すずもと Profile picture
当たり前のことが当たり前にできる人々の無自覚な残酷さ。
Apr 25 5 tweets 1 min read
「星野源でも、米津玄師でも(略)誰でも良いから(略)戦争反対、平和主義を全面に押し出した曲出してくんないかな」という発言を見かけたが、これはフェミニストが「仮面ライダーはもっとフェミニズムを取り込むべき」と主張するのに似ている。これはつまり世界観をオーソライズして欲しいのだよな。 自分たちの主張で社会を変えたいというよりも、既存の何か大きな存在から「私はあなたと同じ世界観を共有します」と大々的に発表してもらいたいのだ。共有とは最高度の承認だ。「あなたのような世界観があってもいい」レベルの承認ではなく「私はあなたと同じ世界観を持っている」と言って欲しいのだ。
Mar 10 4 tweets 1 min read
「男性同士のケアは深い傷を浅いことにする、ある傷をないことにする」という話が流れてきたけど、全くそうなのだよな。「お前はまだ戦える/戦える奴だ」というのが男同士のケアなのだ。だから戦うこと自体に倦んでしまった人や、戦うことの価値を理解できない人々にとってはケアと認識されないのだ。 「痛いよね、辛いよね」ではなく「傷は浅いぞしっかりしろ」が男のケアなのだよな。戦い続けることが要求される男にとっては戦線を離脱させられることや戦力外と見なされることが大ダメージになる。むろん死にかけている時に必要なのは治療であるにせよ(しかしそこで見捨てられがちなのも男である)。
Feb 27 8 tweets 1 min read
もはや10年前の本だが、『ビッグデータの残酷な現実』で紹介されていたマッチングサイトのデータによると黒人女性は黒人男性からさえ好かれておらず、全人種で男性からの人気が最下位だという(なお女性人気が最下位の男はアジア系)。黒人女性を魅力的に描くのは当の黒人にさえ難しいのかもしれない。 wokeな絵師でなければ「黒人らしさ」を表す記号をいくつか脇に置いて「魅力的」な黒人を描けるかもしれない。しかしそんなことをすれば仲間から袋叩きに遭うわけで、「黒人は黒人(を表す記号全部盛り)のままで美しい」という姿勢を崩せない以上、wokeな絵師が「魅力的」な黒人を描くのは難しそうだ。
Jul 6, 2025 5 tweets 1 min read
女性が子供を産まないことで国を滅ぼすこともできるとは夢がある、生きる力が湧いてくる、という旨のツイートを見たのだが、個人的には納得できる異性に出会うことができずに淘汰される人の精一杯露悪ぶった叫びに見える。そしてまたこのような人は次世代からいなくなりこうした意見も消えていくのだ。 こんな社会のお荷物になるなら本望、どんどんこの社会から搾取してやるよ、という捨て鉢なツイートが続いていたが、次世代にとってそのような人間はお荷物を通り越して怒りや恨みの対象になってしまうだろうことは想像に難くない。滅びに瀕した社会で一体何がそのような人を守ってくれるのだろうか。
Jul 5, 2025 11 tweets 1 min read
インテリ本来の役割は「言論の自由」を行使できない、言葉を持たない人の思いを言語化して代弁することだ、どいう旨の意見を見た。自分もまさにそうあって欲しいと思う。思うのだけど、今までインテリがその役割をきちんと果たしてきた時代がどれほどあっただろうか、とも思う。 インテリも結局は自己の利益のためにしか言論を振るわないわけで、インテリが言葉を持たない人の思いを代弁するとしたらそれが自分の利益になる場合だけなのだよな。それは仕方ないことなのだろうが、現代はインテリが言葉を持たない人の代弁をすることがインテリ自身の利益に繋がりにくくなっている。
May 13, 2022 5 tweets 1 min read
高等教育が少子化を招くという話、「教育されることで女性が賢くなって子供を産むという愚かな行為をしなくなる」というよりは「(男女ともに)教育を受けるほどに子供を持つという行為が相対的に愚かな(コスパの悪い)行為・不道徳な行為に思えてくる」といったところだと思っている。 現代社会で教育は自分のために受けるもの、受ければ受けるほどできることが増え、選択肢が増え、自由になっていくものとされているよな。教育の場で「より学んだ諸君はより自由になる」という思想がセットで教えられている。良く教育された人間が子を産むなんて「せっかくの自由がもったいない」のだ。
May 12, 2022 5 tweets 1 min read
アダルトビデオの「契約時の意志によらず取り消しができるべき」という意見への、業界が立ち行かなくなるとの反論については「それで潰れるならそのほうが好都合、むしろ潰れて欲しい」と思っているだろうし、「取り消されたくなければ出演後も後悔させないようにすべき、それがあるべき姿」なのだな。 そしてこの相似が興味深いのだけど、女性が(しばしば情況に流されて至った)性行為を事後的に「あれは合意していなかった、強姦だった」と訴えるかどうかについては、その女性に相手男性との性行為を後悔させないようにすることが肝要、という構図をAV業界にも適用しようとしているようにも見える。
