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Mar 10 4 tweets 1 min read
米国防総省の戦況分析1
【キエフ情勢】
・やや前進あり。主要部隊のキエフ侵入はまだ
・北西からは24時間で5キロほど前進
・中心部までは15キロあるが、郊外で「市街戦」も
・北ではチェルニーヒウを包囲。強い抵抗が続き、キエフに向けて通過はできず
・北東からさらに2軸で接近。キエフまで40キロ
米国防総省の戦況分析2
【北東部、南部情勢】
・マリウポリは徐々に包囲が狭まるが、制圧はまだ
・ハリコフでも包囲する動きを強める
・遠距離からの攻撃(地上からのミサイル攻撃&空爆)でやや勢いを得つつある
・長距離攻撃が増えているのは、地上部隊の前進が停滞しているため
米国防総省の戦況分析3
【制空権】
・ウクライナの戦闘機は大半が使用可能
・ただ空域の大半がロシアの地対空ミサイルの射程内で、ウクライナは戦闘機を満足に飛ばせず
・北部でロシアの進軍を止めている要因は、ウクライナ軍による地対空ミサイル、MANPADS、対戦車兵器の効果的な活用
ロシア軍、キエフへ進軍再開か 米国防総省「あと15キロの地点に」:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ3C… #ウクライナ情勢

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Mar 11
米国防総省の戦況分析1
【キエフ情勢】
・北西からは中心部まで15キロにとどまる。後方部隊は前進あり
・北からはチェルニヒウを包囲し、そこで停滞
・北東からは20~30キロまで接近(昨日は40キロ)
・東からの部隊、多くはスムイ方面に後退。理由は不明
・車列は一部が樹木の陰に移動し攻撃を回避
米国防総省の戦況分析2
【その他地域】
・西部のルーツィクとイバノフランコフスクで飛行場を爆撃。ウクライナ西部への攻撃は異例
・ハリコフ。インターネットが遮断。包囲戦の定石。防御が固いが包囲は狭まる
・マリウポリ。激しい爆撃が続く
・ミコライウに攻勢かけるが制圧はまだ
・海軍の動きなし
米国防総省の戦況分析3
【空軍の活動状況】
・ロシア空軍は1日平均200回の出撃
・リスクを避ける慎重さがみられる。一部はウクライナ上空に入らない場合も
・ウクライナ空軍は56機(80%以上)の戦闘機が無傷で残っているが、1日5~10回しか出撃せず
Read 7 tweets
Mar 10
「米国が支援してウクライナで化学兵器が作られている」ーーというロシアの主張が出てきたことで、米政府が一斉に反論している。
asahi.com/articles/ASQ3B…
元ネタのひとつ。在英ロシア大使館のツイート。
「米国防総省の資金を受けたウクライナの研究所で、生物兵器が作られたことを示す書類が見つかった」と。
米国のサキ大統領報道官の反論スレッド。
「誤った主張だ。中国当局者まで、こうした陰謀論に同調している」と指摘。
Read 6 tweets
Mar 9
ロシア軍に包囲されている南部マリウポリ中心部の被害の様子。住宅地とみられるエリアが破壊されている
左:2021/6/21撮影、右:2022/3/9撮影
image: @Maxar ImageImage
続)マリウポリ東部の住宅地
左:2021/6/21撮影、右:2022/3/9撮影
image: @Maxar ImageImage
続)マリウポリ西部のショッピングモール
左:2021/6/21撮影、右:2022/3/9撮影
image: @Maxar ImageImage
Read 5 tweets
Mar 9
米国防総省の戦況分析1
【進軍状況】
・ハリコフに向けては24時間で20キロの前進。市内侵入はまだ、激戦続く
・ミコライウまで15キロ地点に接近。郊外からの攻撃も再び激化
・キエフ、チェルニーヒウに向けた目立った前進なし
・オデッサに向けた海軍の動きなし
・マリウポリは孤立したまま抵抗が続く
米国防総省の戦況分析2
【制空権】
・航空優勢めぐる争い続く
・ウクライナ空軍機の大半は無傷。防空網は効果的に機能
・国土の大半を、ロシア軍は複数の対空ミサイルで射程内に収める
・ウクライナ空軍が固定翼機の使用を躊躇する要因となっている(戦闘機を提供してもどれほど有用かは不明)
米国防総省の戦況分析3
【ロシア軍の戦力】
・ロシア軍は戦闘能力の90%以上を使用可能(昨日は95%だったが、あくまで概数)
・ロシア軍は数百台の車両を失った(破壊、鹵獲、放棄)
・外国兵や傭兵を除き、ロシア国内から追加派兵をする動きはない
・ロシアは無誘導爆弾も使用。民間被害が増えている
Read 4 tweets
Mar 1
【速報】米国防総省の戦況分析
・ロシア軍は戦闘力の80%を投入
・キエフへの北からの目立った進軍はなし。燃料や食料補給に問題を抱えている
・苦戦を挽回しようと再検討、再編成するため、自ら停滞を選んだ可能性もある
・ハリコフでは激戦が続き、包囲を試みている
・核兵器関連では変化なし
【続報】米国防総省の戦況分析
・南部ではアゾフ海に面するメリトポリやベルジャンシクを経て、マリウポリに接近
・ミサイル発射は1日で20発。累計400発を超えた
・制空権は奪えず。ウクライナのミサイル防衛は稼働中
・気化爆弾やクラスター爆弾の使用は確認できず
・ベラルーシ軍派遣は確認できず
【続報2】米国防総省の戦況分析
・キエフ北部の車列。ロシア軍は防衛を試みていると思われるが、上空を制圧しているかは不明。ウクライナ軍が攻撃できない理由は分からない
・ロシア軍は「リスク回避」の行動をとる傾向がみられる。南部での上陸地点の選定や、空軍の活動も自軍へのリスクを避けている
Read 4 tweets
Feb 28
ロシア軍専門家マイケル・コフマン氏による、開戦後96時間の分析。長文スレッドの概略。

初期の侵攻は、ウクライナ軍の能力と戦意を誤算し、実行不可能な作戦に基づいていた。
キエフを少数の戦力で短期制圧し、降伏させようとした。相手を軽視し、犠牲を避け、コストを国民から隠す狙いだったか。
続)ロシア兵は若く士気は低い。侵攻を命じられるとは思っておらず、戦争には消極的のようだ。ウクライナ人を敵視しておらず、準備も不足。チェチェン人以外は士気も低い。
西側の制裁と怒りを避けるため、迅速に安価に勝利を得ようとし、最悪の結果を招いた。実行不可能な作戦だった。
続)ウクライナ軍は善戦しているが、早計な評価は慎重にしたい。ロシア軍は小規模な部隊での動きが目立ち、まだ戦力の多くは待機している。
戦闘機や戦闘ヘリは多く配備されているが、ほとんどがまだ使われていない。砲撃もハリコフなど一部に限られる。ロシア軍には余力があり、今後は変わるだろう。
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