加藤AZUKI Profile picture
青空にもいます。 怖くなる話全般が守備範囲。 SNSは仕事じゃないから文字校正しない。誤字があっても直さない(`・ω・´) 60分過ぎて気付くと、もうだいたい直せない(´・ω・`) ※2025/5/14なりすまし被害に遭っています(´・ω・`) 長文で面倒臭いことを食い下がってきたら本物です。
Jul 3 4 tweets 1 min read
別に、無理しなくていいすよ。

長文読めなくて読み飛ばしてくる人がいるので冒頭で触れておくと、LongCOVIDによる知能低下というのは、まず「長文が読めない。読めても内容が理解できない」辺りから始まります。
心当たりがあるようでしたら、以下をゆっくり御覧下さい。

感染対策しない人間に起きるのは、

1) 最低年2回の再感染(初夏から夏休みと、年末年始から旧正月にかけて)

2) 不顕性感染を含めて通算10回(5年)の感染で、知能・身体・疾病抵抗力の何れか、または全てにLongCOVID発症

3) LongCOVIDは対策を何もせず、かつ再感染を重ねる限り重症化することはあっても「治す」方法はない

マスクをしているのは、「迂闊な人間から感染させられたくない」ということよりも、「自分自身が既に感染している可能性があるので、それを他人に広げたくない」というほうが大きいですね。

また、対策しない人はどうなるかというと、

a) 短期的には劇症化による死(所謂コロナ肺炎)とかは、対症療法(症状緩和と生命維持)のノウハウが積み重ねられただけで、別に根治の方法は確立されてないので、死ぬときは死ぬ

b) 中長期的には、「働けない、仕事にならない、日常生活が立ちゆかないが、死ねない」という程度に能力低下する。すぐには死なないけど無期限で生殺し状態になる

c) 対策しない人は繰り返し感染するので、(b)になる確率が毎回上がっていく

d) 対策しない人は、「コロナではない病気(心臓病、その他の感染症、普通なら致命的でない治る病気)の抵抗力が下がり、重症化しやすく、死亡率が上がる」ので、コロナ以外の疾病で死ぬ確率は上がる

そして、これが「できれば感染者が減ってほしい」と願う最大の理由なんだけど、(b)の「すぐには死なないけど、自力でも死ねない生殺し」の人はどうなるのかというと、

ア) 短期的には、就労品質が下がる(職場で無能になる)ので、同僚・部下・上司・取引先に対して負担を増やす。または事故・アクシデントの機会を増やす。ぶっちゃけ、知能と身体能力が落ちるので、「使えない奴」「無能」という評価を受けるようになる

イ) 中期的には、「職場にダメージを与えるので、休養休業、または解雇」を言い渡されるか、自営業などの場合は「別の誰かに事業譲渡して自分は引退」になる。
例えば「ワンオペ立ち仕事の自営業(飲食店営業)」などの場合、前と同じ品質での仕事ができないから、店を譲るか畳むかに追い込まれる。どちらも拒絶した場合でも、提供商品の品質が以前よりも劣ってくるから客は離れる。
味覚喪失すれば味が分からず、知能低下すればオーダーを憶えられず釣り銭の計算ができず、身体能力が下がれば立っていられなくなる。運転も覚束なくなるので

ウ) 長期的には、同居家族・親族の扶養に入って「働けないので誰かに養って貰う」になる。資産があるうちはいいけど、なくなれば何れかの支援を必要とするようになる。ヨイヨイの後期高齢者に起きることと同じことが、働き盛りや若い世代にも起きるのが、LongCOVIDなので

エ) さらには、同居家族や扶養能力のある親族がいない場合は、生活保護の対象になる。

現状で、LongCOVIDを理由とした特別な救済措置(行政による支援)は終了していて、「予防対策(マスクやワクチン他)は既に確立されているけど、それをするかしないかは個人の判断に任せる」となっているので、LongCOVIDで働けない身体になったとしても、国から引き出せるのは通常の生活保護、よくて障害者年金、リタイア後なら老齢年金くらい。

