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Mar 29 • 4 tweets • 1 min read
#鼻スプNEWS
鼻スプレーとして設計された実験的な薬は, 少なくともSARS-CoV-2の複数の変異株で, 感染予防とCOVID-19治療の両方の可能性を研究で示しました。
TMPRSS2を阻害するN-0385というこの薬は,感染前のマウスに投与され, ウイルスの細胞侵入を阻害しました。(2022/3/28)
reuters.com/business/healt…
記事の後半部分が鼻スプレーの記事になっています。ロイターが鼻スプレーの記事を配信するのは, かなり稀だと思います。
#鼻スプNEWS
ロイターよりこちらの記事の方が詳しいです。未公表の予備データでは, オミクロンにも効果を示していると, この研究の首席著者は述べていますが…。

新たな鼻スプレーがマウスでデルタ変異株感染を治療, 幅広いスペクトラムを示す (2022/3/28)
eurekalert.org/news-releases/…
… TMPRSS2阻害剤だけでは細胞侵入阻害に十分ではないのではないかと思います, とくにオミクロン株の場合。

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Mar 31
- 我々は,ゲラニインが,HCoV‐OC43の結合と侵入で感染を阻害することを見出し,分子ドッキングと動力学シミュレーションで,SARS-CoV-2 3CLproへの強い結合親和性と高い安定結合を有することを示した。

Published 2022/2/24
SARS-CoV-2 3CLproの潜在的阻害剤としてのゲラニイン
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35200071/
ゲラニイン(Geraniin)はゲンノショウコウに含まれます。ヒトの悪性黒色腫においてアポトーシスを引き起こすそうです。ゲンノショウコウは, 古くから日本では三大民間薬の一つとされているようです。ほかの2つはドクダミとセンブリ。(Wikipediaより)
Published 2022/2/18
ゲラニインは,Nrf2/HO-1経路を制御して酸化ストレスと神経アポトーシスを抑制することにより,脳虚血/再灌流損傷から保護する
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35222793/

- ゲラニインの保護効果の根底にあるメカニズムは,Nrf2/HO-1経路の活性化に関連し,虚血性脳卒中の治療薬である可能性がある。
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Mar 30
- SARS-CoV-2 スパイク蛋白質に対する免疫グロブリンGの定量測定と, オミクロンBA.1およびBA.2に対する中和抗体の定性測定を行った。

Posted 2022/3/27
新たなSARS‐CoV‐2変異株に対する体液性免疫の解析: 横浜市の人口ベースの抗体保有率研究
medrxiv.org/content/10.110…
- 2022年1月30日~2月28日の期間に,居住者から20歳~74歳までの6,000人を無作為に選び,そのうち1,277人が本研究に参加しました。1,277人うち3%は以前にCOVID-19と診断されており, 96%はCOVIDワクチンを少なくとも2回接種され, 94%が SARS-CoV-2 スパイク蛋白質‐IgG抗体(SP‐IgG)が陽性でした。
- 参加者の10% (n=123) の無作為サンプルにおける中和抗体の陽性率は, オミクロンBA.1およびBA.2に対して28%であり, 少なくとも7日前に3回目のワクチン接種を受けた参加者 (n=66) では, BA.1およびBA.2に対しする中和抗体の陽性率は100%でした。
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Mar 29
SARS-CoV-2は,｢スーパー抗原｣である可能性があり, 科学者チームは, 検証のためにさらなる緊急の研究が必要であると提案しています (2022/3/29)
- なお, スーパー抗原は, 通常, T細胞の機能不全を引き起こします。
thailandmedical.news/news/scientist…
- 典型的には, スーパー抗原は免疫応答を過剰に刺激する蛋白質である。これらの蛋白質は, T細胞受容体(TCR)とMHCクラスII分子のクロスリンクを介して T細胞を誘発することもあれば, クロスリンクなしで B細胞を過剰に刺激することもある。
- 多くの研究者は, スーパー抗原を抗原受容体を介してリンパ球プールの5％以上との相互作用に関連する分子と定義している。 このような単一のスーパー抗原は, 様々な宿主応答を誘発できる。T細胞の過剰刺激は, 炎症, 細胞傷害性, T細胞の欠失, 自己免疫のようないくつかの結果を誘導する可能性がある。
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Mar 23
- 本総説は,カルノシン酸の治療応用可能性をNLRP3インフラマソームの阻害を中心に紹介します。

Published 2022/1/6
Long COVID,アルツハイマー病,パーキンソン病に対する,NLRP3インフラマソームを阻害するNrf2活性化を介した,ローズマリー·カルノシン酸の治療的応用の可能性
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35052628/
- Nrf2活性化剤および抗炎症剤としてのローズマリー抽出物およびカルノシン酸の使用は,副作用がほとんどなく,他の治療戦略と比較して経済的コストが低いことから,広く注目されています。カルノシン酸の健康増進効果は,慢性神経変性疾患に対する複数の動物モデルで実証されています。
- さらに,カルノシン酸によるNLRP3インフラマソームの阻害は,炎症性サイトカインIL-1βの産生を制限する重要な分子標的であることが示されています。
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Mar 22
- 移動と環境の複合モデルでは, 太陽放射が高く,気温と花粉症が高いほどCOVID-19の再生産率が低下し, 屋内レクリエーション施設への移動が多いほどCOVID-19の拡散が拡大する関係になっています。

Published 2022/3/4
環境因子と移動性はオランダのCOVID-19の季節性を予測する
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35257688/
- 我々の研究の新しさは,Rtの使用とは別に,毎年春に温帯でCOVID-19の発生が急速に減少していくという驚くべき事実をほぼ完全に説明することを目的としている。我々は,単一の予測モデルに非常に包括的な環境パラメータと移動パラメータのセットを含めることによって,これを実現することを目指している。
- 太陽放射,花粉症,気温,屋内レクの場所への訪問を含む複合モデルの予測性能(87.5%)は,環境モデルを10%超上回った。複合モデルの精度向上は,移動傾向を加えることで環境モデルのロックダウン効果を抑制できるだけでなく,季節行動の重要性をよりよく示すのを助けることにより,向上することを示した。
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Mar 22
#鼻スプNEWS
- 研究者らは,腸内寄生虫感染に60年間使用されてきた代謝阻害剤ニクロサミドを再利用することにより,予防と早期治療のための咽頭/鼻スプレーを開発しました。

"マスクの後ろに保護を追加":デューク大学の科学者がCOVID-19に対抗する鼻スプレーを開発 (2022/3/22)
dukechronicle.com/article/2022/0…
- ニクロサミドは, ウイルス感染の6段階のうち3つを阻害することで作用します。(ニクロサミドは) ” ウイルスの細胞内への侵入を阻止して感染を防ぎ, ウイルスの複製を停止させてウイルス量を減らし, 感染能力のないウイルス粒子を分泌させてウイルスの拡散を阻止します。” とNeedham氏は述べました。
- Needham氏によれば, ニクロサミドとこれらのウイルス特異的な抗ウイルス薬との決定的な違いは, ニクロサミドが "ウイルス非依存性” であることだという。"ウイルスにではなく, 宿主に特異的に作用するので, 多くの呼吸器系ウイルスに有効なはずです。"
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