Thread by @Artanejp

さて、↓で書いた「厭な背景構造が見えてきた」について、まずはこちらでグダグダと書いていこうと思います。
togetter.com/li/1748969#c93…
これから書くことは、表に出てる情報＊だけ＊からの推測です。（つづく

まず、結論から。
今回の本多平直議員に対するでっち上げの可能性が低くないマスコミリークに始まる「本多追放ありき」の党執行部の動き、水面下で「言うことを聞かなければ党を割って、小池百合子と合流する」というような揺さぶりをかけてる人たちがいるからではないか。（つづく

まず、本多議員の「発言」とされるものが、本人が発言を否定してたり・マスコミリークの後の「ハラスメント委員会」による「報告書」で表現が完全に違ったり、本人が問題の会議の録音を開示するよう要求したら福山幹事長や寺田座長が頑なに拒んだ上で離党を求めた。と云う事がある訳です。

まぁ、言ってないことを言ったことにしてマスコミリークした上で、邪魔な議員を退場に追い込む。と言うのは、民主党政権下で霞が関側がよくやった手口ですが、この手の手口、「運動ムラ」だと、ラディカル・フェミニズム界隈の人がやること結構あったんです。私が知ってる範囲でも。

いろいろな情報から、どうやら、産経新聞にリークしたのは寺田学座長と島岡まな教授ではないか。と推測してる人が多いですが、私もその辺りか通じてる人だろうと見ています。
寺田学議員、例の事業仕分けでよく出てきてた方なのを記憶してますが、当時はネオリベかつ財政緊縮主義だったと思います。

で、この手の旧民主党系のネオリベ議員って、フェミニズム・とりわけ、ラディカル・フェミニズムの人たちと同調取ることが多いんです。
後、ラディカル・フェミニズムと密接に歩調合わせてるような一部のキリスト教宗派とも、親密さが強い傾向がある。

ぶっちゃけ、小宮山洋子氏の系譜や青地イザンベールまみ氏を擁する方面と、寺田議員のような「ネオリベ左派」は緊密さが強い傾向がある訳ですね。

で、まだ現物を読めてないのですが、どうやら森喜朗元総理が北國新聞のインタビューに答えて、「小池百合子都知事が、五輪後の後始末に関する都議会の予算審議が不調となった場合に、衆院選前に都知事を辞めて、自民党か自分の新党から国政復帰してくる」と言及したらしいのです。

小池百合子都知事の動きが、まず一点あって。
次に今回、本多議員と一緒に攻撃を受けてて一部フェミニズム運動が離党を要求してる議員が、山花郁夫議員な訳で。
この２人、表現規制反対で有名ですが、衆院憲法審査会の幹事（山花）と委員（本多）なんですよね。

自民党・公明党、そして維新の会が、憲法改正に極めて前のめりで、しかもかなりマズい中身の憲法に変えようとしてる。と言うのは、知る人ぞ知る話ですが、それを、立憲民主党や社民党や共産党が必死に押し留めてることで、ペースとして極めてスローに・遅々として進まない状態にある訳です。

「憲法改正」と言う場合に、立憲民主党内部でも消極的賛成や積極的賛成の人がそこそこいるはずで、その人達が自公に乗っかろうとするのを、山花・本多両議員に代表される「慎重派」「反対派」が必死に抑えての現状がある訳です。

さて、超タカ派で改憲積極派でもある小池百合子都知事、国政に鞍替えする場合「憲政史上初の女性総理」を標榜して出てくるのではないか。と言う観測があります。特に、新党を立ち上げる場合は、そのワンイシューでやるのではないかと。

小池とラディカル・フェミニズムの運動体って、そんなに仲が悪くなかったはずだし、そもそもあの運動体は警察や極右系のカルトとも平気で（大抵は水面下で）手を組んで、連携して「世論」を作って、それを圧力化して法律や条例作らせたり利権構造作ったりしてきてる訳で。

今回本多議員に対する攻撃にせよ、立憲民主党執行部の、規則を無視した異様な動きにせよ、ミッシング・リンクが沢山あったのですが、この数日の本多議員の声明や都政関連の話で、色々ピースが埋まってきた感じがあります。

小池百合子が「女性初の総理大臣になる」事を主要公約にして都知事を辞めて国政再進出した場合、特にラディカル・フェミニズム系の議員や政治家が「女性を総理にする」と言う大義名分を得て小池に合流する可能性、実際の所高いし、タカ派改憲論者の小池に取り入るために邪魔者を排除する必要も出てくる

