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Dec 16 33 tweets 1 min read
宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」を呼んでいる(私はだいたい、話題になっている最中は読まない)。この中で、「ほめる」「話を聞いてあげる」という、昨今の教育界でやたら流行している方法の有効性に疑問を呈している。私も同感。この二つ、特に効果ないと感じている。 「ほめる」って言ったって、無理やりほめるところを見つけてほめても、「ほめるほどのことではない」と、ほめらられる側もほめる側も感じてしまっていることしばしば。これではほめたとしても、聞かされる側はしらけてしまう。しらじらしいと感じてしまう。
Dec 8 32 tweets 1 min read
都市部で子どもの指導をしてる知人の記事がとても共感できたので、承認得たうえでシェア。
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最近の教育業界に身を置きながら、お金をかけずに子供のポテンシャルを引き出す方法について考える
* 教育業界での今の私の仕事は私立中高生専門塾と英会話スクールとオンライン英会話なんだけど、その3つに身を置きながら仕事していく中で思うことをつらつら書いてみる。
Dec 6 18 tweets 1 min read
「父親が高学歴で仕事バリバリ、母親は学歴そこそこ若干玉の輿狙いで結婚」というパターンで、猛烈教育ママになったケース。教育雑誌を読みあさり講演聞いて情報収集、幼い頃から子どもに英才教育を施し、超有名幼稚園から超難関大学まで完璧な栄光の道を子どもに歩ませようと躍起。 幼いころから子どもに英語を学ばせようとしたり、習い事漬けに。学校終わっても塾に送迎、塾が終わっても膨大な課題を子どもに取り組ませ、日付を超えることが日常。自分がずっとそばについて熱心に指導。母親も疲れるだろうに、絶対失敗したくないの一念で土日もなく課題に取り組ませる。
Nov 25 38 tweets 1 min read
「能動性」考。
私は基本的に、人間は能動的な生き物だと考えている。動くことを宿命としている動物だし。ただ、その能動性を発揮する際、「相手」がとても重要であるらしい。
ルーマニアに、子どもたちを狭い空間に押し込め、食事を与えられるだけで放置された「チャウシェスクの子どもたち」がいた。 その子達の多くが同じ動作を繰り返していた。繰り返し頭をぶつける子、ウーウーうなり続ける子。「常動運動」という症状を示していた。脳を調べるとすき間だらけで発達していなかった。現地の医師は「生まれつき問題のある子どもたちだった」と言っていたが、ヨーロッパ各地に養子として育てられると、
Sep 15 27 tweets 1 min read
小泉進次郎氏が首相になったら、ほぼ間違いなく新自由主義に逆戻りし、日本人の低賃金化が進むように思う。自分の不人気を痛感したのか、菅氏が表に出なくなったけど、菅氏、そしてその知恵袋の竹中氏が政策を主導することになると思う。解雇規制緩和すれば賃金上がると信じてる人が多いようだけど、 たぶん、菅氏や竹中氏は解雇しやすくすることだけを考えて、肝腎の賃金上昇の仕組みを作るところは怠るように思う。安く人をこき使うことしか考えてない履歴がこの2人は濃厚。竹中氏は「セーフティネット」を繰り返し発言していたくせに、低賃金化を進行させた。
Sep 6 4 tweets 1 min read
解雇規制をなくして人材の流動性を、というリクツがさっぱりわからん。人材の流動性を上げたければ、需要の大きい産業が給料上げればいい。そしたら簡単に人材を引き抜ける。解雇規制をいじらなくても流動性は高まる。
解雇規制撤廃したら失業者溢れ、会社は賃金減らしても人を雇えるようになる。 それでも雇おうとしない企業が多いだろう。結局、解雇された人の一定数が行き場をなくす。するとその人達は生活保護などの福利厚生に頼らざるをえなくなり、国の負担が増す。
解雇規制の撤廃は、貧富の格差を大きくし、国を貧しくするだけのように思えてならない。
Aug 22 11 tweets 1 min read
小学校入学から高校卒業までの12年間を、幼稚園か保育園のようにしたらいいのに、と、結構真剣に思う。
多くの親が、小学校に入るまでの我が子を「天才じゃないか」と感じる。アンパンマンのキャラクターをたくさん覚えたり、歴代仮面ライダーを全部覚えたり、驚くべき記憶力を幼児は示したりする。 ところが小学校に入学した途端 多くの子供が学習意欲を失ってしまう。あれだけすごい記憶力を示していたのに、学校の学習ではほとんど記憶しなかったりする。なぜこんなことが起きるのだろうか?私が考えるに、それは、幼稚園や保育園のような指導法が取られていないためだ。
Aug 15 18 tweets 1 min read
貧富の格差が拡大し、生活が苦しくなっている人が増えていると指摘しても、指導層(あるいは指導層を支持する人たち)からはせせら笑う空気を感じていた。ツイッターでも「生活を改善したいなら努力したらいい」「努力と能力が足りないから貧しい」と笑い、切り捨てる言説が多かった。 指導層がそんな考えである間は、社会政策が変わるはずがない。いったいどうやったら指導層の考えを変えることができるのか?それを考えた末、次の記事を2022年10月9日に書いた。この記事は、官僚や政治家も読むMLにぶち込んだ。

「誰もとりこぼさない覚悟」はなぜ必要なのか
note.com/shinshinohara/…
Jul 15 10 tweets 1 min read
蓮舫氏が負けた理由に「共産党と組んだからダメなんだ」という論調をよく目にするけど、共産党の押しがなかったらもっと票が少なかったのでは?