ただ、「COVID-19/LongCOVID罹患で短期的にすぐに死ねなかったが、LongCOVIDによって就労不能になった」という人は今後増えていく可能性が高い(治療法・根治法がないのに対策しない人がいて、毎年変異株が登場してるんだから当たり前なんだけど)ので、生活保護受給者の人数は今後増えていくと思う。

現状で、「高齢者を支える老齢年金の負担は、現役世代二人で高齢者一人」という例えがあるけど、高齢者ではない障害者を支える年金のほうは、現時点で「10人に一人」くらいだそう。日本では1100万人くらいの障害者が幾らかの障害者年金を受け取ってるとかで。

COVID-19/LongCOVID感染による後遺症(≒LongCOVID)で実質障害者と同様に健常者向けの職場では働けなくなって年金を受け取る人が増えていくと、起きるのは、

カ) 年金・生活保護受給者(受益者)の増加

キ) (カ)を広く受け入れる場合、年金・生活保護受給者の一人当たりの給付額の制限、減額

ク) (カ)を受け入れない場合、年金・生活保護受給資格の厳格化(受け取れない人の増加)

ケ) 年金・生活保護などの社会福祉の原資のための、健常者の納付額(税金)の増税

など。

つまり、世の中に「対策を何もせずにLongCOVIDになった人」が増え、なった人がすぐに死んでしまうのなら、まだマシ。
「すぐには死なずに生き残るが、働けない足手まといになる人」が増えるのが社会としては最悪で、当人は生活レベルが極貧まで落ちるし、家族が支えきれなくなれば家族まるごと地獄が待ってる。
行政からの年金・生活保護は雀の涙になるか、貰えなくなる。

何も対策しない人が運良くCOVID-19/LongCOVIDに掛からず後遺症(≒LongCOVID)も起きなかった場合でも、LongCOVIDになって働けなくなった人の生活を支えるための増税を免れないか、身内の誰かがそうなれば、それを支えるために余計な負担を強いられる。見捨ててもいいけど、それをやると自分がそうなったときに見捨てられる。

感染対策しない人が増えると、罹患してLongCOVIDになった人も、運良くならなかった人も、どっちにせよ「すぐには死んでいなくならない役立たず、無能、能なしになった誰か」を死なせないための支援に係るコストを負担し続けないとならない。

その人がすぐに死んじゃうとか、他人にそれが感染しない、とかならよかったんだけど、「すぐには死ねず、役立たずになっても死ねず、見ず知らずの無対策者を死なさないために、経済負担を無期限で上積みさせられる」というのは、まあまあ迷惑。

恐らく「後遺症者救済のための増税」とか掲げたら、その政党はすぐに政権陥落しちゃうと思うんだけど、「選挙権を持つ後遺症者の比率」が健常者よりも多くなったら「後遺症者救済のための増税」を掲げた政党が政権を取り、政治的少数派になった健常者は後遺症者を生かすために税金を毟り取られ続ける、ってなる。

そうなるのもなかなかしんどい。
まとめると、

「COVID-19/LongCOVIDですぐに死ぬ人より、なかなか死ねないのに何の役にも立たない人が増える可能性が高い」

「それらは、【運が良ければ自然に治る、こともある】が、【意図して治す方法は確立されていない」

「LongCOVIDでまともに働けない人(就労困難者)が増え続けると、当人は貧困に落ちて生活保護などの行政救済に頼らないと生きていけなくなる(或いは自殺者も増える)」

「年金・生活保護の受給者が増えると、一人当たりの受給額が減るか、受給資格が厳しくなって受け取れない人も増える」

「LongCOVIDでまとめに働けない年金・生活保護受給者を支えるために、LongCOVIDではない健常者は増税が課される」

まあこうなる。
「何の対策もしてないけど、自分だけは無事」
と思ってる人多いけど、回り回って結局負担は強いられる。どの立場であっても。

要約すると、
「ここまで酷い目に遭う確率を、多少なりとも下げられるのだから、マスク・ワクチン、その他打てる手は打っておいたほうがよい」

少なくとも、【やるだけやったがダメだった】と、【あのときやっておけばこうはならなかった】と、どちらのほうがより自分を責めないでいられるか、今の時点で選べるので。 ここらへんの、
「もし何も対策しない場合に何が起きるのか?」
の話は、IFと因果関係の説明を入れるとさらに長くなるんだけど、既に手遅れの人(認知能力/知能の低下などにより、長文読解が困難になってる人)にはどうしても通じない。

