ごーど|「心の余裕」の作り方を学ぶ Profile picture
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Nov 21, 2024 10 tweets 2 min read
人間関係のストレスで、心療内科に通っていた友人。
久しぶりに会ったら別人に生まれ変わってた。

友人は
・誰にでも優しい
・他人を責めない
・困っている人を助ける

でも
・人運に恵まれない
・まわりから雑に扱われる
・「いい人」として利用される

そんな生き方をしている人だった。

本当に誰にでも優しく、私はとても尊敬してたけど、冒頭の通り、心の底ではいつもムリをしていて、心療内科に通っていた。

そんな彼と久しぶりの再会。

リラックスした表情。穏やかでありながら芯の通った声。笑顔に包まれた柔らかい雰囲気。コーヒーを飲みながら、ここ数年で何があったのか話してくれた。

↓↓↓↓ 以下、会話 ↓↓↓↓

ごーど「なんか元気そうで安心したよ。スッキリした表情だね。会わない間に何かあった?」

友人「色々あったね。でも自分が変わったコツは1つだけかな」

ごーど「なにそれスゴく気になる。笑」

友人「えっとね、人付き合いに ”ストップロスオーダー” の考え方を取り入れたの」

ごーど「めっちゃ意外な単語出てきた。”ストップロスオーダー” って株取引で使う言葉だよね?」

友人「そうそう、良く知ってるね。俺は株はやらないんだけど、まえに読んだ本から、人付き合いのヒントとして考え方を知ったんだ」

ごーど「人付き合いと株取引。ぜんぜん違う世界な気がするけど、繋がるものなんだね。で、どんな考え方なの?」

友人「ストップロスオーダーというのは、【 ある一定のラインを下回ったら手放す 】って考え方だよ」

ごーど「一定ラインて金額のことだよね?」

友人「そうそう。例えば 10,000円 の株を持ってたとする。その株価は、増えたり減ったりする。お金の値動きはメンタルをすごく削るらしい。」

ごーど「それは間違いないだろうね」

友人「だから、自分がテンパらないように、”この株の値段が 9,000円 以下に落ちたら売却する" とあらかじめ決めておくの」

ごーど「右往左往したり、パニックになったり、デモデモダッテとなるのを避ける。その株に執着して、メンタル削られるのを回避する感じか」

友人「うん。困ったシーンで都度考えるんじゃなくて、あらかじめ手放すラインを決めておく。未来の自分を助ける準備をしておく」

ごーど「理解できた。それが人間関係とどう繋がるの?」

友人「自分が許せるライン、許せないラインを決めて、そのラインを超えたら ”相手と縁を切る” ようにするの」

↓ ごーど「すごい発想だね。それで上手く行くの?」

友人「すべて上手くいったよ。長年、人付き合いにストレスを感じてたけど、ぜーーーんぶ自分が悪かった。断言する。全部自分のやり方が下手だった」

ごーど「昔を知ってる俺からすると、説得力がすごい…」

友人「人付き合いに苦しんで、それを周りのせいにしてる人がいたら、本気で考えて直して欲しい。ちょっとした気付きで変われる。タイムマシンがあるなら、過去の自分にも教えてあげたいもん」

ごーど「確かに、気付きは人生を救うよね…」

友人「昔の俺って、とにかく雑に扱われてたの。それなのに全てを我慢してた。自分が我慢することで、上手くバランス取れるなら良いと思ってた。それが優しさであり、大人な態度だと考えてた」

ごーど「うん、知ってる」

友人「でもさ、人間関係って対等じゃないと成り立たないんだよね。互いを ”本当の意味で尊重してる” のが大事」

ごーど「うんうん」

友人「例えば、口ではゴメンと言うけど、態度を改めない人なんかは相手を下にみてる。別の人に対してはちゃんとした態度、でも自分に対してはヒドい態度な人っているじゃん」

ごーど「気付いたとき、めっちゃ悲しくなるやつだね」

友人「むかしの俺は、そんな人間関係を山ほど持ってた。自分を犠牲にすることで繋ぎ止めてた。悲しい言い方をすれば、優しい自分に酔ってたのかもしれない」

ごーど「そんなことは…」

友人「きっとそれを ”自分の存在価値” と勘違いしてたんだよ。そのズレた価値観が、次々と良くない人間を呼び寄せてたんだ」

ごーど「俺としては、お前は尊敬するレベルで人間できてると思うんだけどな。今ふり返ると、そんな捉え方も出来るんだな…。いろいろと難しいね」

友人「ホントありがとね。人の価値観なんて簡単には変わらない。”次はちゃんと断るぞ” という決意も、いざ相手と対面したら一瞬で消しとぶんだ。だから、紙に書いたりして、あらかじめ【 縁を切るライン 】を決めておく。未来の自分を助ける準備をしておく」

ごーど「もう少し聞かせてよ。ラインを決める所までは分かった。その上で具体的にどう行動するの?」

友人「友人のひとりに遅刻常習者がいたんだ。俺はいっつも待たされてた。待ち合わせ時間に ”今起きた” なんて当たりまえ。でね、ある日やっぱり遅刻してきたの。LINEで "本当にゴメン。すぐ行くから待ってて” と来たけど、俺は待たずに目的地に向かった。先にひとりで満喫した」

ごーど「おぉ、すげーな。LINEはムシした感じ?」

友人「いや返したよ。”待っても10分かな。それ以上は時間もったいないから先に楽しんでるわ” とシンプルに送った」

ごーど「まあ、当然の返信だよね」

友人「うん。でも心の中では迷ってる自分に【おい、何をそんなに悩んでいる。遅刻常習犯のコイツにそんな価値はないぞ。譲歩しても10分だろ】って声かけしてた」

ごーど「結構ハードな声かけ。笑」

友人「それが大事なんだよ。”ヒドいこと言ってる自分” に目を向ける前に、”すでに十分ヒドい目にあわされた自分” に目を向けるの。過去のマイナス部分も考慮すると【これ以上付き合う価値はない】になる」

ごーど「おぉっ!それで相手とはどうなった?」