Thread by @rootport

image2imageでのアップスケーリングの検証。640x384、65Steps、DPM++ 2で生成したこの画像を元に、サンプラーとStep数を変えてみます。

前者2つがDPM++ 2、90Steps、後者2つがEuler Ancestral、20Stepsです。ヤケクソのようにStep数が多いだけあって、前者のほうが細かい部分まで描き込まれています。反面、ガチャの結果次第では後者でも遜色のないものを得られる……という印象です。#AI呪文研究部 #StableDiffusion #counterfeitV2

ゴールを「AIによるマンガ作画」に設定した場合、キメの大ゴマや見開きでは、Step数を多めにしたほうが見栄えがよくなりそうです。一方、マンガ制作では〝速さ〟も重要です。普通のコマに使う絵として考えたときに、処理時間が4倍以上に伸びることに見合ったほどの品質向上が望めるかというと、微妙。

最小限の加筆修正でAI作画マンガを作る場合、1コマごとに画像生成するのは非効率です。「同じキャラに見える呪文」を見つけたら、あらかじめ数百枚の「表情差分」を素材として準備しておいて、シーンごとに適切な表情を選んで貼り付ける……という作業になります。

「速く・大量に作れる」という方法があるのなら、そちらが優先かなぁ……と感じます。