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Nov 4 8 tweets 2 min read Read on X
子供のころ誘拐されかけたときの話。幼少期は親の仕事の都合で海外で暮らしてたんだけど、学校への登下校は必ずスクールバスか自家用車のどちらかだった。わりと治安はいい地域だったんだけど、それでも両親は徒歩での登下校は絶対にさせなかった。

とある日、→
→授業が終わって僕は親が車で
迎えに来るのを待っていたんだけど
なかなか来ない。。。

その日は雨で他の生徒も車での送迎が多い
おそらく渋滞に引っかかっているんだろう
とりあえず待っていると
車が僕の横で止まって
ウイーンと窓が開いた

「〇〇くん?」
僕の名前を呼ばれ
「はい」
そう答えると笑顔で

「僕は君のお母さんと一緒の職場で働いている。お母さんは仕事が忙しいから君のお迎えを頼まれたんだ。家まで送るから車に乗って」
「そんな話、聞いてないです」
「そりゃそうだよ。さっき君のお母さんと話したんだから」
そう言いつつ、
”外から”手を伸ばして車のドアをガチャと開けた
「ほら、乗って乗って」
手をこちらに伸ばそうとした

僕はその瞬間、後ずさりして
そのまま学校の中へ全力で走って逃げた→
→逃げた理由は相手が誘拐目的だという
ことがわかったから。
あの車は誘拐するために改造されていて
車のドアが”中からは”開けられないようになっている
簡単に逃げられないようにするためだ
しかも子供の手の長さでは車内から外のドアハンドル
まで手が届かない仕様。

だからわざわざ相手は
”外から”手を伸ばして車のドアを開けたのだ。

結局そのあと学校に駆け込んで事情を
説明したころには不審な車はいなくなっていたけど
あのまま乗っていたら…と、考えるとめちゃくちゃ怖い。

あとから聞いた話だと僕の名前を
知っていたのはリュックとか水筒の
持ち物に書いてあった名前を
見たんじゃないかという話。

両親もすぐそのあと迎えに来てくれたんだけど
大事を取って警察の方がしばらくの間は自宅付近を
見回りすることになった→
→海外だと学校の授業として
「誘拐されないための教育」
だけでなく
「誘拐された後にどのように生き延びるか」
なんかもあったりして
そのおかげで
”外から”しか開けられない改造された車の話
を知っていたし、すぐに逃げられた。

これは海外での話だけど、実は日本でも2021年に警察に行方不明届が出された10歳未満のこどもの数は1010人にものぼるらしい。まだ寝返りすらできない我が子だけど、成長した時には改めてこの話をしようと思う。こうした教育もまた大切という話。→
→ちなみに、日本だと”イカのおすし”なんかも有名。
・知らない人について”イカ”ない
・知らない人の車に”の”らない
・”お”おきな声で叫ぶ
・”す”ぐに逃げる
・家の人や先生に”し”らせる
警視庁のHPにより詳しい対策が書かれてますので是非参考に。
keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/…Image
不審者対策として防犯ブザーも有効です。その際は”防犯ブザーに見えないもの”を選ぶのが良いともよく言われてます。参考にいくつか例を載せます。こちらとかはパッと見、キーホルダーにしか見えないです。#ad 

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男の子向けならこういうデザインもあります。是非、参考にしてみてください。 #ad 

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→普段は保育士の妻との何気ない会話や仕事で感じたこと、子育てや日常生活で感じたことをポストしてお届けしております。 毎日違うお話をお送りしてますので「今日はどんなポストかな~」ってフラッと寄って頂けると嬉しいです!