この「知能低下」「長文読解が困難になる」については、過去ツイでも繰り返し紹介してきたけど、

・コロナ感染により、脳機能が低下する(ウイルスの脳への直接感染により、脳細胞が炎症を起こして回復しない)。または物理的に大脳が萎縮する

・コロナ感染により、短期記憶(パソコンで言うと揮発性メモリにある、電源落としたら消える情報)を、長期記憶(パソコンで言うとSSDやHDD、USBメモリ、FD、CD-ROMなどのように、電源を切っても消えない情報)に移し替える役割を担う【海馬】が機能低下する

・長文読解は、
「前に憶えたことを思い出す」
「今見聞したばかりの情報を憶える」
「以前の情報と最新の情報を組み合わせて、まだ起きていないことを連想、推理する」
ということなので、短期記憶と長期記憶の置き換えが不十分になると、「ものを憶えられない」「憶えていたはずのことを思い出せない」が頻繁に起きるようになり、長い文章、伏線、比喩などが理解できなくなる

この長文読解力の低下、記憶力の低下というのは、加齢による認知症の初期症状・主症状にある、
「何度教えられても憶えない」
「同じ話を何度も繰り返す」
という、「認知症の高齢者」の典型症状のひとつなんだけど、海馬の機能低下、アルツハイマー病様の脳の萎縮など、コロナの後遺症(≒LongCOVID)では加齢による認知症と同じ病態が起きるんだそう。

だから、「説明されても話が分からない」「長文を読解できない」ということを高らかに宣言してくる人は、既にこの長文読解力、認知機能の低下が始まっている恐れがある、と思う。
これは「当人が元々無能で人の話を聞かない」とかではなくて、「COVID-19/LongCOVIDによって後遺症として認知能力が低下している」と見做すことができる。

人が人として振る舞えるのは、「憶えること、思い出すこと、過去の経験・学んだ知識・記憶を思い出し、組み合わせて、これから起きることに備えられるから」なんだけど、ここらへんが病気に罹患した結果としてできなくなる訳だから、経験(学習)とその成果・知識の組み合わせでこれから起きることに思いを馳せたり、警戒したり、事前に備えたりみたいなこともできなくなる。
ぶっちゃけ、知能が低下する。

そうなれば、生存率はどうあったって低くなる。
ここらへんがCOVID-19/LongCOVIDという病気の最も恐ろしいところじゃないかと思うけど、伝わらない人には伝わらない。
何故なら、もうそこらへんの能力が下がりだしているから。
Aug 12, 2024 26 tweets 1 min read
「ATMが動かないから現金だってすぐに詰む」説。
これは昨日何人からか出てたけど、
・ATMは電力が必要
・ATMは銀行との通信が必要
・電力と通信が途絶して電子決済ができないとき、ATMも動かない
・ATMが動かないなら現金を取り出せないから、現金決済も電子決済同様にすぐに詰む

こういう主張。 これ、「いざというときに現金持っとけ」を何度言っても通じない人に見受けられた齟齬だったけど、

A)いざとなったらATMももちろん動かんから、困らない程度の金額の現金を予め出金して、自宅なり財布なり防災バッグなりに持っておけ(特に財布に現金ないと困る)
Aug 11, 2024 16 tweets 1 min read
「日本は現金のみの場面がまだまだあるから電子マネー後進国!」
みたいに内外で言われがちだけど、日本は災害多発国でもあるから
「電子決済が完全喪失した場合でも、現金決済ができれば買い物ができる」
「その現金は偽造が困難で政府保証が確実」
ってことで、現金の信用が低い国とは違う課題がある 「災害発生時は緊急時なんだから、金を取るとかケチくさいこと言わずに供出しろ」「ボランティアはタダで働かせろ」
とか言い出す災害乞食の人もいるけど、こういうときでも「現金で決済ができる」ってのは重要で。
Jul 27, 2024 28 tweets 1 min read
COVID-19のワクチンについては、

1)副反応が辛かったからしたくない
2)自己免疫系疾患を患っており、基礎疾患などの治療の兼ね合いから担当医の許可が下りない
3)信条/信仰として接種したくない
4)何となくしない/したくない