May 11, 2022 4 tweets 1 min read
アダルトビデオに「撮影で人を殺せば殺人罪だし暴力シーンも実際に暴力は振るわないのに性行為だけなぜ実際の性交を合法化するのか」みたいな意見がTLに流れてきたけど、殺人や暴力は犯罪だけど性行為は犯罪でないということが考えから消えているのだな。報酬を人質にした強要と捉えているのだろう。 私は頭が古い人間なのでアダルトビデオへの出演が好ましいこととは思わないけれど、しかし「AVへの出演は原則的に行為の強要である」「契約時の意思に関わりなく契約を取り消せるようにすべき」のような考え方からは、「AV自体が本来なら違法であるべきものである」という理念が背景にあると感じる。
May 10, 2022 4 tweets 1 min read
「強い理性で丁寧に、傷口を洗ってくれる」と評判の『作りたい女と食べたい女』の1巻を読んでみたのだけど、内容があまりにも事前の想像通りであった。それにしても「ジェンダーロール」は出てこないが、それは「ジェンダー」が崩れただけで「ロール」はバリバリ残っている作品で、そこはいいのか…。 結局のところ「春日さん」が、そこらの男を軽く上回る逞しくて強面な騎士として「野本さん」(というより作中に自己を投影している読者女性)の敵である「女性に対する態度の悪いところを煮詰めたような男ども」を様々なやり方でやっつける一方で「野本さん」への包容力を発揮していく図式なのだよな。
Nov 1, 2021 5 tweets 1 min read
発売日に買ったまま2年近く積んでしまっていた『反穀物の人類史』をようやく読んだ。いかに初期の国家というものが脆く壊れやすいものであり、狩猟採集生活と比べて有利でも進んでいたわけでもなく、「文明人と野蛮人」という対立や優劣のフレームで捉えることがいかに的外れかと主張する本だった。 農業に従事させた人間から搾取して国家を維持する初期のシステムは本当に脆弱で、苦労して維持しても「蛮族」の襲撃で簡単に御破算になってしまう。そのバランスとして「農業に従事させた人間から搾取した上がりを蛮族にも分配する」仕組みが成立し、そこで囲い込まれる人間はまさに「家畜」なのだな。
Oct 24, 2021 5 tweets 1 min read
何らかの物語・出来事を理解するための枠組み(認知フレーム)が「強者と弱者」「加害者と被害者」という形に最適化されており、その上で「弱者」「被害者」の視点から物事を解釈する、というのが現代の標準的な物事の受容方法になっているのだよな。現状の社会においてもはそれが最も適応的なので。 むろんそれは選択の余地なく弱者である人を救うためのものではあるのだけど、弱者でない人も弱者として振る舞う方が有利になるので弱者として振る舞うし、また弱者へ共感や同情を寄せることが「正しいこと」とされたことと合わさって「弱者の立場で物事に向き合うこと」は現代の道徳やマナーとなった。
Oct 22, 2021 5 tweets 1 min read
キャンセルカルチャーが単なるリンチというのは確かにそうだなあ。一人一人がめいめい気の済むまで殴るだけで刑量が定まっていない。
しかし刑量を決めるわけにはいかない事情もある。相手の所属組織に「責任ある対応を求めます」という。このとき刑量を指定してしまうと強者性が露わになってしまう。 だからもし「どれほどの処分をお望みで?」と訊かれても、「それはそちらで社会的合意が得られると思う処分を決めてください」としか言えない。あくまで「弱者である自分たちを、(相手の所属する)強者である組織が、自発的に守ってくれた」という体裁は守られなければならない。
Oct 19, 2021 4 tweets 1 min read
人工子宮が実用化されても男性の利用には強力な制限がかかるだろうという話、既に「女性の尊厳を傷つける」みたいな意見があった気がするが、独身男性による虐待への危惧を措いても「女性による選別を経ていない男性が子供を得ることへの危機感」によって規制の動機が高まることは想像に難くない。 規制を求める意見は女性からが圧倒的に多いだろうとは思うが、人工子宮ほどの問題だと男性も大いに規制を支持するんじゃないか。少なくとも現在非モテ男性を批判している層はみな規制支持に回るだろう。最低でも卵子の入手に厳しい制限(結婚した妻以外からの提供禁止)が課されるのではないかな。
Oct 18, 2021 4 tweets 1 min read
オタク界隈における腐女子迫害の過去が話題になっていた矢先にこの話か。
もし腐女子を批判していた人間がこの件で「オタク文化は先進的」と誇らし気な態度を取ろうとするならば、どういう切り分けが必要になるのだろうな。やはり一次創作と二次創作(やおいパロ)の切り分けは重要になりそうだが。 「迫害があったのではなく一部が対立していただけ」という指摘が結構ある。確かに自分から見えた範囲だと、ネットでは腐女子を批判する男性オタクの意見をよく目にしたけど、友人だったオタク男子の意見は「あの人たちもおかしいけど俺らも似たようなもんだし、相互不干渉」といったものではあった。