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Aug 18
「お前さ!一度でいいからマジで仕事やってみろよ!」
人生で はじめて胸ぐらをつかまれた相手は
両親でもなく、学生時代の友人でもなく
バイト先の先輩だった。

自分で言うのもアレだけど、当時の僕は
本当に最悪のバイトで…具体的には

接客が雑
電話に出ない
レジに入らない
休憩は気持ち長めに
とにかくラクしたいムーブ
まさにバイト先で”お荷物的”な存在だった

そんな自分に対してバイトの先輩は
なぜか気にかけてくれてて

クレームになりかけた時は
「代わるよ。あとは任せな」
って言ってくれたり

自分がダルそうに仕事してたら
「ちょっと休んできたら?」
なんてフォローもしてくれる

店長からあーだこーだ言われる度に
”いつかやめてやる”
なんて考えてたけど
あの先輩がいる空間が居心地よくって
なんやかんや働き続けていた

本気で仕事をしてこなかったのだ。

そしてあの事件が起きた→
→その日はシフトインしている人数も
少ない状態でお店も忙しかった

チンッ!とレジに置いてある呼び鈴が
鳴り響く

周りを見ても他の従業員がいない
仕方がなくレジに向かうと

子供を連れた親子で
購入したゲームソフトが動かなかったらしい

”あーーーーメンドクサイ”
っていう表情がにじみ出る

客「交換してください」
僕「あー…はい。ワカリマシタ」

お客様が電話ではなくわざわざ
お店までご足労頂いているんだし
本来ならそこでまずは
”申し訳ございませんでした”
って言うのが筋だろう

だけど、当時の僕は
”とにかくこの面倒な状況を早く片づけたい”
という気持ちばかりが先行していたので
そんな事は頭にまったくない。

幸いにも同じ在庫がいくつかあったので
それをパッと手にとって
僕「はい。こちら交換品です」
って渡すと

客「あの…これ、動きますか?」
僕「動きますよ」
客「確認してませんよね?」
僕「しましたって」
平気で嘘をついた

とりあえず納得してそのまま帰ってくれて
ホッと胸を撫でおろす

…が、それから1時間ほどして
お店の電話が鳴った

先輩が電話応対をしてくれたんだけど
どうも時間がかかっているし、電話越しに
頭を下げる様子を見て
”さっきの客かな?”って察した

先「ちょっといいか?」
先輩からチョイチョイと手招きをされて事務所へ

どうやら自分の予感は当たったらしい

先「商品、交換したんでしょ?」
僕「しました」
先「……動作確認した?」
僕「忙しいのでしてないです(笑)」
ヘラヘラと返事したのは
”お前ちゃんとやれよ~(笑)”
みたいにいつもの調子で突っ込んでくる
先輩の姿を想像してたからだった

ところがその予想とは全く違うことが起きる→
→突然胸ぐらを捕まれ、更衣室のロッカーに
バンッ!!!!!!!!!
と、背中を押し付けられたのだ
「お前さ!一度でいいからマジで仕事やってみろよ!」

先輩は目を赤くしながら
「子供泣かせるのはマジでねぇよ」
って言う言葉を聞いて驚く

どうやらあの商品は子供へのプレゼントとして
購入したものだったらしく、せっかく購入したのに
遊べずに泣かせてしまっていた

先輩が電話応対する後ろで
ひっくひっくさせながら
「もういいよママ」
という子供の声が先輩の怒りに触れた結果だった

結局その日はお客様側の都合が悪いらしく
次の日に直接自宅まで交換品を届ける対応になった

本来はお客様宅に向かうのは社員とか
店長の仕事で
バイト一人で行くのは基本NG。

だけどあのときの先輩の
「お前さ!一度でいいからマジで仕事やってみろよ!」
という言葉が胸にぶっ刺さって
どうしても直接謝罪したい気持ちが
自然と湧き上がっていた

「お客様宅へ謝罪に行かせてください」
と店長にお願いをすると
許可をもらったので僕一人で向かう事に

車に乗り込むと
”コンコン”と窓を叩く音
「一緒に行こうぜ」
先輩だった

助手席に座りつつ
「一人より二人のほうが何かあったとき対応しやすいからさ。店長に頼まれた」
なんて言うけど、そんな話は店長から聞いてない
っていうかその日は先輩のシフトは
”おやすみ”