などで接種できない(しない/したくない)人がいる訳なのだが…… 「ワクチンを接種しなければ、COVID-19には感染しない/発症しない」ということはない。
ワクチン打ってたってウイルス曝露量が過剰であれば掛かるし、打ってなければより少ない量のウイルス曝露量でも感染が成立するので。
Jul 22, 2024 10 tweets 1 min read
厚生省も東京都も、

「薬代は出さねえ」
「予防しろ」

が基本方針で、まあこれは2023年の五類化のときの、

「国の手篤い対処はもうない。予防は個人の判断でやれ」
「効果のある予防法は確立できてるが、選ぶかどうかは個人の判断」
「個人の判断に基づく結果責任は個人が負え」 基本はこの方針なんだよね。

「予防をしっかりすれば罹患しない。罹患しなければ高い薬代も必要ない」

まあ、間違っちゃいないんだろうけど、

「当たらなければどうということはない」

という思想なので、シャア以外にはオススメできない。
Jul 10, 2024 35 tweets 1 min read
これから、COVID-19関連で警告を発してきたアカが、本腰入れて悲鳴か絶望に近い鳥インフル情報を出していくと思うんだけど(どちらも研究者クラスタ、臨床医クラスタにしてみれば、呼吸で広がる感染症なので、発症前対策は同じ)、鳥インフルへの言及が本格的に増えてきたら色々やばい。 というのは、鳥インフルの脅威が「メディア辺りにようやく認識される頃」には国内に侵入を許しているフェーズであるため。
基本対策は若干の差異はあっても「呼吸で移る」であるならばCOVID-19と大差ない。
Jul 3, 2024 11 tweets 1 min read
量販店やファストフードの店員がマスクをしない話、なんでかな、と思ってたんだけど、逆に考えてみた。

量販店、ファストフードともに、「マスクをするような客は、もう来なくなっている」「今そうした店を利用する客はマスクを積極的にしないタイプの人のみ」「そうした客にはマスク装着は悪印象」 「マスクをしていない=感染していなくて健康=安全」と考える人がマスクをしない訳で、そうした人は「マスクをしている=感染している=危険」と受け止めるから、マスクをしている店員がいる店を利用しない、とか。
Jun 21, 2024 41 tweets 1 min read
COVID-19って、

・出現してまだ4年足らず

・症状が自然寛解することはあるが、どうも自然治癒はしてないっぽい

・Long COVIDも自然寛解することはあるが、狙って治療する方法はない

・変異株Aの長期罹患(LongCOVID)中に、別の変異株Bに罹患することがあるっぽい

・長期罹患(持続感染)者は、自身の体内をウイルスの遺伝子を組み換える【生きた実験室】としてしまい、感染者/長期感染者が多くなるほど新たな組み替え株/変異株が生まれやすくなる

・急性期の対症療法(症状緩和と体調維持)の方法が広まったこと、ワクチンの短期間での大規模接種が急がれたことで、初期の死因(劇症化した間質性肺炎)は目立たなくなった(起きてない訳でもない)が、「入院を必要としない程度の症状で済んだ発症者」及び「発熱、咳などの急性期症状を起こさなかった感染者(不顕性感染者)」が、時に患者当人が無自覚な長期罹患に至り、発症及び自覚のない感染から数ヶ月後にLong COVIDを発症するようになった

・罹患(経験)者に共通して、心疾患リスクの上昇、糖尿病リスクの上昇、その他、非COVID-19感染症への抵抗力の低下(溶連菌、インフル、RSV、百日咳、手足口病、ヘルペス・帯状疱疹、麻疹、その他の非COVID-19疾病の罹患者数の急激な上昇)など、COVID-19罹患がそれらのブースターになっている

・精子の元となる精細胞にアポトーシス(細胞の自死)を起こさせ、精子生産数を引き下げるなどして、男性起因の不妊を増加させる

・油断した保護者・育児世代の落ち度によって、保護下にある子供(未成年)へのワクチン接種が大幅に遅れ、結果として「非接種状態で複数回の罹患」を繰り返す子供が現実のものとなっている

