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Oct 17, 2023 65 tweets 2 min read Read on X
何度も書きすぎて飽きてしまったけど、
・COVID-19は呼吸器系疾患ではなくて全身性血液疾患で自己免疫疾患
・SARS-COV-2は変異し続ける
・完全無欠の予防手段はない
・完全に治癒する特効薬はない
・感冒様症状は初期症状で後遺症からが本番
・どんな後遺症が当たるのかはガチャ運次第
・自衛が個人判断になり、早期投与薬は感染者の自己負担になったが、別に確実に完治することが確約されてはいない
・感冒様症状の発症二日前、感冒様症状が出ないうちから、感染力のあるウイルスの放出を始める
・初期症状である感冒様症状が治まる発症4~5日目辺りが最もウイルス放出量が多く、同居家族及び接近した他者に感染させやすい
・発症から二週間経過すると呼気混じりのウイルス放出はほぼ終息するが、体内深部の内臓などに持続感染が起きている場合がある
・感染時無自覚無症状でも持続感染が起きる場合がある
・発症から2~3カ月経過しても感染前の状態に戻らない罹患後症状は、そのまま一生回復せず状態が固定する場合がある。これを後遺症と呼ぶ
・三ヶ月過ぎて変わらない場合、一年過ぎても二年過ぎても回復しない(自然には再生しない細胞が毀損した場合など)
・血管内梗塞を引き起こすことで高齢者、基礎疾患持ちの元々持ってる病気の予後を悪化させるなど、「その他の重大な疾病のブースター」として機能する
・COVID-19の感染でそれ以外の病気が発症しやすくなる
・定期検診の習慣がまだない若い世代や子供などは、自身が掛かっていた病気の存在に気づかないままCOVID-19に感染し、著しく体調を悪化させる場合がある
・ワクチンの早期接種で、子供の重症化、後遺症を二桁%緩和できる(CDC他からの啓発。対策しなければ、子供でもそれだけ重くなりやすいということ)
・感染者の1~4割に何らかの後遺症雅残る(比率は研究によってばらつきがあるが、最小限でも十人に一人は後遺症が残る)
・ワクチンなし+自然感染、ワクチン+自然感染のハイブリッド免疫は、そこまで長期的に抗体を保持できない
・ワクチン接種による抗体は6カ月くらいまで維持され、7カ月目くらいでほぼなくなる
・ワクチン接種による心筋症発症リスクは百万人に2~3人くらいで、接種による重症化・後遺症の症状低減メリットのほうが大きい
・2023年秋の接種は「XBB系対応一価ワクチン」「最後の無料接種」「調達数は現状で3500万人分」
・2024年からの接種はインフルエンザ同様自己負担、「個人の判断で各自自衛してください」となり、「何もしなくても行政が勝手に助けてくれる」期間は終わり、命の選別を個人の判断で行うシフトに

とりあえず「コロナ禍を経てCOVID-19について分かってることのまとめ」。
同じようなこと何度も書きすぎて飽きた。
・完全無欠の予防手段はない
・完全に治癒する特効薬はない

