なぜ民主主義を守る必要があるかというと、民主主義が機能していない社会では現状変更のために暴力が必須になってしまうからです。支配者層が民主主義を破壊すると、その反動として暴力を招き、血を流すことになります。

アメリカ独立戦争とフランス革命の話なのですが。
(※最近、リン・ハント『人権を創造する』を読んでいます。独立戦争とフランス革命の話がずーっと続く)
「何をなさっているんですか?」
「見て分かるだろ?ボストン湾にお茶を投げ込んでいるんだ!!」
「それって経済的な破壊行為です!テロ行為ですよ!テロは許されませんよ!?」
「ああ?なんだオメー?」

#ツイッタSF
「こんな真夜中に何をなさっているんですか、ポール・リヴィアさん?」
「ご覧の通り、レキシントン・コンコードの人々に蜂起を呼び掛けているんです」
「つまりテロを起こせと扇動しているんですね!? テロは許されませんよ!?!?」
「…何の話ですか?」

#ツイッタSF

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Jul 20
Netflix版『バイオハザード』、現在第2話。たしかにちょっと間延びしている印象があるわ。ポリコレ要素(?)は悪くないってかむしろ上手いんだけど、「現在編」と「過去編」を交互に見せる演出があまり効果を発揮していないように思える。
どうしても『ウォーキング・デッド』や原作ゲームと比較しちゃう。原作ゲームでは、とくに『リベレーションズ』と『7』のストーリーテリングが巧みで、ゲーム要素ゼロでも物語だけで面白い……ってのが俺の感想。
人気の『2』や『4』は、ゲームを面白くするための土台としてストーリーが存在している…ってイメージ。ゲーム要素ゼロでマンガや映画にしても、たぶんゲームほどは面白くならないと思う。もちろんゲームとして遊んだ場合は最強に面白い作品なのだけど。
Read 7 tweets
Jul 19
リン・ハント『人権を創造する』、めちゃくちゃ面白かった。「人権という概念はなぜ生まれたのか?」という問いに答えるためには「18世紀半ばになぜ身体刑や拷問が急減したのか?」という疑問に向き合わなければならず、ミシェル・フーコー『監獄の誕生』のアナザー・ストーリーみたいな感じになる。
ハントは倫理学者ではなく歴史学者なので、「人権」の自明性を宇宙の法則のようには捉えていない。歴史上のある時期を境に、私たち人類はそれを「自明のものだ」と感じるようになった。1776年の独立宣言でジェファソンは「我々は以下のことを〝自明の真理〟であると信じる」と書くに至った。
ハントは、人々が身体を(社会や共同体ではなく)個人に属するものだと考えるようになり、各個人を自律・自立した存在だと捉えるようになり、それまで共感を向けなかった違う社会階層の人々に対しても共感を向けるようになったからだ……と、議論を進めていく。
Read 44 tweets
Jul 19
ポリコレはネガティブチェック(※減点式)で使うとおかしなことになるけれど、ポジティブチェック(※加点式)で使うと表現の幅を広げるものだと俺は思っています。Netflix版『バイオハザード』は主人公が有色人種設定ですが、ただのクレーマーへの配慮ではなく、物語の演出に繋がっている。
主人公が南アフリカの「ニューラクーンシティ」に引っ越してくるシーンがあるのですが、南アフリカなのに街には白人しかいない。この「何ともいえない不気味さ」「誰かの手で人工的に作られた街という感覚」は、主人公を有色人種の設定にしたからこそ生まれています。
ホラーゲームで「新しいマップを初めて歩くときの〝あの感じ〟」「あの〝気色悪さ〟」「あの〝ぞくぞくソワソワする感じ〟」を、映像作品でどのように表現するか?と知恵を絞った結果だと思います。わりと上手く行っているんじゃないでしょうか。
Read 4 tweets
Jul 19
生物学における「ティンバーゲンの4つの〝なぜ〟」によれば、1つの〝なぜ〟という問いには少なくとも4つの正しい答えがありうる。ぶQさんの回答は「メカニズム的な答え(※至近要因)」、対して、教師が答えさせたかったのは究極要因。どちらも間違いではありません。
「なぜ鳥は飛ぶのか?」という疑問に対して「翼があるから」と答えても「敵から逃げやすく餌を探しやすくなるから」と答えても、どちらも正解です。前者はメカニズム的な答え、後者は進化適応上の答えです。
生物学者の間でもこの四つの答えは区別されておらず、しばしば混乱の元になっていました。「なぜイカは体色を変えるのか?」「周囲の景色に隠れるためだ!」「いいや、体表に色素胞があるからだ!」みたいな議論がなされていたらしい。これを交通整理したのが、動物行動学者ニコ・ティンバーゲン。
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Jul 18
QT「人間の権利を擁護する議論は、文化や階級を超えて人間性は同一だという想定に依拠していた。フランス革命以後、伝統や習慣、あるいは歴史に基づいて差別をただ繰り返し主張することはますます難しくなった」——リン・ハント『人権を創造する』p201
QT「男が女に対して、白人が黒人に対して、あるいはキリスト教徒がユダヤ教徒に対して自分達の優越性を維持しようとするなら、差別はより堅固な根拠を持たなければならなかった。…その結果として19世紀は、差別の生物学的説明の急激な増加を目の当たりにすることになる」——『人権を創造する』p201
QT「女性の政治的平等にはっきりと賛成する議論が誕生するとともに、女性の劣等性にかんする生物学的議論は変化した。女性はもはや、男性と同じ生物学的階梯のより低い段を占める、すなわち、たとえ男性に劣っているにせよ、生物学的には男性と同類だとは、考えられなくなったのである」
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Jul 18
世間に溢れる〝謝ったら死ぬ病〟の人々が典型的な例ですが、人間は「自分は間違っていた」と認めることに苦痛を覚えます。詐欺師たちは、その心理をハックします。「自分は騙されていた」と気づくよりも、「自分は騙されていないし正しい」と信じたくなる気持ちを、上手くくすぐるわけです。
「もしかして自分は騙されていたかも?」と感じる人間に対して、「いいえあなたは間違っていない、あなたは賢い」という論理を提供すると、すっと心に沁み込んでいく。ある程度はマニュアル化もできるような気がします。詐欺師たちによる洗脳のプロセス(の一環)ですね。気を付けましょう。
QT「Religion is a culture of faith; science is a culture of doubt(宗教とは信じることの鍛錬であり、科学とは疑うことの鍛錬である)」――リチャード・ファインマン
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