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Apr 16 27 tweets 1 min read
私は当初、日本酒が大嫌いだった。甘ったるくてベタベタして悪酔いする。決定的だったのは、大学入学したての時の歓迎会。日本酒コップ一気飲みをやらされ、当然ながらゲーゲー吐いた。目が回ってグラングラン。「ポン酒」はもう飲まないぞ!と心に決めた。 私が日本酒の旨さに目覚めたのは阪神淡路大震災。当時は真冬。暖がとれなかったため、薪になるものはないかと町中を歩いていたところ、酒蔵が倒壊していた。申し訳ないけれど、薪に使わせてもらえないかとそこにいた人に声をかけた。すると、コンクリートの建物に手招きされた。
Mar 26 21 tweets 1 min read
旧帝大に進学するような人はお勉強で遊んでる人種が多いから、超難問の問題集を熱心に解いてることが多い。だからか、そこまでではない学力の人まで超難問に取り組んだら学力上がるかのように勘違いしてる人、よく見るように思う。でも、ヒイヒイ言いながら2年遅れで京大に合格した私からすると。 基礎固めするのにしくはない。私は教科書以外にほとんど手を出さず、応用問題は入試問題の過去問くらいしかやってない。なぜなら、どんな大学でも、教科書に書いてある知識で解けるように入試問題は作られているからだ。だから、抜けさえなければ学力は旧帝大水準にまであがる。そうでない人は。
Mar 16 38 tweets 1 min read
関係性から考えるものの見方(社会構成主義)、たぶん第20弾。
大学合格祝いに、父の友人が先斗町(京都)の小料理屋に連れて行ってくれた。しばらくすると、外でガハハ笑い。「京都のことなら俺に聞いてくれ!お、ここ良さそうだな!」と大声で入ってきたのは、高そうなスーツに身を固めた二人。 ところが店の主人、「すみません、予約でいっぱいで」と、申し訳なさそうに。やむなく、そのお客は出て行った。
そうかあ、空席があるけど、予約客かあ。でも、いつ来るのかなあ?と思いながら、料理を食べていたが、一向に来る気配がない。
Mar 12 31 tweets 1 min read
2015年頃、「指示待ち人間」という言葉が流行っていた。指示を出さないと動かない、指示以外のことはしようとしない、自分で考えて動ける部下がいない、という上司の嘆き、経営者の嘆きが広がっていた。そういう上司や経営者が集まってる場に行くと。 「(俺達みたいな)自分で考えて行動できる(優秀な)人間なんて、ほんの一握りなんだよ、ほとんどのヤツは自分で考えることなんかできやしない、指示したこと以下しかできやしないんだから」とボヤきつつ、自分たち人の上に立つ人間の優秀さを誇って自分を慰めていた。でも私は首を傾げていた。
Dec 15, 2023 21 tweets 2 min read
「摂取カロリー」考。
男性だと1日に2600kcal、女性で2000kcal程度は必要とされる。しかし昨今の日本人は1850kcal程度しかとれていない。これは戦後の食糧難の時代、1946年の1903kcalより少ない。飢餓に陥っても不思議ではないはずなのに、太り過ぎを気にする時代。これはいったいどういうことか? 結婚する前の一人暮らしのとき、おかずは少しでご飯は3杯飯を食べていたが、太るということはなかった。ところが結婚してからはご飯一杯しか食べないのにブクブク太った。今はご飯減らし目にしてようやく体重の増減がストップ。恐らく結婚してからの摂取カロリーは大幅に減っているのに。
Nov 29, 2023 36 tweets 1 min read
「親ガチャ」考。
最近、親ガチャという言葉をよく聞くようになった。生まれた家によって子どもの環境が決まってしまうのは昔からの話だが、ここにきてなぜ「親ガチャ」という言葉が根付いたのだろう?ということを、昨日のウェブ飲み会で話し合った。その中で、面白い指摘があった。じゃりン子チエ。 テレビアニメのその番組で、チエは見事な「親ガチャ」だといえる。夫婦は別れてお母さんはいない、父親はバクチとケンカばかりするろくでもない男。チエはしばしば「うちは世界一不幸な少女や」と愚痴るシーンがあったように思うけれど、その割にタフでいつも明るい。ホルモン焼き屋を自ら経営。
Nov 23, 2023 53 tweets 2 min read
「お金もらうわけにいかないし、晩飯だけ食べさせて」という約束で家庭教師をしていたことがある。指導することになったその子の状況について、家族全員に説明していたところ、その子の妹が不思議そうに「なんで文章みたいに話せるの?」と聞いてきた。 その家族の会話は、ほとんど単語で終わっていた。「ねえ、○○は?」「おい、△△しろ」その場の状況から察することができるから、単語で事足りる生活をしていた。状況から察する能力があるのだから、頭は悪くない。ただし、言葉を鍛えられる環境にはなかった。
Nov 18, 2023 10 tweets 1 min read
どうやったら子どもが勉強するようになるのか?という質問が複数。いくつか事例を紹介してみようと思う。
私の父は二つの小学校のガキ大将(どうやって?)だったのだけど、一緒に遊んでた悪ガキが、中学に入ってしばらくすると学年でダントツの1位になったという。 その同級生は、父親から「中学生になったら、お父さんと机並べて勉強するぞ」と言い渡されていたという。で、仕方なく毎晩机に向かっているうちに、宿題でもするか、試験前の勉強でもするか、となるうち、学習が楽しくなってきて、瞬く間に学年一番になったという。
Oct 28, 2023 21 tweets 1 min read