・複数回(対策が間に合うまで回数上限なし)の感染を経験した子供は、現時点で治療法のない不可逆的なLong COVIDを負い、男性不妊を患うが、「結婚しても子供ができない/できにくい」と判明するのはこれから10数~20年後くらいなので、今後の何年間かで仮にCOVID-19を克服できたとしても、子供世代の不妊による少子化の急速な進行は止められない

・自発的対策を怠っている、或いは経済的理由または啓発が届かなかったことで起きる無知によって自発的対策を怠らざるを得ない人々は、現状で「社会の余剰」が有限である以上【救済の網から漏れる】し、これを救うのはさらに困難になる

・「劇症化して苦しんですぐ死ぬ」ということを避けられても、「生きる意味が理解できなくなる」くらいには、「せめて死にたいが、死ぬ事もできない」ような無力感、発症前の過去の自身と比較した劣等感に苛まれて、メンタルの限界を迎える人が一定数出てくる

・今後、Long COVIDを事由とした自殺者が増える可能性がある一方で、「自力で死ぬこともできないくらいに能力低下するが、すぐには死ねない後遺症者」が社会で一定以上の規模に至る可能性がある

あんまりいい話がない。 加えて
・「人間の怠慢」「都合良く考えようとする思考」によって感染影響範囲を拡大する
・「経験・体験、それらから得た教訓」を【忘れさせてしまう】【軽侮させてしまう】ような思考に誘導する後遺症をもたらす
・人間が死に物狂いで用意した対策について、免疫逃避性を獲得して「逆対策」してくる
May 30, 2024 23 tweets 1 min read
COVID-19リスクを軽視する人(マスク憎悪、ワクチン憎悪)に欠落している知識として、
1)不顕性感染を知らない
2)潜伏期間中(発症前)及び、発熱(急性期)が緩和した後のウイルス吐出期間を知らない
3)持続感染を知らない
4)複数回感染での症状悪化を知らない
5)深刻な後遺症を知らない
とかありそう 研究者の人、COVID-19患者を多く診ている臨床医の人、及び「COVID-19関連の研究、論文、速報」を貪ってる人などの共通見解として、(1)(2)(3)(4)(5)のいずれもがリスクである、という認識があると思う。
May 15, 2024 32 tweets 1 min read
昔、中野北口で逆ナンされたことがあったんだけど、ほいほい付いていったらその若い女子は准看学生かなんかで、僕は宗教勧誘されていた(ΩΩ Ω ナンダッテー!)と途中で(割と早い段階で)気付いたんだけど、面白そうだからそのまま話を聞いていたら、なんかいつの間にか勧誘じゃなくて、「人を救いたいという強い願いがあってこの道を目指しているんだけど、自分の無力に打ちのめされることのほうが多くて、救いを求めるようになった」というような愚痴か告白みたいなことを聞かされていた。

オウム真理教にも医師の信者がいたけど、「自分は人の命を救うんだ!」という傲慢なくらいの強い意志でその職を選んだのに、「自分の力ではどうにもできない患者、病気、手の施しようがない怪我などが多すぎる」と自分の無力を痛感したりすると、どうしても「すがれるものは何にでもすがりたい」ってなって、スピリチュアルなほうとか、それを仄めかすカルトとかに落ちてしまったりとかするらしい。

無力(というより無能)であることを自覚しない傲慢の例としては竹田くんとかあるけど、傲慢な願いを叶えられない程度に自分は無力であると自覚してしまった人が、まだ傲慢なままだったりすると、案外スピリチュアルな方にコロンっていっちゃうのかな、とは思った。

中野北口の准看学生の場合、「おまえまだ人の命をどうこういう能力もねえだろ」と思ったのだが、「神様の力を借りればこんな自分でもどうにかできるんじゃないか」という、献身的で真面目で熱心な人が「分を弁えないショートカットのチートを願う」とこうなっちゃうんだな、と感じた。