これは2023年10月時点では、という条件付きとする。将来は分からないし、できればいつかはできてほしい。
ただ、現状では完全無欠の予防手段、完全に治癒する特効薬はない。
この点は2019年以前、2020年とまったく変わっていない。
・感染者の呼気から物理的にウイルス吐出量を抑制するマスク(感染拡大防止)
・未感染者の吸気に当たって物理的にウイルス吸入量を抑制するマスク(感染予防)
これは、【感染の可能性】または【感染したときに重症化する可能性(ウイルス吸入量が多いと重症化する)】を幾らかでも抑制することが、経験的にかつ研究でも証明されている。
もちろん、「100%の効能で、ウイルス吐出量/吸入量を0にする」というものではないし、高性能なマスクを装着していても運用方法がザルだったり、運用者が迂闊だったら性能はまるで意味がない。
「マスクに100%はない」とはそういう意味だが、同時に「5%でも10%でも可能性を下げる効果」はある。
感染症(拡大防止)対策は、完全無欠の方法が開発サレルまでの繋ぎ、時間稼ぎ、遅滞戦術であって、「可能性を1%でも下げられる方法があれば、全部試す」というもの。
子供のウイルス接種が全般に遅れており、「学校で感染した子供が、絶対の安全地帯であるはずの自宅にウイルスを持ち込んできて、看病する両親が感染、一家全滅」というパターンが何度となく観測されてきた。
現状、家庭へのウイルス流入経路は「夜の町」から「学校帰りの我が子」に変わっている訳で、子供にも、子供にこそマスクをさせないと、親も巻き添えになって子供の将来を誰も保証できなくなる。
「オミクロン株以降、弱毒化してただの風邪になった」
というのは、流言飛語に近い。
これは、「ユニバーサルマスクの徹底」と「ワクチン接種の浸透及び最後の接種からあまり時間が経っていない人が多かった」ことで得られた恩恵にすぎない。
ウイルスは弱くなってない。
オミクロン株以降の変異でもウイルスの感染力そのものは毎回上がっている。
感染力は「増殖速度」「増殖数」「放出タイミング」「ヒトの行動様式への順応」などで増えている。
「マスクをやめた」「ワクチンをやめた」そういう王道様式が、感染力を高めている。
「何をしても無駄だから何もしない」
「何もしなかったが何も起きなかったから何もしない」
諦観も軽侮も結構なのだが、ウイルスは別に変わってない。ウイルスに対する人類の対策も言うほどには整ってない。
我々はまだまだ防戦を強いられる途中に過ぎない。
政府の五類宣言は、「公的資金で対策を続ける金が尽きた」というギブアップ宣言を言い換えたものに過ぎないので、「コロナはオワコン」「対策などしなくても問題なかった」という夢は、できればベッドの中だけにしてほしい。
無理だとは思うけど。
Threadsにマルチポストついでに、ちょっとフォークしたのでこちらにも。
threads.net/@azukiglg/post…
連日アレだけど、今回のように「反対派の反対意見」に大量に晒される機会はこれはこれで有益だと思うので、この数日間に押し寄せてきた主立った「反コロナ、反ワクチン、反マスク」の人々の主張を、ある程度整理してまとめとこうと思う。

a)コロナはただの風邪だよ派
b)ワクチンに効果はないよ派
c)むしろワクチンを打つとコロナになるよ派
d)ワクチンを打つと後遺症が出るよ派
e)そもそもコロナは存在しないよ派
f)コロナだけにリソースを割くのはえこひいきだよ派(コロナ以外の感染症、災害などはコロナより恐ろしくないというのか派)
g)マスクを着けても空気が出入りするから、「空気感染」するコロナにはマスクは無意味だよ派
f)マスクをするとO2/CO2がマスクで遮られるので呼吸困難になるよ派(マスクは酸素/二酸化炭素を通さないほど気密性が高いが、ウイルスは通すよ派)
h)いつかはコロナに罹るのだから、感染防止対策は意味がないし、自分だけ逃げきろうとはさせないよ派
i)老人と病人が死ぬ病気であって子供と若者には影響がないよ派(うちの子にも影響ないから若い両親である自分達も何もしないよ派)
j)子供の笑顔を(当事者でない者が)見る為に、子供にマスクをさせないよ派

