米国防総省の戦況分析1
【ロシアの巡洋艦「モスクワ」】
・ウクライナ軍によるミサイル攻撃を否定しないが、確認もできない
・船上で大規模な爆発、出火があった
・乗組員は500人近く。少なくとも一部は、他のロシア海軍の船に避難。全船員かは不明
・午前の段階では自力航行していたが、その後は不明
米国防総省の戦況分析2
【続・巡洋艦「モスクワ」】
・黒海では20隻前後が活動。うち1隻を失うインパクトは不明。ロシア軍にこのクラスの艦船は3隻
・侵攻における海軍の役割は、1)巡航ミサイル攻撃、2)南部戦線への補給
・モスクワは防空性能をもつための設計。ミサイル攻撃にも関与したかは不明
ロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」沈没 ウクライナは「撃沈」主張:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ4H… #ウクライナ情勢
米国防総省のカービー報道官は「黒海艦隊には大きな打撃だ。能力に影響を与える」との見方を示した。
一部の船員は他の船に避難したが、犠牲者も出ているとみられるという。
asahi.com/articles/ASQ4H…

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Apr 13
ウクライナ東部での次なる戦闘に向け、ロシアの軍用車両の車列が、ロシア国境近くからドンバス地方に向け南下中。その様子を捉えた衛星写真が公開。
Vilkhuvatka周辺。4月9日撮影。
image:@Maxar
続)Bilokurakyne周辺。4月11日撮影。
image:@Maxar
続)Kyslivka周辺。4月11日撮影。
image:@Maxar
Read 4 tweets
Apr 12
米国防総省の戦況分析1
【東部情勢】
・ミサイル発射は侵攻開始以降で1540発以上(昨日は1500発以上)
・増加が鈍っているのは、多正面作戦から東部集中に移行したため
・イジューム周辺では激戦が続く。ロシア軍はイジュームの南20キロまで前進
・ウクライナ軍の補給路や防空網への攻撃も試みている
米国防総省の戦況分析2
【東部へのロシア軍増強】
・北部から南下する増援部隊の車列は、イジュームの60キロ北を進行中
・春になり舗装路を外れるのは難しく、車列は幹線道路を進行。ウクライナ軍からの攻撃は確認していない
・ロシア軍の残存戦力は、侵攻前に集結した戦力(人員、装備など)の80%強
米国防総省の戦況分析3
【化学兵器の使用疑惑】
・使用は確認はできず、引き続き注視している
・催涙ガスのような暴動鎮圧剤の場合、即効性だが土壌には浸透しない。被害者が少人数なら、証明も難航する
・現場に行けないので確認には大きな困難が伴う。非常に慎重に判断をしたい
Read 4 tweets
Apr 12
米国防総省の戦況分析1
【各地情勢】
・攻撃の大半は東部ドンバスに集中
・ハルキウ北部にはロシア軍が残っている
・マリウポリ制圧はまだ。いずれ恐ろしい被害が判明する可能性がある
・南部では多くの部隊がヘルソンとミコライウの間にいる。ヘルソンはロシア軍、ミコライウはウクライナ軍が支配
米国防総省の戦況分析2
【東部への増強】
・ロシア軍の車列が北からドンバス方面に南下している。指揮統制や砲兵部隊など。東部に戦力を補強するとみられるが、まだ車列はイジューム北部にいる
・車列はロシア西部ベルゴロド周辺から出発したとみられる
・ドネツク南西部でも砲兵部隊を強化する動き
米国防総省の戦況分析3
【東部戦線の展望】
・ドンバスは、ロシア軍が地形を熟知。長距離の空爆だけでなく、より狭い地域での短距離攻撃(砲撃など)が重要になる
・新たな東部攻撃作戦はまだ。戦力を増強中
・ドボルニコフ司令官が全体の指揮を執る立場に指名された。どれだけ改善効果が出るかは不明
Read 4 tweets
Mar 26
注目を集めている、ロシア連邦軍参謀本部、セルゲイ・ルドスコイ作戦本部長のスピーチ。今後は「東部ドンバスに集中する」という趣旨。戦線を縮小させるサインにもみえるが、まだ真意はわからない。
以下、概要。
eng.mil.ru/en/special_ope…
続)2月24日以降のロシア軍による特別軍事作戦の主な目的は、8年にわたりウクライナ政府による大量殺害にさらされているドネツク人民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)の人々を支援することだ。
これは政治的手段では難しく、軍事支援しか不可能だった。
続)作戦は二つあった。
一つは、ドネツクとルガンスクの領域に限定した作戦。ただ、これではウクライナ政府からの支援を許してしまう。そこで、非武装化と非ナチ化をともなうウクライナ全土作戦の実施が選ばれた。
Read 17 tweets
Mar 25
米国防総省の戦況分析1
【ドンバス情勢】
・ロシア国防省高官は「ドンバスを優先させる」と表明した
・これが戦略目標の変更とみるかは明言できない
・交渉材料にするため、多くの戦果を確保する狙いか
・東部のウクライナ軍を孤立させる狙いも
・ウクライナ側はドンバスを諦めず、激しく戦っている
米国防総省の戦況分析2
【キエフ情勢】
・地上部隊の前進なし。空爆や長距離攻撃が続く
・地上戦闘の意志はなく、守備を固めている
・西部マカリフはウクライナが支配下に
・北部チェルニヒウでは徐々にウクライナ軍が反撃
・北西方面のブチャとイルピンで、ロシア軍を追い出すための激しい戦闘
米国防総省の戦況分析3
【ロシア艦船沈没】
・ベルジャンスクでは停泊して補給作業にあたっていたロシアの戦車揚陸艦(LST)をウクライナ軍が攻撃、破壊した
・マリウポリ攻略が進まず、補給作業をしていたとみられる
・攻撃手法については作戦保全のため言えず
・乗船人数や犠牲者数は不明
Read 7 tweets
Mar 25
米政府高官としてオバマ政権時代の戦略立案に関わってきたバリー・パベル氏にインタビューしました。
「問題は、米国もNATOもエスカレートのリスクを懸念するあまり、プーチン氏に勝利を許すリスクを誰も考えていないことです」
asahi.com/articles/ASQ3S…
続)「第3次世界大戦になるから、指一本動かせない」と思考停止に陥ってはいけません。実際には世界大戦のリスクと現状との間に、可能な選択肢が山ほどあるのです。リスクを最小限にしつつ、ウクライナが敗北するリスクも抑える方法を考えるべきです。
続)08年にはジョージアを侵攻。だが米国は、何の反応も見せなかった。14年にはクリミア半島を併合、やはり米国の反応は非常に弱かった。…だからプーチン氏は「このまま全部やってしまおう」と思ったわけです。プーチン氏は非合理だと言われますが、私は非常に合理的な流れだと思っています。
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