2時間ほどお茶をご一緒しつつ「真面目な人が宗教に転ぶプロセスと、当人なりの自己弁護」を目の当たりにさせられ、たいへん勉強になった。
あのときの准看学生女子、今はどうしてるだろうか。 コロナ禍を通じて、「一部の医師や看護師が、不確かな何かにすがりついて殊更にその【凄さ】を語る」とか、逆に「自分達が縋ったものを否定する者(モノ)を感情的に否定する」とかを見る機会結構多かったんだけど、これなんかも「真面目な人がチートに縋った」と見れば説明できそうな気がする。
May 6, 2024 44 tweets 1 min read
「ワクチン後遺症ガー!」
って人が後を絶たないので、ちょっと真面目に、
「コロナワクチン接種によって後遺症が起こる仕組み」
について調べてみた。

結論から言うと「ワクチンの何がどのように作用してワクチン後遺症を引き起こすのか」について解説したページにたどり着けなかった。 「ワクチンを打ったら後遺症が起きた」というページは幾らでもあるんだけど、「ワクチンのどの成分が何に作用して後遺症を起こしたのか」を解説できてるページ、エントリー、記事がほぼない。ワクチン非推奨系医師でもない。
Apr 18, 2024 11 tweets 1 min read
雁林氏敗訴の「被告がカンパを募ったら賠償金増額」のアレ、TL上を眺めてみると評価が結構割れてる感じ。
A)判決通り、「被告がカンパを募るのは悪質だから当然だ」
B)「裁判費用を捻出できない経済弱者が裁判を起こされたとき、負け確になってしまう前例で疑問がある」
大きく分けてこの二潮流。 「誹謗中傷され、加害者を訴える側の経験がある人」(医療クラスタ)は、「誹謗中傷加害者のクラファン/カンパを理由とした賠償金増額」に対して肯定的。
Mar 5, 2024 12 tweets 1 min read
物資の空中投下に夢見がちな人の目を覚ますために、
「災害時緊急支援物資空中投下訓練」を、夢見がちな人を招いて実際に行う、とかいうのやったらいいとは思うの。
そういう人は自分が体験しない限り意見変えないから。 様々なことに当てはまるけど、「自分自身が実体験していなくても、先行者の誰かが体験した事例を見聞き検証して、【同じことが自分にも起きるかもしれない】」と考えるのが【想像力】で、そこから「恐怖」「懸念」「警戒」に繋げるのが【連想力】だと思う。
Jan 9, 2024 17 tweets 1 min read
「なぜヘリの大量投入が難しいのか」問題については、関係クラスタがめっちゃ細かい「動かしようのない装置特性上の制限理由」「法規上の制限理由」「過去の事故事例に基づく制限理由」などを山ほど挙げてくれているので、ヘリに詳しくない人が一気に学ぶ好機になってる。 そして、言うほどヘリに詳しくない人のやらかしがちな誤解として、
1)ダウンウォッシュ(降下時・離着陸時の地上への強風)軽視
2)VTOLは「真上から真下に降りる/上昇」という誤解
3)「着陸地点」に補給燃料が必要であることを失念
4)ヘリのメンテサイクル(8時間ごとの整備)の失念
などが目立った。
Dec 14, 2023 11 tweets 1 min read
「海外はもうマスクなんかしていない!」というの、たぶんオミクロンの後くらいの記事を邦訳したもの、またはその頃に海外にいた出羽守からの伝聞なんだろうなあと疑ってて、とりあえず「mask covid uk」で2023年に入ってからくらいの英国のマスク事情を検索してみた。 まず、ざっくり概観を言うと、イギリスはこの夏くらい、エリス株が注目され始めたくらいから、「マスクの義務化への期待」「着用義務化の再開」「制限の再導入」などの議論が出始めてる。あと、エリスの流行で「死亡者が増加し始めている」というシグナルが出ている。
Dec 13, 2023 8 tweets 1 min read
マスクをしない人がこの先どうなろうと知ったことではないのだが(判断結果を自己の責任にのみ限定するなら)、
1)ノーマスクは「自分が感染する確率を引き上げる」
2)ノーマスクは「自分が既に感染しているとき、他人に感染させる確率を引き上げる」
ので、控え目に言って公衆の敵かな。 ・ワクチンは「最後に接種してから半年経過すると、十分な効果は期待できなくなるよ」
・ウイルスは「以前流行った株に対して次に流行る株は、免疫逃避性を持つ」ので、ワクチンは新しいのが出たら更新しないと意味ないよ
Dec 10, 2023 32 tweets 1 min read
この人ともう一人もそうだけど、
1)今の状況(終息していない感染症禍)でマスクを取ると、感染確率が跳ね上がる(当人が周囲から貰う可能性も、感染した当人が周囲に広げる可能性も)
2)感染してしまえばフィジカルに重大な支障(後遺症)が起きる
3)(2)については様々なエビデンスが既にある このことを、
a)「産まれたときからマスクをしていない者は発育不良になるのか!」とか、
b)「産まれたときにマスクをしてこなかった我々は発育不良か!」とか、
条件設定がちゃんとできてない。
2019年以前は必要なかったが、2020年以降は【条件が変わった】。
2023年になっても、元に戻ってない。
Dec 2, 2023 24 tweets 1 min read
COVID-19についてここ暫くの黙学で得たこととを改めて端的にまとめると、