つまり、心配して来てくれたのだ
その優しさがまた心に沁みる

お客様宅に到着すると
ガッチガチに緊張している自分に対し
「俺もいるから大丈夫」
そう肩をポンとされ、呼び鈴を押した→
Read 6 tweets
Aug 9
僕はタクシーで寝ることができない。
きっかけになったのは
残業でクタクタになって
珍しくタクシーを使って
帰宅した日のこと

何もない平日の夜
幸いにもタクシーはすぐにつかまった

「どちらまで?」
「〇〇までお願いします」

これで少しだけ寝れる…
ちょっと身体を休めようとしたところ→
→「随分とお疲れですねぇ」
と運転手さんが声をかけてきた

「えぇ。残業してたらこんな時間になってしまって”眠い”んです」
僕はやんわりと
”寝かせてほしい”
”声をかけないでほしい”
アピールをするも

「景気はどうですか?」
「お仕事は何されているんですか?」
と、更に話を続ける

頼む…寝かせてくれ…
そんな気持ちから
声をかけてきた運転手さんには
申し訳ないんだけど

「すみません。疲れているので寝かせてほしいです」

って一言伝えると
ミラー越しの運転手さんの
眉毛がピクッと動くのが見え

「なんか感じ悪いっすね」
って言われてしまった→
→気分を悪くさせてしまったら申し訳ないけど
本当に寝かせてほしい気持ちが強かった

気のせいかハンドル捌きも荒くなり
アクセルやブレーキの踏み方も強め
運転手さんも何やらブツブツ
言っている声が聞こえていたけど
そのまま目をつむると

それからどれくらい経っただろうか

「お客さん、お客さん到着しましたよ!」

”声かけ”
というより
”怒鳴り声”
のような声に飛び起きる

「すみません。いくらですか」
「8110円だよ」
「え!?」→
Read 5 tweets
Jul 17
ちょっと長くなります。
同僚がもう夏のボーナスがなくなって「金を貸してほしい」という相談を受けた。
貸してほしい金額は5万円。
金額もそこそこ大きいし
僕「とりあえず飯でも」
ということで話を聞くことに

僕は軽いランチのつもりだったんだけど何やら様子がおかしい。

同「予算いくら?」→
→同「予算いくらぐらい?」
よっぽどお金がないのか今からランチに行くお店について聞かれるので
僕「こっちが出すから」
同「すまねぇ…」
こんなやりとりからお店についていよいよ本題に。

話を聞くとボーナスは”なくなった”というより”溶かした”と彼は表現した。つまり、パチンコにパチスロのギャンブルで”あて”にしてた夏の賞与に手をつけてしまい困ったというわけだ。

今年車検だけど7月だというのに未だに
自動車税を収めておらず、”足りる”って
予想してた車検代がちょうどその金額分
不足してたということ

自動車税を納めないと車検は通すことができない
それで5万円を貸してほしいということだった

そもそも”いくら必要なのか”というのを
把握せずにギャンブルする時点で
呆れる話なんだけど

過去に自分も経験があるので
”そうなってしまう”過程も
”そうなってしまった”あとの
焦る気持ちは痛いほどわかる。

当時の僕とは違うのは
彼には家族がいるということ
それに子供もいる

なんとかしてあげたかった→
→僕「お金は貸すよ」
即返事をすると
心底安心したのか同僚はホッとした表情

僕「ただし、今後ここに通ってほしい」
そう言って提示したのは病院
そこは”ギャンブル依存症”について
診療を行っているところ

同僚は苦い顔をしつつも
同「よかった」
って意外な返答をした

僕「なにが?」
同「いや、貸すよ!っていう話だけだったらそのお金でまたパチ屋に行ってたかもしれないって想像したら怖くなってね…。こういう条件を逆につけてくれて本当に心配されてるんだなって」