「エビデンスがなく、印象論で語っている」という指摘がしばしば。そりゃそうだと思う。私は「エビデンスが出てからでは遅い」と考えているから。エビデンスが出てしまうほど症状が深刻になってしまう前に気づき、それを修正できないかともがいているから。 扁鵲と呼ばれる名医がいた。ある時、死にかけていた王子の命を救った。王様は「お前は天下一の名医だな!」とほめた。扁鵲は首を振り、「私の兄の方が医師として優れています。病気が深刻になる前に治してしまうので、兄の医師としての名声は近隣に知られるだけにとどまっています」
Jul 11, 2023 8 tweets 1 min read
子どもが興味関心を失う大きな原因に「先回り」があるらしい。
自分が子どもの頃、大好きだった図鑑があって、「これ、お父さんが大好きでよく読んでいたんだ」というと、一つも読もうとしなかった。
ところが知人がくれた図鑑は擦り切れるほどに何度も読んで、私にその知識を披露してくれた。 私の勧めた図鑑を手にとろうとしなかったのは、私がその図鑑の内容について詳しいからだろう。ということは、その図鑑から知識を仕入れて親に披露しても、親は「ああ、知ってる知ってる」という反応しかしないだろう、それどころか追加の知識も披露して自慢するだろう、と嫌気がさしたのかも。
Jul 9, 2023 19 tweets 1 min read
「しょせん他人事ですから」って漫画で、子どもがしでかしたことに親子で謝りに行くシーンがある。けれど子どもは芯からは反省しておらず、親にも真実を告げておらず、のらりくらりな態度。被害者は許せないと激昂。事態の深刻さにようやく気がついた父親が土下座し、「申し訳ありませんでした!」 事態が飲み込めず、どこかキョトンとした息子。父親と一緒に風呂に入り、父親がみっともなく土下座してる様子を思い出し。そこまでしてくれた父親が「同じ失敗を繰り返す本当のバカにだけはなるなよ」とだけ息子に笑顔で。そこで初めて、なんてことをしたんだと強く後悔の念が襲い、「ごめんなさい」。
Jun 30, 2023 22 tweets 1 min read
安心できる居場所を強く求めながら、少し気に入らないことがあると激しく感情的になり、攻撃的となり、周囲を辟易させ、結果として居場所を失う人がいる。私は専門ではないので詳しい訳ではないが、境界性人格障害とも呼ばれるらしい。いわゆる「ボーダー」。
1mental-clinic.com/border/ 私はいくつかの事例を知るだけだから全部に適用できないだろうけど、こうした人達を見ると、自己肯定感が低いけど自己評価が高い、という特徴を感じる。自分を全く肯定できない原因の1つに、自己評価が高すぎる(私は本来、こんな立場・状況にあるべき人間じゃない)のがある気がする。
Jun 29, 2023 16 tweets 1 min read
為末大氏がEテレ「青木色」に出演。「スポーツとは身体と環境の間で遊ぶこと」と言って、ああ、とても面白い表現だなあ、と思った。与えられた環境があって、必ずしも思った通りに動いてくれるわけではないけれど一応動かすことができる身体があって、そのはざまで遊ぶこと。それがスポーツ。 ところがスポーツは長らく、指導者の言う通りの動作をすることが求められる、刑務所的なものになっていた。指導者の思った通りでなければダメ出しされる。どやされる。こうなると、受け手の生徒は叱られまいという思考で支配され、遊ぶどころではなくなる。
Jun 23, 2023 22 tweets 1 min read
子どもの頃、ソクラテスとかカントとかヘーゲルとか、哲学者とか思想家と言われる人たちの何がエラいのか、よく分からなかった。なんか難しいことを考えてた人たちらしい、という程度の認識。難しいことを難しく考えて、ご苦労なこって、という感想。正直、高校卒業しても何が偉いのか分からなかった。 それと比べて、アレクサンダー大王とかナポレオンとかエジソン、ガリレオとか。まんが偉人伝で出てくる歴史上の偉人はわかりやすい。何をし、何を成し遂げたのかがはっきり分かる。ところが哲学者・思想家はそうしたマンガ偉人伝にも全然顔を出さない。
Jun 21, 2023 13 tweets 1 min read
鉄道のローカル線は、その多くが廃止されようとしているという。これまで鉄道会社は大都市路線の黒字で赤字のローカル線を維持してきたが、コロナ禍で電車に乗る人が減り、いよいよローカル線を維持できなくなったという。自動車文化もこれに拍車をかけた。しかしこれ、最悪のタイミングになるかも。 遠からず、自動車文化は維持できなくなる恐れがあるからだ。表向きは地球温暖化対策のため、ガソリン車を走らせないようにしよう、という話になっている。しかしどうやら実態は、「石油を絞り出せなくなっている」のであるらしい。
Jun 21, 2023 18 tweets 1 min read
食糧危機は一般に、凶作などで作物が育たず、食料が不足するから起きると考えられている。だから解決するには、その貧しい国で食糧をたくさん作れば飢餓は発生しない、と考えがち。ところがアマルティア・セン氏の分析によると、それでは解決しないという。 不思議なことに、飢饉が発生し、餓死者が出るような国は農業国。国民のほとんどが農民の国で、自分で食料を作っている国で、餓死者が出る。他方、日本のように国民のわずか1%しかおらず、食料をろくに自給できていない国では飢饉が発生せず、大量の餓死者を出すこともない。なんという皮肉。
Jun 20, 2023 11 tweets 2 min read
親から誕生日やクリスマスを祝ってもらったことのない青年が、辻󠄀由起子さんに心を込めて描いた絵と、手紙。以下にシェアさせて頂きます。 【 出会いで人は 変わる 】