蓮舫氏が負けたのは、立候補表明で批判に終始したのが最大の敗因のように思う。あの記者会見で「こりゃダメだ」思ったもん。 approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=h… それに、年配者には共産党アレルギーがどうしたわけか強いみたいだけど、若い人はよくも悪くも「知らない」から、そんなに拒否感ないと思う。共産党支援がそこまで負のファクターかというと、考えにくい。単に最初の記者会見で大きく躓いたのが減員のように思う。
Jul 12 27 tweets 1 min read
実例をいくつか知ってるけど「サンプル数少ないし」と黙っていた案件。ところが複数の指導者から同じ話を最近よく聞くので、これはやはり比較的よく起きる症例らしい。
高学歴父親とそうでもない母親の組み合わせの場合、母親は勉強以外を許そうとしないガチガチの管理教育をしがち。 もし子どもの成績が悪い場合、「私が悪いからって話になるじゃない!」と考え、何としても勉強できるようにしようと長時間の勉強を子どもに強い、ゲームやマンガ、テレビなどの娯楽は極端に制限するという管理に走りがちな傾向。
Jul 2 21 tweets 1 min read
「うまいこと子育てされているなあ」と思っていたご家庭があった。そこの子は野山を駆け回り、虫を捕まえたりトカゲを育てたりと、自然に親しんで遊んでいた。ああ、こんな育て方したいよなあ、と思っていた。ところが中学2年生の頃、異変が起きた。 友達のところでやらせてもらったテレビゲームにはまってしまった。そのゲームをやりたいがために、友達の家に毎日のように押しかけて、何時間も遊んでくる始末。さすがに他人の家にご迷惑をかけるわけにいかぬ、と、それまで買っていなかったゲーム機を買った。すると、もう四六時中ゲーム。
Jun 18 25 tweets 1 min read
近年、日本ではPTAや子ども会、あるいは自治会なども成立しづらくなっていると言われる。保護司だとか民生委員などもなり手がないという。みんな忙しく、とてもじゃないけれど地域のそうしたボランティア的なものはやっていられなくなった。その原因は、「大店法」にあるように思う。 昔、どこの地域にも元気な商店街があったころは、自営業の人が多かった。自営業の人は地域経済と密接にかかわっているので、PTAや子ども会、あるいは自治会にも積極的に関わった。地域への貢献はそのまま店の売り上げに直結するのだから。
Jun 12 28 tweets 1 min read
「学術会議」考。
菅氏が学術会議の候補者を拒絶してから、ネットでは妙に学術会議をこき下ろす人が増えた。今もうるさく言う人が絶えない。この現象は大変興味深く、そして深刻に思われる。このことを少し考えてみたい。 学術会議のメンバーに選ばれている人たちは、それぞれの専門分野で活躍してきた人達。それぞれの分野の人達が「この人ならば」と、異論を挟むことが少ない人が推薦されている。学術会議を役立たずと罵る人がいるが、それはそれらの専門分野の人達全員を罵ることに等しい。
May 8 29 tweets 1 min read
小泉政権は、後から振り返ると竹中平蔵氏を引き上げたことで新自由主義を根付かせ、貧富の格差を拡大する原因を生んだことで厳しく批判されることになるが、最後の最後まで人気政権だったことは否めない。官僚たちからも人気だった。どんな意見にも耳を傾ける度量があったからだ。 そうした空気を受け、改革派若手官僚たちがプロジェクトK、政策空間、Crossover21などを立ち上げ、積極的に政策提案をしていた。私はプロジェクトKには関わっていなかったし、そもそも官僚でもなかったが、政策空間やCrossover21のホームページには、私の提言がいくつか掲載されていた。
May 5 24 tweets 1 min read
2001年入省の官僚の間では、私はちょっとした有名人だった。新人研修のとき、事務次官だろうが誰だろうがズバズバ質問するので、「どうせ篠原が質問するんだから最初からマイク渡しとけ」と言われるほど。当時の新聞で「今年の新人はえらくやる気がある」と評されていたのは、たぶん私のせい。 そんな私を蛇蝎の如く嫌う同期と、面白がる同期とにスパンと分かれた。そりゃまあ、これから出世したいと思う人間は、私と親しいなんて思われたら迷惑だと思ったに違いない。けれど不思議なことに、私に触発されてズバズバ質問するのもいたりして、必ずしも一色ではなかった。
