そういえば今年1月頃、千葉県某病院の感染症科医がオンライン・無償で事前収録の取材を受けたところ、放映内容の事前チェック不可で
「病院独自に健康観察期間を短縮する基準を作成」とか「職員に陽性者が出て、濃厚接触となる職員がどんどん増えている」とか報じられて → → 翌日の朝から病院に問い合わせの電話が殺到した案件があったなぁ。
確かに真実性は重要ですが、それをほんとうに重要視しておられるかどうかは（主として被取材者になる立場としては）婉曲的に言っても懐疑が残る感じです。

https://twitter.com/shirikajikisha/status/1570801988304261123?s=46&t=FHM7PGGyMrTw9Qyxx3vOVg

高校同窓会などで、医者は安易に情報提供しすぎると他業種の方々に叱られたりして、まぁ確かに取材謝礼や原稿料を事前確認しない「なあなあ感」があります。 場合によっては広く・はやく知られること自体や、あるメディアで報じられること自体が対価・報償であるというシチュエーションもあると思います。

一方で、胡散臭い情報こそ「非常識な高額に対価が設定されている」ということはあり得るでしょう。取材者の腕の見せ所かと。

東浩紀 "過去にはそうした政治哲学的、社会哲学的な研究の蓄積があったのに、それを大学で勉強したリベラルの人たちが、今、バーベキューを取り締まれ、ロックダウンをやれと主張している"
news-postseven.com/archives/20210…
（サムネイル画像が不愉快なので差し替え） 言いたいことは非常にわかるし、僕自身「お医者さんの言説」で危ういと思う部分（なおかつ自分自身そこから逃れているとは思えない部分）なのだけど、それが批判思想として育ちきらないのは、東浩紀さんご自身の言説の揺れと、鼎談相手の選択（単に頷ける部分で三人がうんうん頷いているだけ）→