1/ もういい加減に「自宅療養」なんて戯れ言を言うの止めましょう。
医療施設にいるべき患者を自宅に放置することを「自宅療養」と言っとけば、愚民がこの言葉を使って定着していくという政府の奸計。あたかも「自宅療養」というものがあるかのようだが、実態は「自宅で勝手に死んどけ」しかない。
2/ 約1年半の「日本コロナ対応史」が人類の中で突出して異様な点はいくつもあるが、「見なければ見えない・見えなければ存在しない」という信仰があらゆる局面で一貫して現れたのもその一つ。例えば全国民を熱狂させたPCR検査をする・しない合戦は、医学とも疫学とも科学ともなんの関係もなかった。
3/ 目を開けずに車を運転すれば、いずれ事故を起こすという程度の推論能力が、「見なければ存在しない、存在しなければ何もしなくてよい、そのうちに通り過ぎてくれる」という信仰に負けた。検査をしないコロナ対策なるものを信じるのは、目を閉じて走り回ってる痴れ者だ。
4/ 1年半前全世界が同じことを考え、同じように怯えた。「コロナ感染者が増え続けると、やがて医療需要が医療キャパシティを超えてしまう」と。

違いはその後現れた。

一つの対応法は、米国の各州や連邦政府のやり方に典型的に現れている。
note.com/yoshilog/m/md6…
5/ 例えば、NY州と米連邦政府が始めたのは、感染者数・入院必要率・人工呼吸器必要率などの予測を時間軸上にプロットしていくことと、各時点で必要な医療キャパを計算することだった。なんらかの医療行為が必要な患者が放置される事態は絶対阻止するものという大前提が議論なしに存在していた。
6/ 医療キャパの内容は、単に病床数だけでなく、医療器具からサプライそして医療従事者まで多岐に渡り、その全てが上記予測モデルによってX日に足りなくなるという情報が全住民に公開されていた。
「医療キャパは急には増やせない」という言葉を日本語圏で何度も見たが、その困難さはどこでも同じだ。
7/ 予測値の精度を上げるためにPCR検査数を爆発的に増加させる必要もあったし、医療キャパ急増のためには、人工呼吸器や医療サプライなど生産能力・スピードの問題、不効率なロジ、官僚主義的な制度・法律、医療機関の民間網と公的網の間の壁などあらゆる障害が発生したが、行政は全てを乗り越えた。
8/ 一方、日本は別の道を選んだ。「PCR検査なんかしたら医療崩壊が起きてしまう」という似非専門家の主張が「PCR検査を徹底的に抑えることによって、感染を見えなくする→見えないものはない→ないものに対策は必要ない」という政治的言説を支え、日本は1年半を無駄にした。
9/ 謎々効果も賞味期限が切れ、1年半のコロナ執行猶予の後、デルタやラムダが五輪で景気づけられ、感染の急拡大が始まったが、もちろん日本の医療キャパは絶対的に足りない。あっさり崩壊した。

そこで、医療崩壊を隠蔽するためのレトリックとして「自宅療養」という”言葉”が動員された。
10/ 病院にいる必要もないから自宅で療養するという本来の意味の自宅療養は海外にも存在するが、医療機能が崩壊したから患者を自宅に放置するという「自宅療養」は日本独自のたわごとだ。他国にもそんなものがあるかのように同じ表現を使って、まんまと思うツボにはまるバカが絶えない。

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23 Jun
1/ 常に後ろから刺す、足をすくう、手の平を返す、失敗に誘導する明るい職場に長くいたせいで自分の根性が腐りきっていたのを忘れていたが、WHO, IOC, G7の話題を見て「騙されておく」のが外交の古典的スキルであることが日本では認知されてないような気がした。
2/ 「騙されておく」ことの効用の一つは省エネで、単にありとあらゆることに議論をふっかける時間は誰にもないので、「暴く」ことの利益が明確にない限り、誰もそんなことはしない。それよりはるかに重要なのは、騙されておく」ことが責任回避と政治資産形成であるということ。
3/ 例えば、日本が「万全のコロナ対策をしている」と言ったとしよう。他国はその言葉を額面通り受け取る(ふりをする)ことによって、日本との無駄な衝突を避け、かつもし日本のコロナ対策が万全でなく、問題が生じた時、他国は「自分は知らなかった」ポジションを取り、責任を回避できる。
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22 Jun
もう毎日聞く話が全てめちゃくちゃ。
それでも、現政権は安泰だろうと思う。いや、ふと
1/ 「今のペースで、五輪までにワクチンが行き渡るわけがない。
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2/ その結果、不必要に死者が若年層から壮年層に出てくる。一家の大黒柱、bread earners と言われる層が倒れ始める。当然、取り残される家族、子供が急増するが、引き受ける体制はどこにもない。行き場のない子供が巻き込まれる事件が起き始める。
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20 Jun
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