まぁ子どもの頃見てた作品が、大人になると違う見え方をするってのはよくあることで、それは「真実に気づいた!」ではなく、「観測地点が変わった」でしかないのよ。
「ドラゴンボール」だって、オメェ、子どもの頃はチチが「ガミガミおばさん」にしか見えなかったが、大人になってから改めて見るとすげぇ苦労人のがんばったお母さんなんだよな。
作中で、悟飯を戦いに行かせないようにわめくんだが、バトル漫画のラインで見ると「邪魔」に思うが、普通に考えりゃまだ十歳そこらのわが子に命のやり取り前提の戦いに向かわせるのを是とする母親のがおかしいわけでね?
そう考えると、悟空やピッコロに手厳しかったのも当然で、「我が子を危地に追いやった者たち」という意味では、そりゃチチだって複雑な心境になりますよ。
ただそれは大人になって、自分に近い立場と心境の存在が「変わって」から気づけばいいもので、それはそれで作品の妙味ってモンのひとつなんですよ。
という話をして思い出したのが「この世界の片隅に」で、あれ、アニメ映画の作品としては、例外的なまでに幅広い年齢を惹きつけたんですな。
「子供連れの親」や「ヲタ」ではなく、かなり高齢層まで見に行った。
で、私が見に行った時、20代後半くらいのカップルと、50代くらいの女性の三人連れ、70代後半くらいの夫婦がいたんですね。
おもしろいもんでね、微妙にね、笑いどころとか、タイムラグがあったんですよね。
で、中には「一人だけ」泣いている個所もあったんですね・・・一番ご高齢の女性でした。
なんというかね、同じ作品でもね、見る人の人生で受け取り方はまた、変わるんです。
まぁそういうふうに言っていくとですね、作品名は上げませんが、昔あたしが読んだ某作品で、「人生に迷っていた少年が、ある日なんかに出会って成長を始める」的なお話あるじゃないですか。
で、今までダラダラとした日々を共に過ごしていた友人たちが、あえて彼と決別するんですよ。「お前はもうオレたちと一緒にいちゃいけない」「勇気をもって新しい世界に進め」と背中を押してくれる、感動のシーンなんですが・・・
彼らがダラダラ過ごしてたのが「深夜のコンビニの駐車場」でしてね? 「もうあそこには戻ってくるな・・・もうあそこは、お前の場所じゃない」って言ってて、あたし当時、コンビニの深夜勤だったのでね、「いやお前の場所でもねーよ!?」とw

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Mar 21
「中立は素晴らしい。誰も敵にしないのだから、誰からも敵にならない。これぞ素晴らしい方針!」と思ってしまうのだが、そういう幻想をグーで殴ってくるベルギーの歴史と言うな・・・
ベルギーはなぁ、第一次第二次と、戦勝国に分類されるんだが、ある意味で敗戦国よりひどい目にあってなぁ・・・そもそもこの国、二回とも「中立国」だったんだ。なのにこうなった。
ドイツ「フランスに攻め込むよ!」
ベルギー「そーすか、まぁ俺には関係ないんで」
ドイツ「でもフランス国境ガチで固いんだよな」
ベルギー「いやだから関係ないっす」
ドイツ「だからキミのとこ通らせろ」
ベルギー「は!?」
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Mar 20
さてニュータイプの修羅場のお時間。

#ZZガンダム
ジオン名物金塊!

#ZZガンダム
あーあ、ネオ・ジオン、俺にも金塊くれねぇかな。

#ZZガンダム
Read 6 tweets
Mar 20
平清盛・・・アニメ「平家物語」で、演じた玄田哲章さんが役作りのイメージが「陽気なおじさん」だと語っていたのだが、多分それが実像にもっとも近いのではないかなと思うくらい、「良くも悪くもワンマンなカリスマ経営者」だったんだろうと。

#鎌倉殿の13人
とにかくまぁ、平家が成長するのが楽しくてしょうがなく、そのためにありとあらゆる手を打って「楽しんで」いた。もう周りからも、それこそ同門の平家衆からも「清盛様が言うんだからしょうがねぇ」の空気にさせていた。そういう意味ではやはり大物だった。
だが基本メンタルは「田舎の社長なオッサン」で、それが魅力でも在り弊害にもなった。
そういう意味では、時政トーチャンと同じで、「憎めないおじさん」なんだが、清盛の方は政治能力と時代の波風と野心が違いすぎた。
Read 11 tweets
Mar 20
ロシアが支配した地域の市民を強制的にロシア領に移動させているって話、こういうの聞くと、古来より「女子供を逃がせ、男は盾になれ」は人道主義でなく、もっと切羽詰まった話だってわかるよなぁ・・・これ要は、同化政策の第一弾なわけですよ。
古代の戦争なんかで、敗れた民族は男は皆殺しにされ、女子供は連行。女に子どもたちを育てさせる。子供は男だったら奴隷にして死ぬまで使う。女は支配民族の男との間に子を産ませ、育てさせ・・・というループを繰り返せば、三世代かからず飲み込める。
実際、岩明均先生の大傑作「ヒストリエ」があるのだが
、戦争が起こり、男は王族に至るまで皆殺したあと、何万という女子供を連行する行列が続くって描写があってね。
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Mar 19
ここらへん、映画だけの話でなく、前になんかマツコ・デラックスが言ってたが「もう今はいちいちADからはじめて現場を学んでなんてやる前に、YouTuberになっちゃう時代よ」的なこと言ってたなぁ。
映画もテレビもそうだし、マンガやアニメなども、商業である理由」がどんどん希薄になり、昔は「売れない芸人がバイトをしながら下積みを詰む」とかだったが、今や「テレビで全く見たことのない芸人でも動画配信で月三十万は余裕で稼ぐ」になったと。
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Mar 19
あったなぁロシアパン! 安くてデカイんで、学生時分昼飯代浮かしたい時はよく食ってたw
「なにがロシアなんだ?」
「まぁデカイからロシアなんだろ」
って思ってたが、なにげに歴史は古く、百年以上前、明治の終わりくらいから存在するそうな。
名の通り、「ロシア風の焼き方をしたパン」で、本来ならロシアで多く食べられているライ麦を使った、フランスパンやイギリスパンに比べ、密度濃い目で、ややボソボソしているパンなのだが(なのでなにかを塗って食べるのに向いている)。
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