1)高齢者は加齢・病状が加速して死ぬ(ので警戒された)

2)乳幼児、子供は二次的感染症(溶連菌、マイコプラズマ他)によって肺炎が起きやすく、死亡もするが生き延びてもその後の生涯のQOLが下がる(がまだ警戒されてない)

3)罹患後、脳(灰白質など側頭部の脳細胞の現象)・心臓(冠状動脈内への血管梗塞)は、後遺症の重症度に拘らず全年齢に起きえる

4)腸への持続感染からのトリプトファン>セロトニン減少によるダメージは海馬に及ぶ(ブレインフォグ、倦怠感、目眩などの原因)

5)体内のセロトニン減少は全身状態の悪化に繋がる

6)「コロナはオミクロン後弱毒化した」という認識は覆されている(が、定説としてこれに縋る人は意見を更新していない)

7)「コロナは老人が死ぬ病気だが、若者(現役世代以下、未成年も含む)にとってはただの風邪で、回復すれば元に戻る」という前提は覆されている(が、定説としてこれに縋る人は意見を更新していない)

8)COVID-19はやはり呼吸器系疾患ではなく、「呼吸器系への感染を皮切りに、全身状態を悪化させ、その他の本来無関係な感染症を発症・増悪させやすくする」

9)親の保護下にある18歳未満の未成年(ワクチン接種を自分の判断で決められない者)の接種は(2)を防ぐためにも積極的優先的に行われるべきで、少なくとも未成年も定期接種に含めるべき

10)COVID-19は、
「他の病気を発症・悪化させやすくするために身体を地均しする病気」
「初期症状(急性期症状)が風邪と似ているので、そこで油断させる病気」
「油断を多発させて社会を機能不全にする、【群れを殺す】病気」
「人獣共通感染症」

他に「XBB系対応のワクチンもブースター接種しなければ効果が持続しにくい」とかあったけど、確定しているかどうか分からないので保留。

ただし、「XBB系対応ワクチンは、XBB.1.5クラーケン、XBB.1.16アークトゥルス、EG.5.1エリス及びそれらから派生した変異株に有効である」ということは概ね確定しているので、2023年秋の接種はすべき。

また、次は2024年秋になるのだろうが、全額自費になることで従来接種者も減るだろうし、既存接種者もブースター接種できなければ、2024年GW頃には抗体値が落ちて効能が切れてくるので、初夏~夏(盆)流行に晒されるリスクが高まる。

全額自己負担になった後の一番目の山場は2024年夏、自己負担で接種者が減る2024年秋接種を経て、2024年年末~2025年初冬の冬の流行が二番目の山場になる、やも。

