アツユキ Profile picture
18 Jan, 76 tweets, 18 min read
Dactyl Manuformのカスタマイズに手を挑戦してみる。

Clojureのソースがちょっと読めるようになってきた。 Image
進捗 Image
ネジ穴をあけた Image
やってるうちにOpenscad使い慣れてきたので、いったんリセットして整理して描き直したら結構いい感じになった。 Image
Dactyl Manuform スケルトンエディション(仮) Image
とりあえずDMMのMJFでプリント見積もりしてみよう。 Image
こっちは比較用の通常版Dactyl Manuform 4x5 Image
MJF@DMM3Dでの見積もり結果

通常版 ¥22,517
スケルトン ¥16,602

シャフトとビスが¥1,000くらいかかるとしたって、¥5,000は安くなった!いいね!

問題は、スイッチなど入れると2万円超えのキーボードを作る予算がどっから出るんだってことだな。 Image
構造をロッドで接続したのは、分割プリント以外にもうひとつ狙いがあって

こんな部品を用意して Image
それをこうして Image
こう。

DINレール的な感じで、たとえば後からOLEDつけたりとか、端子をRJ11からTRRSに変更したりとかも簡単にできるはず。 Image
とりあえず粗めにテストプリントしてみましょう。

パーツ毎にプリントできるから、失敗のリスクも分散されてだいぶ気楽。

DMOTE印刷したときは、20時間くらい経ったところでフィラメント切れしたトラウマが...。 Image
ヨシヨシ Image
剛性を心配していたけれど、全く問題なさそう。
これはなかなか良いものになる予感がするぞ。 Image
ベースプレートは改良の余地あり。

ちょっとプリント時間かかりすぎなので少し肉抜きしつつ、ついでにウェイトを入れられるようにして安定感を上げたい。 Image
あと、軸2本持ちでもじゅうぶんな剛性が出そうなのでここも分割してみよう。

ここを分ければ造形時のレイアウトをかなり攻められようになると思う。 Image
人差し指2列を分割してみた様子。
ブロック名を付けるならIndex clusterだろうか。 Image
改良版のボトムプレート、なかなか良い感じになった。 Image
プリントレイアウトの最適化を物理演算で自動化する案、まあベストじゃないけど悪くないかも。
物理演算による3Dプリント自動レイアウト、手動と比べたらまあまあ高くてそのまま使うわけにはいかないけど、かなり可能性は感じる。

物理演算→¥17,465
手動→¥12,214

フォースフィールドを追加したり、少しチューニングすればもっと良い結果が出るかも。
手動でレイアウトしたのはこんな感じ。 Image
M4の小頭皿ネジをお取り寄せした。

M4だと普通は頭径8mmだけど、これは6mmなので取り付けの自由度がかなり上がる。 Image
同僚のご厚意により超格安でプリントしてもらった!

サバゲー趣味の人だったので、問答無用で艶消しの黒フィラメント、カッコいい。 Image
キーキャップも黒で統一するのがいいかな。 Image
諸々部品待ちなので、まずはベースにM3のインサートナットを入れた。

4mmの下穴にナットを乗せて、ハンダゴテで2/3くらい押し込んでから、熱いうちに平な所に押し当てるとうまく垂直に入ってくれる。 Image
アルミのシャフトはまだまだ届かなさそうなので、木の棒で仮組みしてみた様子。

なかなかサイファイな佇まいで完成が楽しみ。 Image
コントローラーの取り付けはこんな感じにしようか。 Image
Fusionでレンダリングしてみた。
フォトリアルなのを見るとモチベーション上がるからね。 Image
えぇーーーっ😩
外径7mmって言ってたじゃないですか、ハメられた、というか、ハマらなかった...。 ImageImage
さっきの20mmのは外径8mmだったけど、もうひとつ届いた50mmの方はちゃんと外径7mmだったので完璧にフィットした。

遅れて届く30mmは、果たしてどっちなんだろう...?

こういうスリルを結構な頻度で味わえるのも、中国通販の楽しさのひとつ。 Image
また例の同僚にプリントいただいた。 Image
よしよし Image
もう少し調整は必要だけど、かなりイメージ通りの仕上がり Image
試してみたいことがあって、PS3のジョイスティックとSeeeduino xiaoを買ってきた Image
とりあえずブレッドボードにのせたところ Image
ジョイスティックをアナログ入力で読んで、CircuitPythonのHIDライブラリに突っ込むだけで簡単にマウスになった。

案外このままでも使えそうだけど、少しチューニングしよう。
試してみたかったのはこれ、掌底でマウス操作する案

たぶん全然使いやすくないんだけど、チューニングによってはワンチャンあるかも? Image
プランBは無難な親指ポジョン、こっちは普通に使えそうな感じ。

簡単に後付けできる設計なので、色々試してみよう。 Image
こういうもの全般にとって、速い移動と細かい操作性の両立が難しいところ。

ためしにカーソルの速さをスティックを倒す速さに対応させてみたけど、これはイマイチ。

加速度が必要かな?
ペロッ...このピン配置は...!? Image
ブレッドボード必要なかった

Xiao ジョイスティック
GND --- GND
3V3 --- 5V
A10 --- VRX
A9 --- VRY
A8 --- SW Image
加速度を実装してみた様子、なかなか良い
相変わらず配達待ち(国内には入ってて通関待ちらしい)の30mmアルミシャフト、M4の25mmが外径約7mmという有力情報を見つけたので、これを信じてデータ修正しよう。
ありがとうモスクワのE***v!! ImageImage
そうこうしているうちに、ようやく30mmが届いた!

