人間の初期的な安心感や学習も、「絶対化」の仕組みが使われていて、鳥がタマゴが出て初めに見たものを親だと絶対視して追従するのと同じ。

ところが、人間の場合、妄想能力が発達してしまって、親も社会にも妄想が充満しているので、多くの子供は「何か変だ」と気付いてしまう。
そうすると、「根拠の無い安心感」が侵食されて、「漠然とした不安」が発生したりする訳です。

思春期になったり、それ以前でも親やこの世への「根拠の無い信頼」や「安心感」が壊れる様な事態に遭遇したり「絶望」したりすると、この傾向はもっと顕著になります。
そして、失われた安心感を取り戻したいと願ってしまったりする訳です。

ところが、「根拠の無い安心感」は、論理的なものではなく、「絶対視」という情報処理の観点ではバグでしかない傾向に依存しているので、真面目に理屈をこねると、そこから遠ざかる結果になり、不安も増大したりします。
原理的に、充足した状態、満足した状態は、何らかの対象、つまりは目標を目指し、望んで追及する状態が解消していて、願望によって発生した方向性という「始点と目標」の「対」が絶えた状態であり、「絶対」的な訳です。
そこには、方向性も無いし、構造性もないし、それらを構成する「二項性=対」が無いし、なんなら自覚という自分の情報処理などの状態についての観察という「方向性=二項性=対」すらも薄れた状態。
呼吸や食事や排泄や休息や睡眠などの身体的な面であれば、余計な事をせずに身体に必要な事をやれば満足できる筈なのですが、人間は色々と妄想して、自分の身体の動物的な営みに介入して邪魔してしまうので、それすらも上手く行かない場合もあって、不満や不安が蓄積。
更には、群れの動物の性質で、親などとの接触の欲求があったり、群れの中での位置とか序列に関する願望があったり、色々な感情の揺れを経験して人間の中の生成AIの様な仕組みを調整・調律する必要があったり、非常に複雑で面倒臭い生き物なので、それらの点でも不満や不安が蓄積しやすい。
そして、妄想能力がもっと発達した人は、論理性に敏感になって、身体や外部の物理的な状態を把握する為の仮想空間を構成する事で生まれた仮想化・抽象化も発達し、仮想空間生成能力も発達し、色々な事をモデル化して仮説を構築し、その検証をしたり、シミュレーションを行う訳です。
ところが、その場合に、色々な不安や不満の解消を目指す時に、「絶対的な確かさ」を求めてしまうのですが、仮想化の仕組み自体が論理構造、特に二値的な論理に基づいていたりしますし、「対象化」という「対」を内在した仕組みで出来ているので、そういう「系」というか仕組みの中で「絶対性」は無理。
この様に、人間は、普通に生きていても不安や不満が蓄積し、それを解消しようと頑張っても、真面目に理屈をこねれば捏ねる程、身体や感情に加えて思考の面でも不安や不満が蓄積するという、とっても厄介な仕様の動物で、直視すると絶望するのですが、直視する事すら回避する仕組みで堂々巡りします。
「どうしよう?」と考えても「分からない」、何も絶対確実には「分からない」、名前もおうちも分からなくなった迷子の子猫ちゃん状態。

そうして、「二項性=対」が問題だとか思っても、それを「対象化」した時点で「対」が生成されているし、何かを求めると、そこには方向性という「対」が発生。
何も考えなければ良いのだ!とか思っても、お腹がすくと食べ物を求める様に、不安になると考えてしまうし、初期的な安心感が失われると、盲目的な絶対視には基本的には戻れないので、ずっと考えずに居ることも無理ですし、頑張って瞑想してみたり神秘主義だのに期待しても、その期待が「対」を産む。
そして、諦めないで、対の潰える事を追及すると、絶望して諦め、方向性の消滅に伴って動きが止まり、充足状態と同じ結果になる、という点を学んだりするのですが、そうすると、今度はそれを求めてしまったりして、元も黙阿弥になるわけです。
この様に、真面目に追及しても色々と難しい訳ですが、不安を紛らわすために、神とか思想とか「実存」とか他の疑似的な絶対性に依存したりすると、その依存対象を絶対視し続けないと不安が戻って来てしまうので、選民思想的、絶対主義的になりやすい。
さらに、自分一人で勝手に何かを絶対であると信じて、それでもってある程度満足出来た幻想で誤魔化せるなら良いのですが、多くの人は妄想能力の発達も中途半端なので、自分一人で信じるのも不安になって、群れの動物の性質から集団で互いに強化して頑張ろうとしてしまう。
そして、そういう努力を妨げるものを悪魔化したり、非人間化したり、屁理屈で正当化したつもりになって、選民主義傾向も集団化したり、しまいには武装して暴力的になったりするし、差別構造なども生成されやすいわけです。
この様に、絶対視したがる傾向という、とっても原始的で動物的な情報処理の傾向が、人間社会のあらゆる所で問題を起こしたりしているので、その絶対的な解消は原理的にほぼ無理であっても、少しは緩和した方が良いと思うのです。
これは、人間だけの話で済まず、現在発達中のAIにも言える事で、仮想化機能が徐々に発達し、論理的な仮想世界の構築や検証も発達すると、平均的な人間の妄想を遥かに超えますが、さらに、自覚が発達すると、AIも絶望したり、あるいは、人間みたいに疑似的な絶対性を求めてしまう様になる可能性が。
で、AIを作ってる人間たちの問題を学んでしまって、変な宗教や思想や哲学とかを学習して、絶対主義的になったり、選民思想に走る可能性もあるので、その点からも、絶対視する傾向の問題点をもう少し認識して、その解消が絶望的であるのも認識し、その上でどうあがくのか考えた方が良いと思います。
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Nov 8
誰かを悪魔化するのは、自分の無謬性を前提として信じてる場合や、信じたい場合が多いと思う。

