おはようございます。
プリキュア待機してます
健全なおねショタ
ライブというものいったことないけど、プリキュアライブ行こうかな……
また斬新な浄化技が来たな……。
#precure

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Jun 12
幕末、薩摩藩は諸藩に先んじて近代化の重要性を感じた。

近代兵器を自作せねば。

様々な技術を海外から輸入し、近代的な機械工場も作った。
戦争に備え弾薬は大量に必要だが、薩摩には火薬の起爆剤を作るために必要な工業用アルコールが少なかった。

そこで量産されるようになったのが、芋焼酎だ。 Image
焼酎の技術自体は室町時代に、薩摩芋は江戸初期に伝来していた。
だが当時の焼酎は、ほとんどが米や麦、雑穀などを材料とした。

薩摩芋は澱粉が少なく、一旦蒸す必要があり、雑菌の繁殖などもあり、作りづらいものだった。

しかし薩摩では圧倒的にコスパがよかった。
藩主は芋焼酎の量産を指示。
藩主は今のうちに特産品にしておこうと考えたのかもしれない。
量産をして余った焼酎は地域内消費に廻された。

こうして芋焼酎が域内に広がる。

明治になっても彼らは芋焼酎を飲みまくる。
だが、独特の風味や匂いがヨソの人間には全くウケず、南九州内で飲まれるだけであった。
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Jun 8
新潟県長岡市山古志村

雪深いこの地には、全長922m日本最長の手掘りトンネルがある。

中山隧道ができるまでは、冬、雪に閉ざされていた。
集落の人々は病人が出ても医者に診せることもできない。

「峠さえなければ」

だが、資金はない。
そこで彼らは自らの手でツルハシを持ち掘り進めることにした Image
彼らには、横穴を掘る技術があった。
山岳地帯で棚田の水を引くために、横井戸を掘っていたからだ。

昭和8年11月に着工。
ほぼ全員が農家のため、農繁期を避けて分担して作業を行う。

だが最初の1年は不慣れなためか、36mしか掘れなかった。
このペースでは25年かかる……。

人々は絶望した。 Image
それでも彼らは諦めなかった。
掘削のやり方、掘削した土の運搬方法など、現場レベルでの改善を行う。

資金難にも見舞われた。
自治体は支援してくれなかったが、代わりに東京に出ていった村出身者たちが資金援助。

だが、300m掘り進んだ箇所で工事は中断。

戦争で若い人が居なくなったからだ
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Jun 7
『がいし』
電線とそれを支える物の間を絶縁しながら繋ぐ器具だ。

日本では明治3年に電信用のがいしを国産化。陶磁器の歴史を持つ日本には比較的容易だった。

しかし、特別高圧のがいしはそうはいかない。
電気工学の知識が必要だからだ。

「国産化したい」

電機メーカは陶器メーカに持ちかけた Image
持ちかけられた陶器メーカは困った。
「いやウチ、ディナーセット作る会社なんだけど?」
だが、がいしについての話を聞くうちにやる気になった。
「営利ではなく、国家のために」
こうして共同開発が始まった。

ちなみにこの2社は、世界最大級高級陶磁器メーカ・ノリタケと重電メーカの東芝である。
アメリカから持ち帰ってきた特別高圧用のがいしを基に解析し、形、釉薬の研究を行い、国産の高圧用がいしを完成させる。
だが売り込みには苦戦した。不良品率が高かったのだ。
職人の腕のみに頼っていては、安定した製品が作れない。

製法を見直し、品質の向上に努め、海外製がいしを追い抜いた。
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Jun 7
大航海時代初期に活躍したポルトガル

だがマラッカでは、1641年にオランダに敗れると、彼らの時代は終わり、現地人との混血児たちが残された。
彼らはカトリックの信仰を守り、文化や言語を誇りながらも、被支配層となる

英国領時代には「貧しいポルトガル人」と呼ばれ、寂れた漁村で生きていた Image
大航海時代のポルトガルは欧州の小国なので人口が少なく、現地婚政策を採用していた。
地域の準支配者となることを期待されていた。

彼らは名字も宗教も生活様式もポルトガル式だった。

オランダの植民地になった後、支配者にはなれなかったが、中には支配者たるオランダ人に嫁に行った者もいた。
ユーラシアン
欧州人と現地アジア人の混血の人々を指す言葉だ

英領時代のマラッカでは、同じユーラシアンでもイギリス系・オランダ系とポルトガル系とでは階層が別れていた。
前者は英語を母語とした準支配者、後者はポルトガル系の言語を母語とした無学な漁民

あまりの貧しさに支配者すら哀れんだ
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Jun 5
北陸の冬には欠かせない消雪パイプは偶然から生まれた

昭和30年代の冬の新潟県長岡市
道路工事中に不具合で地下水が湧き出てしまうことに始まる。
天気は雪だが、地下水が出た箇所だけ雪がない。

地元住民は気づいた。地下水は雪を解かせるということに。

そして消雪パイプの技術開発が始まった。 Image
最初は鉄パイプに穴を開けて地下水を通しただけの単純なものだったが、威力は強力だった。
会社の私道で使われて実証され、公道にも採用される。

昭和38年の豪雪でその効果を見せつけると、北陸地域や山陰を中心に普及していく。
ちなみに北陸より北の東北だと地下水が凍ってしまうので使えない。 Image
散水の方式も時代によって進化していく。

最初はツノ型だったが、施工コストがかかってしまうため、ボックス型に変化。
また、ボックス型のノズルは錆による目詰まりが多発したため、ステンレスに。
更に散水方向も調整できるキャップ型へ。

だが、地下水を使いすぎたため、地盤沈下が起こってしまう ImageImageImage
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Jun 3
俵。
古来から、米だけでなく、麦、塩、海産物、肥料等あらゆるものを梱包してきたものだ。

だが明治初期、俵の作り方は雑で、中のものが溢れたり、俵自体が破損するものも多かった。
更に大きさが一定ではないため、場所場所で検査が必要となり不便だった。

この米俵の改良に生涯をかけた人間がいた Image
江戸時代までの米は、藩により厳しく管理されていた。
大事な年貢だからだ。
各藩毎に標準を定め、ある程度の米俵の規格化がなされていた。

しかし、年貢が金納に変わると管理がなくなり、売買する者たちに委ねられ、次第に安価な梱包方法に変わっていく。

函館で廻船業を営む遠藤吉平はこれを憂いた Image
彼は俵で大損害を出していた。
蒸気船で函館から品川へ品物を送った俵が破損したからだ。

江戸時代までの習慣では、重さを基準としたやり取りだったが、明治の蒸気船では個数単位に変わる。
荷を気にしながら運ぶのは効率が悪いからだ。

案の定俵は破損。汽船会社は法令に基づき責任なしとされた。
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