有力情報の通り7mm径だった、よしよし。 Image
7mm径のシャフトだけで仮組みしてみた。

20mmシャフト無しでも十分な強度出ているので、この本数でいこう。 Image
別アングルから。

#DactylManuform #自作キーボード Image
OpedSCADで描いてるのでシャフトを減らすのは簡単、ちょっとコメントアウトするだけでこの通り

接地面が狭くなるので、安定感を高める工夫が必要だな ImageImage
ジョイスティックはの辺りに取り付けて、人差し指の付け根で操作するのがなかなか良さそう Image
またジョイスティックの続きで、加速度に好きなカーブを設定できるようにしてみた

ためしにフィボナッチ数列を入れてみた様子、リニア加速より断然こっちの方が良いな
次はシグモイド関数を試してみよう

スプレッドシートに数式を入れたら、グラフを見ながら傾きを調節して Image
こんな感じ、だいぶ良い使い心地になってきた
ソフトはこれで一旦完成ということにして、テスト用のブラケットをつくろう Image
その後ジョイスティックの取り付け方を色々いじくり回した結果、こんな形にまとまりました ImageImage
とりあえずデータの置き場所を用意した

github.com/atsuyuki/dacty…
加速度のシグモイドカーブをRaspberryPi Pico&CircuitpythonでOLEDに表示してみた

特に意味はないんだけど、OLEDの青白い光にはロマンがある Image
アニメーションさせるのも簡単だった

#raspberrypipico
簡単にグラフィック扱えるのが楽しくて、ついつい本題から外れてしまった

そろそろキーボード作るほうに戻ろう
今回のデザイン的に、ダイオードはよく使われる1N4148ではなく、ちょっといかつい1N4001を使おうとおもう Image
一旦試作パーツの上で組んでみた、1N4001はリードが太めなので安定感がある Image
今週はジョイスティックわまりをプリントしてもらったので仮組み、安定感もなかなか良い感じ ImageImage
次はベースプレートを作ろう、こんな感じで底面を投影して Image
外形線を書き足して、こんなもんかな Image
ふむ Image
ただの板だとちょっと味気ないので、サイファイな意匠を足してみよう Image
押し出して Image
こんな感じ Image
課題がだいたい片付いてきたのでそろそろ最終版にできるかな?

ベースプレートは、経験値を上げるためにステンレスの加工を外注してみようと思う
課題がだいたい片付いてきたので、そろそろ最終版にできるかな?

ベースプレートは、経験値を上げるためにステンレスの加工を外注してみようと思う
ステンレスの加工は、前に営業DMをもらった中国の星王虹精密零件という会社にお願いしてみることにした

見積もりとか問い合わせ対応日本語OKだし、レスポンスも爆早

3mm厚のSUSレーザーカット&ヘアライン2枚で、少量だから送料$25が割高だけどそれでもトータル8K円、安い!

楽しみだなぁ Image
データに不備があったりでステンレスはもう少しかかりそうなので樹脂で仮組み、いいよー!かっこいいよー! Image
スイッチは赤軸派です Image
ベースプレートのデータ不備はどんなだったかというと、Inkscapeからdxf書き出したら謎の尺度変換によって1.066…倍されるという怪現象にやられた

ほんと初歩的すぎるミス、カットデータは入稿前に必ず印刷してチェックしよう... ImageImage
1.066…ってなんなんだろう?逆数だと0.9375🤔

まあとにかく今回は、8,000円払ってステンレスの加工外注体験のワークショップにでも参加したということにしよう

うん、そう考えればまあ悪くない気がしてきたぞ…!
次のステップのためにステンレス用の黒染め剤を買った Image
試しに例の寸法間違えたものを染めてみた、染めている間は硫黄の匂いがした

おそらく事前のやすりがけが雑だったのと表面処理がヘアラインなのがあいまってムラだらけだけど、一応染まった

これはこれでエージングっぽさがある Image
設計フェーズがだいたい落ち着いたので、いったん途中経過をまとめました⌨️

エルゴノミックな自作キーボード Dactyl Manuform のカスタムモデルを作る話 その1—コンセプト&基本設計編— - 創作意欲とか物欲とか、そういう類のもの
creativity-ape.com/entry/2021/03/…

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