今日名古屋大学医学部生で先のショパンコンクール本選に出場した沢田蒼梧さん @Sohgo_Sawada のコンサートに行ってきたのだけれど、初めて自分で買った CD が彼の師匠の関本昌平さんが2005年のショパンコンクールに出場した時のものだったので、そのお弟子さんの演奏を生で聴けて感無量でした😭🙏🏻✨ 
スケルツォ第2番、バラード第1番、英雄ポロネーズを初めて聴いたのは関本さんの演奏で、その3曲を沢田さん @Sohgo_Sawada の演奏で聴けたのは本当に幸せなひとときでした😭🙏🏻✨
点描のような淡い音色の Shigeru Kawai と相まって、沢田さんの生演奏の第一印象は「中にしっとりとした餡が入ったとても上品な和菓子」という印象だったのですが、後半3曲、特にノクターン第8番はワルシャワの香りのする本当に素敵な演奏でした。
ピアノソナタ第2番の繊細ながらスケールの大きな構成力、バラード第1番の本来のバラッドとしての物語が感じられる素晴らしいソロリサイクルでした。いつか沢田さんのバラード第4番も聴いて、彼の紡ぐ物語を感じてみたいです。
そして全体としてショパンの若い頃の作品が多くて、ソナタ第3番とかの円熟していた頃の作品よりショパンの天才性が生々しく感じられる素敵なプログラムだったと思います。特にソナタ第2番の左手のリズムとか、あんなの一体どうやって思い至ったのか謎すぎる😭🙏🏻✨
• • •
Missing some Tweet in this thread? You can try to
force a refresh
