打撃能力を高度化する」。先制不使用から使用へ転換したわけでなく、最初から先制を意図していた可能性がある。南米を除く殆どが射程に入るが...？（続く

続き）「また、超音速滑空飛行弾頭を短期間で開発・導入し、計画通りに水中・地上の固体燃料エンジンを使用したICBMを開発」。短期間が気になる。しかし、ICBMについてはこれ以上のTELがあるのかにも注目ですが、サイロや鉄道を活用するのかも注目したい。（続く

続き）「近い将来、軍事偵察衛星の運用により偵察情報収集能力を確保し」は遠くない時期にロケットを発射することは確実となった。東倉里で補修整備をやっていたのはこのためか？（続く

続き）「最大500㎞の精密偵察を実施できる無人偵察機をはじめとする偵察手段を開発するための最も重要な研究本格的に推進することについても言及」で500が戦闘行動半径なのか全部なのかで違ってくる。全部でも半島がすっぽり入る。機体規模的にリーパー級よりかなり小さいと思われる。（続く

続き）「武装装備の知能化、精密化、無人化、高性能化、軽量化を実現する軍需産業の中心的な目標として定め」は第7回大会もあったと思うので、路線継続していくものと思われる。特に違和感は感じない。（ひとまず終わり）

①核・ミサイルは放棄しないし開発をこれからも継続していく ②巡航ミサイルも保有した ③戦術核も作るよ ④原潜を建造するよ ⑤衛星を打ち上げるよ ⑥核の先制使用するよ ⑦極超音速滑空も試作に入るよ… いずれにせよイージス・アショアは必要でしたね。米朝会談でいらないとかは妄言と証明された。

「中・長距離巡航ミサイルをはじめとする先端核戦術兵器」って何だ？まだ発射していないのか、単に公表されていないのか。昨年も対艦ミサイルが複数発射とあったけど、実はこれのことではないのか？例の島でやりそう。核搭載とあるから日本も他人事ではないですね。

仮にコレが原潜用だとしたら、かなり前から綿密に策定された国家プロジェクトであることがわかる。昨年の段階でもまだ完成は遠いから将来的なものだと思いますが…

「常用弾頭の威力が世界を圧倒する新型戦術ロケットと中・長距離巡航ミサイルをはじめとする先端核戦術兵器」とあるから、後の文章も加味するとKN-23～25あたりは核弾頭も視野にすると？巡航ミサイルが金星-3だとすると何に搭載するのか？

南浦の造船所は左半分が完全に立て直され、船台も完全に作り直されたが、作業は昨年10月下旬の時点でほぼ完成したように見える。黄側で新しく潜水艦を建造するならここしかない。ただし、新浦のような基地がないのが気になる。でもSLBM水中発射艀があるので黄海での運用も考えてはいるはず。

原潜については本番の前に試験艦があって然るべきもの。このあたりもよく観察しておく必要がある。