いまどきの人は「自分のためだけに生きるのがむずい。いや無理かも」と気づくころには、だれかのために生きるのが難しくなってしまっている。
こんなとんでもない罠の存在を、だれも教えてくれていなかった。むしろ「これからはおひとり様の時代！」といった価値観を称賛するような時代の気分に呑まれてさえいた。
むかしの人が私たちにそのことを教えてくれなかったのではなく、むかしは「だれかのために生きる」というのがいまよりずっと強制的な社会だったから、「自分のためだけにひとりで生きるのはむずい」なんて仕様を知るような機会がなかっただけなのかもしれない。
勝倉さんがさっき言ってたように「おひとり様でも大丈夫」といったここ数年間の価値観のトレンドは、近々あっさりと梯子を落とされて“壮大なドッキリ”みたいな話になってしまうんじゃないかと感じる。
https://twitter.com/Cryptobanker_Z/status/1634896578866741248
2000年代ごろから「おひとり様」が壮大な社会実験として今日までおよそ20年くらい続けられて、そろそろその「検証結果」が出てきたという感じなのかもしれない。
その検証結果は「やっぱり結婚して子どもを持たないと人はなんかダメだわ」みたいな、結局そこかよ、という話に。
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