いやいや、それはないでしょ(笑)
とは言えなかった。
自分もそういう”状態”になったことがあるから。

依存症だと手元にある”使ってはいけないお金を使ってしまう状態”。自分の意思でやめることができない病気。「意思が弱いから」とか「やめる気がないから」ではなく、脳内の機能異常が原因だとも言われてる。こうやって話を親身に聞くだけじゃ相手のためにはならない。だからこそ専門機関を勧めた

同「お金は返すから」
僕「返せるときに頼む!」

返却期限はあえて設けずにそのまま銀行によってお金を渡すと、その場ですぐに自動車税を収めていた。

それから半年後
また冬のボーナスの時期になって

同「ちょっといいか?」
また声をかけられた

まさか…?
一瞬心がザワつくも
ランチに誘われた

席につくなり→
Read 7 tweets
Nov 24, 2022
「まだ未清算の商品お持ちですよね?」
やっと捕まえた。
『・・・』
女性は黙ったまま静かに頷く。そのまま事務所に連れていき、盗んだものをオーナーと二人で確認していく。盗んだのは菓子パン2つ。身分証明書の提示を求めたが運転免許証も保険証もない状況だった。決して綺麗とは言えない身なり→
→経済的に困窮しているのが雰囲気でわかった。一商店の万引きの被害は小さい金額でも影響が大きい。それに犯行を重ねていたのは把握してた。絶対に許せない。警察に突き出してやる。
「通報しますね」
と受話器を取ると”待て”とオーナーが手の平をこちらに向けた。ゆっくりと手をおろすと女性に→
→「何故」と、問いかける。『お金に困っているんです。頼れる人もいない。どうしたらいいのかわからなくって…子供と自分用にパンを盗みました』目に光が無く淡々とした口調で話す。

話を聞いてオーナーは立ち上がり1枚のA4の用紙を手に取った。そこには経済的な支援についてまとめてあり→
Read 9 tweets
Nov 23, 2022
『生きていられるだけでありがたいんだよ(笑)』

病室のベッドで笑顔で答える友人。その隣には車いすが用意されてた。久々に見た顔は少し痩せて見えた。『やっぱりまだ感覚に慣れないんだよね。ここにまだ”ある”みたいでさ』彼は負傷した足を軽く上げると途中から不自然に凹んだ形の布団が見えた。→
→【〇〇さ、交通事故にあったんだって】
3,4か月前にクラスで噂になってた。
自転車で通学途中の事故。右足を膝から下を切断した。面会許可の連絡を受けてクラスメート数人とお見舞いに来てた。足を切断なんて自分だったら絶望してお見舞いとかは拒否する【だろう】。→
→彼はもともと活発でバスケ部で活躍してた身。心の痛みは想像を絶するものだった【はず】。笑顔で迎えられた事に少し安堵。病室では彼がいなかった間、学校でのできごとをはなし、会話に花を咲かせていく。事故当時の話題になり、「でもさ、【元気そう】でよかったよ」と僕が軽く一言。→
Read 7 tweets
Nov 22, 2022
祖母は出前を取ったあと、必ず食器を綺麗に洗い、拭いてから玄関先に返却をしてた。理由を尋ねると「”きれいに食べる”というのはね、”食べたあと”までのことを指すのよ」徳を積む人の言葉は深かった。
職場の同僚も食べ終わったあとの弁当箱を毎回職場で綺麗にしてた。理由を尋ねると「洗い物が1つでも減ると妻の負担が軽くなる。ほんの少しだけどこういう細かい家事をなくす努力はしているんだ」なるほど。徳を積むことは夫婦仲にもつながるんだな。と、さらに納得した。
今日もたくさんのご意見ありがとうございます。「洗う」「洗わない」という点ではなく、衛生面や回収する手間。こうした相手へのちょっとした気遣いが大事。洗わないから気遣いが無いわけじゃないですし、リプ欄を見るとそれぞれの理由があります。『押し付けにならない気遣い』が大切。そう感じます。
Read 4 tweets

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