嬉しい✨✨✨✨✨

が、止まらない💖

共有許可をいただきました。
Jun 20, 2023 9 tweets 1 min read
辻由起子さんより、部活の合宿にどうしても参加したい、でもお金がなくて。そんな少年からの手紙。引用させて頂きます。 【 必ず必ず バイトが出来るようになったら
辻さんに お金を返しに行きます 】

昨夜。

「どうしても辻さんにお手紙を渡したい」と自宅に届けてくれました。

中学生男子。
涙が止まりません。
この国は、どうなってしまったのでしょう?
Jun 1, 2023 6 tweets 1 min read
ある程度話ができるようになった頃、なぜ卒論の時期になると不登校になるのか話してくれました。「学生の間は可能性のカタマリでいられる。けれど就職してしまえば社会の歯車の一つでしかなくなる。そう思うと気が重くなってやる気が出なくなった」と。 私は次のような話をしました。「鉄鉱石は可能性のカタマリ。ノコギリにだってトンカチにだってなれる。でも鉄鉱石のままだと木も切れなければクギも打てない。
けれど、もし大工さんが愛してならないノコギリやトンカチになったとしたら。いろんな現場に連れて行ってくれるだろう。」
Jun 1, 2023 25 tweets 2 min read
私が「驚く」ようになったのは、ある学生との出会いがきっかけだった。その学生はすでに2回も卒業の機会を逃していた。卒論の時期になると大学に来なくなるから。
その学生は、何を問いかけても気のない返事。「はあ」「わかりません」意欲や能動性というものが一切欠如していた。 それまでの指導教官によると、あまりにも無気力なので仕方なく、あれをやれ、これをやれと指示を出すのだけど指示以下のことしかできず、しかも来なくなるのでお手上げだったという。私は、能動性、意欲を取り戻さないと話にならないと思い、まずはそれらを取り戻すことから始めることにした。
May 31, 2023 6 tweets 1 min read
少子化対策に5千億円を上積みして、3兆5千億円を支出するという。他の人もコメントしているけれど、本当に少子化対策と言えるところにこの資金が投入されるのか?という疑問はある。これまでの施策も失敗続きだったわけだし。
news.yahoo.co.jp/articles/cd189… 結婚相談所「結婚物語」の仲人Tさんによると、男性が親と同居している場合、結婚へのハードルはかなり上がるのだという。ところがこの記事にもあるように、今の若い人は少なからず親と同居しているのだという。原因は低賃金で、とても一人暮らしできないから。
imidas.jp/mikata/?articl…