Oct 18, 2021 4 tweets 1 min read
「イケメン/ブサイク」という分類になるかどうかはともかく、「女性と接し慣れてて異性に飢えてなさそうな人の親切だから私を狙う意図は無く純粋に親切な人なんだな」と感じるか「女性と関わらずに生きてそうな人がわざわざ接近して来るってことは、私を狙ってるってこと…!?」と感じるかなのだな。 「異性に飢えてなさそうな男性は(私が積極的に誘わない限り)私の体を狙ってこないだろうから私を性欲の対象でなく一人の人間として見てくれると思えて人間的に信用できる」
「異性に飢えてそうな男性は私のことも性欲の対象として見ているだろうから全ての行為が私の体を狙う意図の表れに違いない」
Oct 16, 2021 4 tweets 1 min read
これの対案は既に出ていて、シングルマザーへの手厚い扶助がそれですよね。すべての女性が上位2割(女性が「普通」程度に魅力を感じられるライン)の男性の子を産めるようになるための解決策です。そこで選ばれなかった8割の男性に恨まれず退場してもらうための「男性は競争から降りていい」なわけで。 「男は競争から降りてもよい、男は男らしくあることに縛られなくてよい」というのは「私たち女性から選ばれなかった男性は選ばれなかったことを恨みに思ったり女性を得ようと強引な手段に出たりして私たちの安心を脅かすことのないよう、穏やかな気持ちで社会の維持に努めて欲しい」ということですよ。
Sep 28, 2021 5 tweets 1 min read
「おじさん構文」がまた槍玉にあがってるけど、女性と初めてメールした頃にあまりの絵文字の多さに困惑したことを思い出すな。自分はコミュ障なのでメールや会話の雰囲気は相手のそれに合わせることで乗り切っていたけど、あの絵文字やノリをコピーしたら完全におじさん臭いメールになってしまう、と。 いやもちろん、おじさん風のメールと女性のメールが同じであろうはずはないので、自分がその違いを感得できないのが悪いと思ってはいるのですよ。それがたとえ自分の社会性の低さによるもの(つまり「誰が発信しているのか」によって自動的に文から受ける印象を補正する機能に問題がある)だとしても。
Sep 28, 2021 4 tweets 1 min read
先日「オーバーニーソックスは単純に可愛いと思ってたけど、ソックスとスカートの隙間を見て性的に喜ぶ男性が多いと聞いたので良くないと思うようになった。男性を喜ばせないで欲しい」という旨の意見を見て、実に端的に女性の心理が表れていると思った。性表現の「女性の主体性」もこれが鍵なのでは。 つまり「結果的に男性が喜ぶこと」「男性を喜ばせるためにやっていること」「男性を喜ばせるためにやらされていること」の区別がつかないし、つける必要もない、ということなのだよな。だから必要になるのは「これなら男性は喜ばない」という確信なわけだ。一体どうすればその確信が得られるのだろう。
Sep 28, 2021 5 tweets 1 min read
仮想水という概念があるよな。農作物の輸出入は、その作物の育成に必要な真水をも実質的に取引きしている(この真水を仮想水と捉える)のだ、という考え方だ。子供への投資はこの仮想水に似ている。子供を納税者に育てるコストそれ自体が実質的に国へ納税しているようなもの、仮想税なんじゃないのか。 まあ子供が清く正しい納税者に育つ前提があっての話ではあるけれど。ともかく農作物の収穫までに必要な真水のように、納税者の収穫までに必要なコストを「仮想税」と捉えると、社会を維持するためには目に見える「税金」だけでなく、水面下に巨大な「仮想税」がどれほど必要なのかという話になるな。
Sep 17, 2021 6 tweets 1 min read
フェミニストに批判される女性表現が巨乳か否かで揉めているのをよく見るが、問題は胸の大きさではなく存在感なのであって、しばしば批判している側もそれを自覚していないように見えることがある。「存在感のない胸」がどんなものかは女性誌向けの挿絵を見ると分かりやすい。
atelier-fabrique.jp/works/book/ill… 女性向けに描かれる胸はよほど大きくない限りストンとした服のラインに隠れているし、そうでなくともハイライトや陰影がない。とにかく存在感を主張しないようになっていて、それが女性の標準的な身体感覚なのだろう。だから凹凸の判る表現や揺れて存在を主張する胸を見ると居心地が悪くなってしまう。
Aug 9, 2021 5 tweets 1 min read
小田急線通り魔の犯人についてニュースで人となりを読んだ程度の憶測で言ってしまうけれど、顔もよく勉強もできウェイ系でモテた男性が、歳を取るにつれて社会的地位や安定した収入がないと同年代の女性から相手にされなくなってくる、その転落と屈辱によって狂ったのだろうなと思ってしまうな。 「女性を狙った犯罪だ」という声もあるけれど、アラサーであっても社会的地位や安定した収入が無くても交際できる女性と、社会的地位や安定した収入がないために「対象外」扱いされる側の性である自分を引き比べ、そこに納得できない感情が黒々と湧いてくる気持ちをどうしても想像してしまうよ。