……他にもあった気がするし、これからまだ出てくると思うけど、メンションや引用RTなどからざっと目に付いたもの、別アカ(を別人だとする)からの類似意見などが複数あったものなどを俯瞰するとだいたいこんな感じ。
(a)コロナはただの風邪だよ派は、発症から5日目くらいまでに多くは終息する初期症状としての感冒様症状の部分のみをしてそう言ってるのかな、とは思う。
実際、「ワクチン接種の普及浸透」と「マスク装着者がそれなりにいて、曝露されているウイルスの量がそこまで多くはない」ような場合、発症して高熱が出てるとき(ウイルスが抗体に攻撃されてるとき)に、抗体によってウイルスは防御殱滅されるから、運良く初期症状で治まった人も多いはず。
また、初期の「風邪が悪化して肺炎になって死ぬ」という認識だった頃のコロナは「呼吸器系の病気≒風邪」と見做されてたっぽい(旧型コロナウイルスも風邪の原因とされてきたし)。
結果、「感染力は強いが放っておいても治る風邪」という評価になったのでは、と。
これ、「コロナ陽性になって病院にいったが、病院から特効薬を貰うことはなく、【自宅で安静にしなさい】と言われ市販薬を飲んで寝たら治った」とかの成功体験(実際には抗体の働きと自然治癒)を経た者が、それを発信するので「ただの風邪」(という侮り)が広まって定着した。
医師・医療者(看護師を含む)の中にも「コロナはただの風邪」と断言する人がちらほらいるんだけど、これについては、「自然軽快するような軽症者しか見ていない」「病院ではさして何も手を施していないが、患者は自然治癒した」というものを見ていた病院の医療者の認識は、そうなってるのでは?と。
同じ医療者でも、「緊急性の高い中等症以上の入院者」や、「後遺症外来の通院者」、その他、「重症に至った人」「寛解しない人」や、「自分の勤め先の病院で院内感染(クラスター)を経験した人、医師/看護師の感染者などを経験・目撃している人の感想はだいぶ違う。
なので、この辺りは「当たり」を引いたかどうか、臨床でどういう経験をしていたかによって、医療者でも認識に差が出てるのでは?と。
まあ、「医師にすぐにできることはなく、自然治癒を願って帰すしかできない。大多数はそれで軽快する」なら、その医師の仕事はもう殆ど呪術師と変わらんものな。
専門知識や危機感がない門外漢が、「ありふれた病気になった=日常的になった=誰でも掛かる=大多数は軽く済む=ただの風邪」という認識で安心しようとする、というのは、これはこれで理解できる。
これと同様の理解で安心している医師については、経験値の違い、とする以外、今は思いつかない。
もしその医師が、自身の臨床での診断経験を踏まえて、「COVID-19はただの風邪」という論文を書いているとかまで行ってるとしたら、それは「ただの風邪だなんてとんでもない!」という臨床・研究の人々とのガチ勝負になるんだろうと思うので、それはそれで砂かぶりで拝見したい気持ちはある。
次に(b)ワクチンに効果はない派、(c)むしろワクチン打つとコロナになるよ派(d)ワクチン打つと後遺症出るよ派について。
厳密には(b)と(c)(d)は別なんじゃろな。(b)が(c)(d)に内包されてる感はあるけど。
まず(b)は、ワクチンをただの生理食塩水だと思ってるか、「意味のない(無害な)成分が入っているが、プラシーボ効果しかない」と思ってるか。これについては、「生ワクチンは効果があるが、mRNAワクチンは効果がない」とか、細かい分派がありそう。
(c)は、生ワクチンや不活化ワクチンの理解とイメージが強いのかもしれない。生ワクチンは「病毒性を弱めて病原性をなくしたウイルス」で造り、不活化ワクチンは「感染能力を失わせたウイルス」で作る。
だから、「もしかしたら感染能力や病原性が少しくらい残ってるんじゃ……」と疑う。
そういう知識・認識からの不安感で、「何もしなければ何も起きないのに、自分の身体にウイルス(の残骸)を入れるなんて!きっとワクチンを打ったら病気(コロナ)になる!」という連想が働いたのではないか。