思ったより端的にまとまらなかった(´・ω・`) 改めて端的に言うと、
a)感染後の発症・症状・後遺症は、ある程度ならワクチンで抑制できるから打っとけ
b)COVID-19以外のインフル、溶連菌、その他に起因する肺炎(呼吸器系疾患)は、全て「病原性ウイルス・細菌」を【吸い込む】ことから始まるから、マスクは何にせよしとけ
Nov 29, 2023 7 tweets 1 min read
昨年(2022)夏に「400万人のアメリカ人がLongCOVIDで就労不能状態にある」っていうニュースが出て後遺症の深刻さに震撼した訳なのだが、そういえば今どうなってんのかなと思って久々に「long covid usa」検索してみた。 2023/6頃の記事で、
・アメリカの成人(18歳以上)の6%が後遺症を患っている
・2022/6は7.5%だったので、若干減少している
・ただし、「全米のCOVID感染者の4人に一人(26.4%)が【日常生活を行う能力医重大な制限がある】」と報告されていて、これは2022年からほぼ変化ない
abcnews.go.com/Health/percent…
Nov 13, 2023 5 tweets 1 min read
なんかこう、「マスクに効果があるとした研究など見たことがない!(キリッ」っていうのたまに言われるんだけど、恐らく検索に用いてる用語の違いなんじゃないかなあ、という気はする。 だいたいマスク憎悪してる人って、COVID-19でなく「コロナ」はまだしも「新コロ」って呼んでて、その常用語で検索してる。
Google検索でもTwitter(X)検索窓でもそうなんだけど、
「コロナ マスク 効果」
「COVID-19 マスク 効果」
でそれぞれ検索すると、検索結果がまったく違う。
Oct 17, 2023 65 tweets 2 min read
何度も書きすぎて飽きてしまったけど、
・COVID-19は呼吸器系疾患ではなくて全身性血液疾患で自己免疫疾患
・SARS-COV-2は変異し続ける
・完全無欠の予防手段はない
・完全に治癒する特効薬はない
・感冒様症状は初期症状で後遺症からが本番
・どんな後遺症が当たるのかはガチャ運次第
・自衛が個人判断になり、早期投与薬は感染者の自己負担になったが、別に確実に完治することが確約されてはいない
・感冒様症状の発症二日前、感冒様症状が出ないうちから、感染力のあるウイルスの放出を始める
・初期症状である感冒様症状が治まる発症4~5日目辺りが最もウイルス放出量が多く、同居家族及び接近した他者に感染させやすい
・発症から二週間経過すると呼気混じりのウイルス放出はほぼ終息するが、体内深部の内臓などに持続感染が起きている場合がある
・感染時無自覚無症状でも持続感染が起きる場合がある
・発症から2~3カ月経過しても感染前の状態に戻らない罹患後症状は、そのまま一生回復せず状態が固定する場合がある。これを後遺症と呼ぶ
・三ヶ月過ぎて変わらない場合、一年過ぎても二年過ぎても回復しない(自然には再生しない細胞が毀損した場合など)
・血管内梗塞を引き起こすことで高齢者、基礎疾患持ちの元々持ってる病気の予後を悪化させるなど、「その他の重大な疾病のブースター」として機能する
・COVID-19の感染でそれ以外の病気が発症しやすくなる
・定期検診の習慣がまだない若い世代や子供などは、自身が掛かっていた病気の存在に気づかないままCOVID-19に感染し、著しく体調を悪化させる場合がある
・ワクチンの早期接種で、子供の重症化、後遺症を二桁%緩和できる(CDC他からの啓発。対策しなければ、子供でもそれだけ重くなりやすいということ)
・感染者の1~4割に何らかの後遺症雅残る(比率は研究によってばらつきがあるが、最小限でも十人に一人は後遺症が残る)
・ワクチンなし+自然感染、ワクチン+自然感染のハイブリッド免疫は、そこまで長期的に抗体を保持できない
・ワクチン接種による抗体は6カ月くらいまで維持され、7カ月目くらいでほぼなくなる
・ワクチン接種による心筋症発症リスクは百万人に2~3人くらいで、接種による重症化・後遺症の症状低減メリットのほうが大きい
・2023年秋の接種は「XBB系対応一価ワクチン」「最後の無料接種」「調達数は現状で3500万人分」
・2024年からの接種はインフルエンザ同様自己負担、「個人の判断で各自自衛してください」となり、「何もしなくても行政が勝手に助けてくれる」期間は終わり、命の選別を個人の判断で行うシフトに

とりあえず「コロナ禍を経てCOVID-19について分かってることのまとめ」。
同じようなこと何度も書きすぎて飽きた。 ・完全無欠の予防手段はない
・完全に治癒する特効薬はない

これは2023年10月時点では、という条件付きとする。将来は分からないし、できればいつかはできてほしい。
ただ、現状では完全無欠の予防手段、完全に治癒する特効薬はない。
この点は2019年以前、2020年とまったく変わっていない。