Thread by @buvery

ポリコレで頭がおかしくなった人がどういう文章を書くのかの典型例だと思う。例えば、日本が民族国家になったのは敗戦の結果であり、実際に外地の日本人は内地へ強制的に送還された(日本では引き揚げと呼ぶ)ので、民族国家になっただけだ。

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というより、民族国家は戦争と虐殺、民族浄化の結果できる。例えば、韓国が民族国家になったのは、日本が敗戦して日本人が引き揚げたからだ。この時、韓国は日本人の動産不動産を没収している。要するに身ぐるみ剥いで追い出したわけだ。それを世界は肯定した。世界はそういうようにできている。

引き揚げの結果、日本の外には日本人がおらず、日本語は日本の中のみで使われることになった。連合軍占領下では、ほぼ海外渡航を禁止されたので、外地と内地の関係は一旦ご破算になったわけだ。戦後日本はその逆境を奇貨として発展したので、単一民族なのは当たり前だ。

単一民族神話が神話であるのは、敗戦による民族浄化の結果である民族国家を戦前へ引き伸ばして、昔から一貫して民族国家だと想定しているところにある。そもそも神話とは、現在から過去へ延長して話を作るものだから、何の不思議もない。敗戦後は単なる現実というだけのことだ。

民族国家の例では、ポーランドが挙げられる。彼らは、西からはドイツ移民の圧力、東からはロシアの圧力があり、国内には二割弱の西欧から追放されてきたユダヤ人がいた。ポーランドはドイツとソ連に挟み撃ちされ、国家は消滅するが、ドイツがユダヤ人をなぶり殺しにしたので、ユダヤ人が消え、

今度はソ連が反攻してドイツを負かしたので、オーデル・ナイセ川以東のドイツ人を追放した。ソ連はポーランドの東側を併合したので、ポーランドは西へ平行移動する形で民族国家となる。今のベラルーシやウクライナの西は昔はポーランドだった。

第一次大戦でオスマントルコが解体された後に、トルコではケマル・アタチュルクが戦争を始め、トルコ人のトルコを作る。これは、明治維新に習った、民族の覚醒運動で、戦後にギリシャとトルコで相互追放し、ギリシャ人のギリシャとトルコ人のトルコができる。戦争と虐殺、民族浄化が民族国家を作る。

武力で紛争を解決すれば、言語文化など共通性をもった国家になるから、それなりの安定性ができる。その安定性を守りたいろと考えるのは何らおかしな心情ではない。