(d)も概ね(c)と同じかなとは思うんだけど、「COVID-19後遺症」について語ると、「それはワクチン後遺症だ!」と噛み付いてくる人が割と多かった気がする。聞いてみると、「ワクチン後遺症とコロナ後遺症の区別は付かない」「実質同じもの」「ワクチン接種の結果、そうなった」という主張が多かった。
これについてはこれまでにも度々してきた指摘と、+αがある。
まず、ワクチン接種前、「発症していないが既に感染していた」場合や、ワクチン接種直後で「まだ十分に抗体ができていない」とき、ワクチン接種から時間が経ちすぎて「抗体が減少している」ときは、感染発症の可能性が高いよ、と。
抗体が十分にあるときでも、「感染そのもの」は曝露ウイルス量によっては起きるし、直前直後時間が経ちすぎているときは抗体がまだ足りないか減りすぎているから、抗体によってウイルスを迎撃する能力が低い。
つまり未接種者ほどではないにせよ、感染し発症し重症化する可能性が高まる。後遺症をや。
なので、「ワクチンを打ったのに後遺症が!」は、ワクチンの後遺症ではなくて普通に「COVID-19の後遺症」と説明ができる。抗体値が十分に高いときでも、対抗しきれないほど大量のウイルスを取り込んでしまったような場合は、十分に起き得る話だし。
以上から、「COVID-19後遺症と同じ症状のワクチン後遺症」というものがあるとしたら、それは普通に「COVID-19に感染して起きた後遺症/LongCOVID」である可能性のほうが高いし、自然なのではないか、と思う。
これと別に「ワクチン接種によって起きる副作用(副反応でなく副作用)」は、完全にゼロではない。どういう条件の人にどういう場合に起きるのか?については、今後の研究の深まりを待ちたいところだけど、心筋炎が起きるケース、アナフィラキシーショックが起きるケースなどは「関連性」が指摘されてた
が、これらは「そうした副作用が起きず、別の症状を発症せず、軽い発熱などの副反応のみで治まり、本来目的である抗体の増加が達成でき、発症・重症化・後遺症の重篤化を抑制できる人」のほうが今のところ遙かに多いので、ベネフィットを考えると現状では重要視しなくていい、って感じ。
先日も出てた意見を援用すると、「もし副作用が深刻な結果をもたらす確率のほうが高い(被害者の方が多い)ワクチンである場合、生命保険会社が製薬会社を訴えてる(アメリカ)」と思うけど、実際にはそれは起きていない。
ただ、アメリカ当たりだとそういう訴訟を起こそうとする人が出てこないとは限らない。だってアメリカだし(訴訟社会アメリカへの著しい偏見)。
ともあれ、「現状ではそれはない」。
ごく少数の例外の救済のために、多数が利益を得るワクチンを中止することのリスクの実例としては、HPVワクチン(子宮頸がん予防のためのワクチン)を中止してしまった日本と推進した日本以外の国々の差についての研究と答え合わせが既にあって。
HPVワクチンの失敗(失政か世論誘導のせいか)この辺りの反省と教訓を踏まえて、「HPVワクチンを打たなかった日本」がどうなったのか論なんかは、コロナワクチンに肯定的な研究者、臨床医師のアカのほうが詳しい。
(e)コロナはそもそも存在しないよ派、これは……さすがに釣りだと思いたいんだけど、「旧型コロナと新型コロナは差異がない同じもの」「旧型コロナが大したことなかったのだから、それと同じものに過ぎない新型コロナも大したことはなく、騒ぎすぎ、陰謀論すぎ」という主張の人は割といた。
「新型コロナウイルスが存在しない」は、「じゃああの顕微鏡写真なんなん」とか、「ノーベル賞まで取ったmRNAワクチンは、何の遺伝子をどうしてるん」って話になるんだけど、ウイルス存在しないよ派の人はワクチンも否定するしmRNAも信じてないとかいるから(^^;)
「自分が自分の肉眼で見たことがないものは、なべて存在せぬ」という人はさすがにどうかとは思うけど、「自分が信用していない者の成果は信用できない」という思考の人は割と珍しくないので、そういう「嫌いな他人の成果は全て否定する」の延長線上にあるのがこれかもしれない。