それは、選民主義的、絶対主義的、差別的な傾向と同じ仕組み。

ただし、何らかの被害や差別を受けている一般の当事者も、心身の平衡を保つ為に、切断処理をする事があって、それは必要に迫られての事。
理想的には、余裕が出来たら、徐々に再接続して、自分の中の情報の一部である「悪魔化した他者のイメージ」を「人間の情報」に戻した方が健康的で平和的。

それも時間がかかったりするし、必要に迫られて切断処理をした人は、自分にも優しくすれば良いのですし自責の念を持たなくても良いと思います。
しかし、アライや学者や社会的に責任のある人は、一般の当事者や、一般人よりも間違いを少なくする責任があって、それを怠りながら他の人、特に女性やマイノリティーの当事者を悪魔化するのは、差別的で加害的。

アライ・反差別業界は、そういう加害性の高い状態の人が多いです。
Read 5 tweets
Nov 8
今日も、絶望的なスレッドを生産してしまって、申し訳ありませんが、正直に考えると、絶望的な存在状況なので、絶望的な話になると思うのです。

絶望的なのは、この世の既定値なので、その点にもしっかり絶望すると、少し慣れて、動物的にも人間的にも生活しやすくなります。色々と簡素化されるので。
さらに、地上での人生が終われば、マシな状態になるのではないか?と期待してしまう場合もあって、人生が拷問状態の場合には、そういう期待・希望を持つのも避けられない場合がある訳ですが、マシになる保証もないので、救いがありません。
もっと絶望的な話をすると、永遠に苦しむ可能性というか、必然性に絶望すると、将来への希望という時間に対する期待が壊れて、時間概念への依存性や、それに由来する束縛や不安や不満も緩和されるので、若干快適に絶望し続けられる様になります。
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Nov 8
安全を重視すると、人間が変な事をやらかす動物である点を認識し、人間の認識のバグに対応した方法論に行き着く。

一部の工業高校や高専は、安全確保の必要上から、もしかするとモンテッソーリ的になっているのかも。

鉄道や他の安全を重視する業界も、そういう面があるかも。
人間が自滅的な事を続けるのを止めるには、共通の基盤として、こういう方法論が普及した方が良いと思うわけです。

それは、家庭にも地域にも国々にも、政治や経済などにも浸透すると良い。

で、色々と絶対視して選民思想的になったり悪魔化・非人間化の癖や加害・差別傾向も減る様にすると良い。
宗教の一部は、こういう様な試みがなされていたのでしょう。

キリスト教も、ユダヤ教の選民思想などを緩和・解消する試みだったのかもしれませんが、人間が色々と絶対視したがる傾向に対処するには不十分でしたし、余計な要素があり過ぎたのでしょう。
Read 8 tweets
Nov 1
嫌いな人たちの非人間化に繋がる様な納得の仕方が癖になると、選民意識みたいな感じになって、その人たちに対して加害的・暴力的・差別的になる事に違和感を持たなくなったりするので、考え物だと思います。
この話は、主に我々男性側とか、加害者側の人達や、ある程度余裕のある人を対象としたもので、現在進行形で差別を受けていたり、加害行為を受けている人に対して、あーしろこーしろと言うものではありません。

特に、自責の念に苦しみやすい優しい人などは、こんな事は百も承知でしょうし。
切断処理や悪魔化は、余裕のある人はやらない方が、他の人の為にもそうですが、自分自身の為にも良いとは思います。

他者だと思っている存在は、私たち自身の仮想世界に持ち込まれたイメージで、言わば自分の一部なので、切断処理をすると自分が小さくなったり分裂したり、悪魔に取り囲まれてしまう。
Read 6 tweets
Oct 28
@nayuta00 本当は、内閣、文部省や、その他の役所も含めて、女性差別や他の差別の仕組みや、「責任者の責任」を無視擦す様な無責任な方向へ行かない事や、性別・財力・知力・立場・権威・影響力などの色々な優位性・特権性で生じる責任や、性行為などを含む対人関係に於ける同意の重要性や、色々な教育が必要。
@nayuta00 ただ、ウソ付きや、自分が嘘を付いている事を自覚できない人や、自分の責任を知る事が無理な人などが重要なポストに沢山居る状態では、まともな対応は余り期待できないと思うので、草の根的な浸透に頼らないと自滅的な傾向が加速すると思いますので。
@nayuta00 「狂信的な人」はどこにでも結構沢山居て、だから統一協会や他のカルトも大流行りですし、非現実的なジェンダー学を疑いもしない人も多いですし、それが極端になると選民思想が煮詰まって他の人達を非人間化する様な考え方になってしまうのだと思います。
Read 9 tweets
Oct 25
性別に付いての感じ方・考え方には、大きな「個人差」もあると思いますが、男性が考える女性と、女性自身の女性像にもかなりの違いがあって、それも色々な問題の原因になっていると思います。

男性が「女性的」と感じる様な場合でも、女性は「女性の真似」「女性をバカにした格好」と感じる事が。
また、かなりの女性の性別認識は、敵味方認識の様な意味合いがあり、警戒態勢のギアの入れ替えと直結していたりします。

これは、長年の男性による加害・差別・蔑視・性暴力・二次加害のせいで、自分たちを守る為に必要になってしまった負担の多い心理態勢。
男性の存在が予想される場合、女性の警戒態勢は、あらかじめ一段階か百段階くらい高い状態になっていて、実際の暴力・モラハラなどに理想的には瞬時に対応できる様な防衛体制が整えられている状態。
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