Apr 16 27 tweets 1 min read
私は当初、日本酒が大嫌いだった。甘ったるくてベタベタして悪酔いする。決定的だったのは、大学入学したての時の歓迎会。日本酒コップ一気飲みをやらされ、当然ながらゲーゲー吐いた。目が回ってグラングラン。「ポン酒」はもう飲まないぞ!と心に決めた。 私が日本酒の旨さに目覚めたのは阪神淡路大震災。当時は真冬。暖がとれなかったため、薪になるものはないかと町中を歩いていたところ、酒蔵が倒壊していた。申し訳ないけれど、薪に使わせてもらえないかとそこにいた人に声をかけた。すると、コンクリートの建物に手招きされた。
Mar 26 21 tweets 1 min read
旧帝大に進学するような人はお勉強で遊んでる人種が多いから、超難問の問題集を熱心に解いてることが多い。だからか、そこまでではない学力の人まで超難問に取り組んだら学力上がるかのように勘違いしてる人、よく見るように思う。でも、ヒイヒイ言いながら2年遅れで京大に合格した私からすると。 基礎固めするのにしくはない。私は教科書以外にほとんど手を出さず、応用問題は入試問題の過去問くらいしかやってない。なぜなら、どんな大学でも、教科書に書いてある知識で解けるように入試問題は作られているからだ。だから、抜けさえなければ学力は旧帝大水準にまであがる。そうでない人は。
Mar 16 38 tweets 1 min read
関係性から考えるものの見方(社会構成主義)、たぶん第20弾。
大学合格祝いに、父の友人が先斗町(京都)の小料理屋に連れて行ってくれた。しばらくすると、外でガハハ笑い。「京都のことなら俺に聞いてくれ!お、ここ良さそうだな!」と大声で入ってきたのは、高そうなスーツに身を固めた二人。 ところが店の主人、「すみません、予約でいっぱいで」と、申し訳なさそうに。やむなく、そのお客は出て行った。
そうかあ、空席があるけど、予約客かあ。でも、いつ来るのかなあ?と思いながら、料理を食べていたが、一向に来る気配がない。
Mar 12 31 tweets 1 min read
2015年頃、「指示待ち人間」という言葉が流行っていた。指示を出さないと動かない、指示以外のことはしようとしない、自分で考えて動ける部下がいない、という上司の嘆き、経営者の嘆きが広がっていた。そういう上司や経営者が集まってる場に行くと。 「(俺達みたいな)自分で考えて行動できる(優秀な)人間なんて、ほんの一握りなんだよ、ほとんどのヤツは自分で考えることなんかできやしない、指示したこと以下しかできやしないんだから」とボヤきつつ、自分たち人の上に立つ人間の優秀さを誇って自分を慰めていた。でも私は首を傾げていた。
Dec 15, 2023 21 tweets 2 min read
「摂取カロリー」考。
男性だと1日に2600kcal、女性で2000kcal程度は必要とされる。しかし昨今の日本人は1850kcal程度しかとれていない。これは戦後の食糧難の時代、1946年の1903kcalより少ない。飢餓に陥っても不思議ではないはずなのに、太り過ぎを気にする時代。これはいったいどういうことか? 結婚する前の一人暮らしのとき、おかずは少しでご飯は3杯飯を食べていたが、太るということはなかった。ところが結婚してからはご飯一杯しか食べないのにブクブク太った。今はご飯減らし目にしてようやく体重の増減がストップ。恐らく結婚してからの摂取カロリーは大幅に減っているのに。
Nov 29, 2023 36 tweets 1 min read
「親ガチャ」考。
最近、親ガチャという言葉をよく聞くようになった。生まれた家によって子どもの環境が決まってしまうのは昔からの話だが、ここにきてなぜ「親ガチャ」という言葉が根付いたのだろう?ということを、昨日のウェブ飲み会で話し合った。その中で、面白い指摘があった。じゃりン子チエ。 テレビアニメのその番組で、チエは見事な「親ガチャ」だといえる。夫婦は別れてお母さんはいない、父親はバクチとケンカばかりするろくでもない男。チエはしばしば「うちは世界一不幸な少女や」と愚痴るシーンがあったように思うけれど、その割にタフでいつも明るい。ホルモン焼き屋を自ら経営。