(f)コロナだけにリソースを割くのはえこひいきだよ派は、「COVID-19だけが脅威じゃない」「他にも恐ろしい病気はある」「それよりも災害対策が優先だ」「それよりも戦争に備えろ」「それよりも戦争をやめさせろ」などなど、【それよりも】の後に続く優先事項が唱える人によってバラバラ。
また、「COVID-19以外の致死性の病気などについて、コロナと同じだけのリソースを割け」ならまだ分かるんだけど、
「COVID-19以外の致死性の病気などについてコロナと同じだけリソースを割けないなら、コロナにリソースを割くのをやめろ」ってなってる。
救済対象を増やせでなく、「COVID-19の罹患者だけ救済するのは不公平だから、あいつらも救済するな」とか言っちゃったりしちゃったり。
「あいつが得をするくらいなら、俺たちと同じだけ損をさせろ。俺が損をしたままでもあいつが得をするよりまし」
というの日本では割とあるメンタリティらしいすよ。
リソースが無限ではないことは理解した上で、優先順位の分配競争について着目しているんだろうと好意的に見ることはできるし、「その他の優先事項」も後回しにし続けていいわけではないから、意図は理解はできる。できるけど、COVID-19を放置しすぎるとボディブローのように効いてくる。
ただ、現状では自民政府は五類移行に伴い、「公的支援の限界と縮小」を認識していて、「COVID-19だけにリソースを割かない」に舵が切られている側面はあるとは思う。
それでも、「全数把握かそれに代替する下水サーベイランスの全国的実施による指標の発表」と「指標に基づく警戒態勢の自動再発出の基準」(人治的な判断に基づかない警戒発令の仕組み)は整備してからにすべきだったんじゃないかなあ、という点だけは悔やまれる。
(g)は、空気感染するコロナは、空気が出入りするマスクでは無意味だよ派。これ、(f)のマスクで空気が遮断されるから呼吸困難になるよ派と真っ向コンフリクトしてると思うんだけど、(g)(f)を同時に唱えて不思議に思わない人がいるんだよな(^^;) なんなんアレ(^^;)
(g)の人は、「マスクの隙間から猛烈に煙が吹き出してる動画」を引き合いにマスクを否定し、これに反論する人は「富岳のシミュレーションCG動画」を引き合いにマスクを肯定するというやりとりが定番になっている。
ただ、マスクの目的が「相手に移さないため」「相手の真正面に吹きかけないこと」に重きが置かれる【感染拡大防止】の観点から言うと、マスクの上下左右に煙が吹き出す動画であっても、「真正面に吹き付けられていない」という点でマスクの効能の証明になっている。
「空気感染(エアロゾル感染)」については用語の混乱がかなりあった気がするけど、ウイルスは「体内の体液(水分)に包まれる形で吐出する」ので、その粒の大きさがどれほど小さかったとしても、酸素分子や二酸化炭素分子よりは大きい。ここは、行数割きすぎるから割愛。
それを踏まえると、(f)の「O2/CO2を通さないが、ウイルスは通すマスク」というのがどういう仕組みのものを想定しているのか?というのが気になってくる。
例えば、ゴアテックスとかは「防水性に優れるが、湿気(水分)を通過放出させ、風(空気)は通す通気性のよさ」という機能を持つけど、化学繊維であるポリエステル不織布マスクに、ゴアテックスのような機能があってそれがネガティブに働く、という連想でもあんのか、と。
確かにこれだと、「湿度の中にウイルスが潜み、マスクをすり抜けるに違いない!」という想像を成立させそうな気がする。
一方でゴアテックスは普通に通気性いいので呼吸を妨げない。
そもそも、ゴアテックス製マスクって一般的に市販大量流通されてるのか??
(あるところにはあるかもしれないけど)
ポリエステル不織布マスクの捕集能力については、「呼吸ができるくらい隙間があったらウイルス(を含む小さな粒)は通過できるはずだ!」という主張が繰り返されるけど、「小さいものは大きいものに引き寄せられる」し、「化学繊維をわしゃわしゃ動かすと静電気が発生してですね……」といいう(ry
ここからの派生または反論で、「マスクはウイルスを引き寄せて汚染された塊なので汚染源であり、マスクをし続けるのは危険だ!」ってことを丸一日以上訴えかけて下さる方がいたんですけど、