そこで、今回の、島岡まな教授を講師に招いての立憲民主党WTの会議があり、それが何故か「一ヶ月後」に本多議員がこう言った。として、産経新聞に（本多議員本人が言ってないと声明してる内容の）「舌禍」報道が載っかった。
内部からのリークによると言われてる。

通常、こういうリークによって報道がされて議員がバッシングを受けた場合、執行部は誰がリークしたかを突き止めてそちらへの処分を優先事項にするはずですが、そちらはうやむやにされ・本多議員の弁明も事実調査も不十分なままに、報告書の体をなしてない杜撰な報告書が出てきた。

そして、報告書が出る前から・出た後も、執行部は本多議員に沈黙を強いて・裏で離党を要求していた。
…だれが処分を受け・だれが処分を免除されてるか。と云う事も、大事なファクターになると思います。
改憲反対で法治重視のリベラルが処分され、処分を誘発したフェミニズムやネオリベは免罪されてる

これらから、私が推測できるのは：
・本多排除を要求するフェミニズム運動が、選挙等の現場での協力を盾に立憲民主党に揺さぶりを掛けてるにしても、勢力的に大きくはないからそれだけで執行部があのような態度をとるのは極めて不自然である。

・立憲民主党には、本多排除に同調してる、ラディカル・フェミニズムと密接な関係にある一部キリスト教宗派の支援を受けている議員や、彼女ら彼らと親密にやってきたネオリベ議員が少なからずいる。

・この議員たちは、大義名分さえ立つならば、改憲には賛成することを隠してる訳でもない。政界引退する山尾志桜里氏や自民党に行った長島議員ほど露骨には表明していないにせよ。

・そして、小池百合子都知事は都政がレームダック化する事を見越して、国政に再進出するのに「女性初の総理大臣になる」事を掲げて、新党結成も視野に入れてるという観測が飛び始めてる

・小池は極端なネオリベであり、改憲論者でもあるが、フェミニズムにも一定理解を示してもいるので、
・「女性初の総理大臣」と言う大義名分が出た場合に、立憲内部のラディカル・フェミニズム系議員やネオリベ議員が小池側につくのは、現実的な話である。

ココで、ラディカル・フェミニズム系の運動体やネオリベ勢力やそれらの支援を得てる立憲民主党の政治家と、改憲勢力の間で利害の一致点が出てくる訳です。
要は、本多平直議員のようなマトモなリベラルがいたのでは、双方の政治目標が永久に達成できないから、排除してしまおうと。

その上で、「小池新党」にラディカル・フェミニズム系の議員たちやネオリベ系の議員たちの一部が合流する。と水面下で執行部に表明してかけひきを始めてるとしたら…。
政権交代一歩手前に来てるとは言え、内部事情に脆弱さを抱えてる立憲の執行部は、ご機嫌取ることになるでしょうね。

不条理な処分・強引な処分が行われる場合、大抵は、その処分を望む人たちから幹部個人が恫喝されてるか、組織全体を切り崩すような恫喝が複数にかけられてるか。という構図があると思いますが、
今回は、従わなければ支援を引き上げネガキャンする。というのと小池新党に行く。というののセットかと…

過去に児ポ法や青少年健全育成条例の改悪や、迷惑防止条例のような一方的で刑事司法の原則を破壊するような条例・法律を多数制定にこぎつけてる人達…ラディカル・フェミニズム系の運動体と警察官僚と右派カルトの複合体…からしたら、この手の駆け引きは手慣れたものですから。恫喝とも言いますが。

以上が、「曖昧ながら見えてきた厭な構図」ですね(´・ω・｀)
性交同意年齢の問題だけでなく改憲も絡んでる、凄いどす黒い動きが水面下であって、立憲民主党の執行部が屈服せざるを得ない（抗えば党を割られかねないから）から、本多議員をとにかく追い出そうとしてる。と言う感じですか。

これまで私が長年色々書いてきたことからの経験則に過ぎないですが、ここまで書いてきたことの確度（というか実際に起こってることを言い当ててる的なの）は六割から七割くらいだろうと思います(´・ω・｀)
ひょっとしたら九割方の可能性もなくはないとは思いますが、多分それは私の勘違い(´・ω・｀)