「不織布マスクは使い捨てだ。交換しろ不潔野郎」

で終わってしまうんですよ。マスクは替えよう。
そして(h)いつかは誰でもコロナに罹るのだから、感染防止対策は意味がないし自分だけ逃げ切るとか許さないよ派。
これ、「罹患経験が既にあって、思ったよりも症状が重いが、その理不尽が自分だけに留まるのは悔しいから巻き添えが欲しい」という人が含まれてる気がする。
コロナ舐めきってた人が感染して重い症状を食らい、「俺のようになるなよみんな!」とならずに、「どうせおまえらも俺と同じようになるんだ。遅いか早いかの問題だ。対処などするな。俺と同じところに落ちてこい」っていう祟り神になってしまっているケースかなあ、という希がする。
諦観という「美徳」は日本人の美徳としては鉄板かなーと思う反面、今回これを安易に受け入れてしまうと「社会全体の能力低下」というヤヴァーイ未来に至ってしまいかねない。
COVID-19は一度の感染で二度と罹らなくなる病気ではなく、繰り返し感染発症し後遺症の重篤化を起こす可能性がある。
というか「複数回感染によって、後遺症が起きなくなる、選考して起きている後遺症がリセットされる、それが一般的症状である」みたいな報告をまだ見たことがない。誰かそういうの引っ張ってくる人はいるかもと思うけど、「何度も罹る」ということは、放置すれば後遺症による能力低下は不可避ってなる。
公衆衛生をガチめに突き詰めると、「ダメだった奴は切り捨てていく」になるんだけど(それを自発的にさせるのが、感染者がするマスクであったりするのかも)、今後感染者や後遺症者の割合が増えていくと、それが「社会の多数派」になる。
まあさすがにこれは与太話ではあるけど、感染者、後遺症者が多数派になることで、「COVID-19感染を義務づける法律」みたいな馬鹿げた未来も出てこないとは限らないのが民主主義の怖いところ。
そういうわけで、(h)は抱きつき心中じゃないか、と見ている。
(i)はこれは多くて、「老人と病人が死ぬ病気であって、子供と若者には影響がないよ」派。
「子供は感染しない」
「子供は重症化しない」
「子供が清浄なのだから、大人(両親)が子供を警戒する必要はない」
「小さな子供を育てている両親もまだ若い(ほう)から、感染悪化を心配しなくていい」
ツリーが切れてしまったので、繋ぎ直し。続きはこれ。
うっかりフォークした別ツリーがこちら。

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Aug 12, 2024
「ATMが動かないから現金だってすぐに詰む」説。
これは昨日何人からか出てたけど、
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COVID-19のワクチンについては、

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基本はこの方針なんだよね。

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まあ、間違っちゃいないんだろうけど、

「当たらなければどうということはない」

という思想なので、シャア以外にはオススメできない。
「個人の判断の結果責任は、個人が負え。国・自治体は負担せぬ」
これは2023年五類化の折に割とはっきり言ってたと思うけど、

【マスクもワクチンもするもしないも個人の自由だ!】
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これから、COVID-19関連で警告を発してきたアカが、本腰入れて悲鳴か絶望に近い鳥インフル情報を出していくと思うんだけど(どちらも研究者クラスタ、臨床医クラスタにしてみれば、呼吸で広がる感染症なので、発症前対策は同じ)、鳥インフルへの言及が本格的に増えてきたら色々やばい。
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量販店やファストフードの店員がマスクをしない話、なんでかな、と思ってたんだけど、逆に考えてみた。

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